案内人は誌面を舟でいく
雑誌などのライターというのは「自分のことを書く」のではなく取材などを通して「他人のことを書く」というお仕事だと思う。対して「作家」というのは、すべて自分でひとつの世界を構築していく。雑誌などのライターは原稿によって、読者に価値のある「何か」を伝えていく案内人なのだ。案内にも「良い案内」と「悪い案内」がある。悪い案内には大変な遠回りや、誤解のもとになる。良い案内人になりたいと思う。結局は水面下で、どれだけ足を動かせるということではないだろうか。
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