過去も未来も
ECHOBELLY / EVERYONE'S GOT ONE(1994)
スライド型書棚からCDを引っ張り出してみる。このエコーベリーのファースト好きだったなぁ。同じ感じだと、サンディズも好きだった。ふたつのバンドとも、ポスト スミスなんていわれたけど、ギターサウンド重視のバンドという意外、あんまり関係ないと思う。
僕は当時それほど、スミス派でもなかったので、素直にギターバンドとして好きだった。シャープでエッジの利いたギターサウンド。それに、インド系イギリス人の女性ボーカルのソニアの個性的で、勝気な雰囲気ながら、品を感じる唄い方が好きだった。ひさしぶりに聴いてみてもその感想は変わらない。多分、今から10年後に聴いても素敵なサウンドだ。
このアルバム以降、残念ながら、セールスは失速していくのだけど、それはアルバムの質が下がってという訳ではなく、まぁ、トレンドではなかったということか。サイトの最新の音源をチェックをしてみると、過去の栄光を引きずることなく、トレンドに寄り添うこともなく、自分たちの世界観を守って、現在の音楽を作っているようで嬉しい。今の楽曲の十分魅力的だと思う。
MY SPACEなどがあると、ヤル気さえあれば、自分たちの音楽を発信しつ続けることがある環境があるのはいいことだし、応援したい人にもこのダイレクト感はいいね。