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慰められた。

07 「007 慰めの報酬」(封切作品)

 ダニエル・クレイグによる007シリーズ2作目。前作「カジノロワイヤル」は良かったので、今回も期待。結論、前作が好きだった人にはお勧めできると思う。

 冒頭から、大迫力シーンで始まる。カット割が早過ぎて、やっていることは完全にわからないのが少し不満ですが、まあ細いことかもしれません。

 今回の敵役はエコロジー事業を隠れみのにしてる悪人。なんとも今ふうで、こういう時流を受けた敵の設定はニヤリとさせます。もちろん、あくまで隠れみのですから本作にエコロジー事業についてうんぬんというテーマはないでしょう。その薄さは007シリーズの魅力だと思う。悪役自身は肉体的には弱そうなんだけど、成り上がりっぽいズル賢い感じがリアルです。

 アクションは、肉体的な格闘シーンが多く、そこが古くて新しい。今回は秘密兵器はほとんどなし。ボンドの持っている携帯電話がさまざまな情報装置になっているくらい。ボンド・カーは黒のアストン・マーチン。渋くてカッコいいです。

 ヒロインも一途な女性という感じで良かった。こう書くと、今までの007シリーズとは随分変ってしまったところがあるためか、シリーズとしてのつながりを感じさせる場面は、いくつか用意されております。プレイボーイ的なところもね。

 今回の舞台は、イタリア、オーストリア、中南米。007シリーズの魅力って、大掛かりなロケーションと、悪役との豪華なパーティのシーンが好きです。必ずパーティに勝手に入場するボンド。そして、銃撃戦。逃げるのは調理場(笑)。娯楽作品だけど全体の色使いがシックなのも好きです。





 

  

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