とろける女性たち。
「とろける鉄工所1」
マンガは好きなんですが、買うのは時々です。欲望のおもむくまま買うと大変なことに。スペースを取るのですよね。過去にあったスライド書棚もいっぱいになりました。別にスライド書棚は部屋に置きたくないのです。
ですので、今はもっぱら人から借りたり、ネットカフェで読む、というのが多いです。でも、時々ふと、買ってしまいます。そんな時はアマゾン。便利なものです。気になったらとりあえず欲しいものリストに入れておいて、たまにポチッと買うのがすき。
「とろける鉄工所」年末にオーダーしていたのですが、最近届きました。予想を上回る人気なのかな。ちいさな溶接工場を舞台にした1話4ページ完結の作品です。基本的にはコメディタッチなんですが、溶接技術についてのコトや、さりげない人情話もあり、なかなか読ませてくれます。
人情話の濃度が適度というか素敵ですね。なんて書きつつ一番の魅力は女性キャラ、さと子さんと奥さんです。これですね買わせた魅力は。そこで表現される繊細な表現は、この漫画家の可能性を示唆するものです。12話の詩的なラストは素晴らしい。マンガっていいものですね。
「大東京トイボックス」も「東京トイボックス」と併せて一気買いしたいなぁ、と思ったり「超人ロック」が全部欲しい、という恐ろしい考えが浮かぶのです。自粛自粛。スライド書棚を部屋に置くのはもう避けたい。自分だけの図書館を作れればいいなぁ。いや、ネットカフェか??