頭のない身体。
自分は、どうも頭の中に「芯」がない。流されそうな状況になれば、簡単に流される。ポリシーや信念がないというか。では、それらがないと人は生きられないだろか?そんなことはないと思う。実証。自分はそれでも生きている。お腹も空くので今日の朝食をどうしようと考える。薄いパンに帝国ホテルマーガリンを塗ってトーストにする。目玉焼きにカリカリに焼いたベーコン、さやえんどうと焼きトマトを添えよう…そんなことはすぐに思いつく。でも、それより難しいことがダメなのだ。自分は頭のない機関ではないか。頭がないのに手や足だけがドタバタと動いて、ジタバタと一日が過ぎていく。キャベツは芯よりそれ以外が大事だよね、と自分を慰める。それで納得して考えない。まさに思考停止。