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毎日の字間 2013.010.19「映画祭というしくみ」

おはようございます。
(大人の時間?)



映画祭に行ってみたいな、と思った。実は最近は行ってない。時間がないので、というのは完全なる言い訳で、もっと気の利いた言い訳考えろ、と自分でいいたいぐらい。

時間がないから行けない、というなら映画祭に行く人はみんなヒマ人なのか?ということになってしまう。そんなことはない。みんな平等に割り当てられた24時間を一生懸命やりくりして時間を作っているのだろう。

(時間をつくる、という努力は本当に素晴らしいと思う)

音楽祭(野外フェスなど)がここ最近ずっと盛んである。映画祭もそうならないだろうか。考えてみる。音楽フェスにくらべて、映画祭はライブ感に劣る、というはあると思う。

例えば、音楽祭がライブの記録映像を見る場だったら、参加する人はグッと少なくなると思う。


やはり、「ライブ感」に価値を見いだして、みんな音楽祭に参加するのだろう。会場に存在するアーティスト。この日のこの場のために演奏されるライブ、手が届きそうな距離、この場にいるお客さんとの交流。

では、映画祭の魅力はどうだろうか?

音楽祭と比較すると、ライブ感が唯一、確実にあるのは「この映画祭に集まったお客さん」ということになると思う。

(監督等の舞台挨拶は魅力だが、映画祭の不可欠要素までにならない)
(でも、お客さんはいないと映画祭は成立しない。お客さん=不可欠)

映画祭のおける最大の魅力は、同時に不可欠要素である「お客さん」
ということにならないだろうか。

映画祭をより成功に導くには、

「お客さんが、お客さんによって生み出される映画祭の魅力」
(それをさりげなく手助けする映画祭の制作者たち)


というのが、ひとつのキーになるのでは、と考えた。
その仕組みを考えたい。




珈琲を飲みながら。

良い土曜を。
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