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毎日の字間 2013.010.8「リセット」

こんばんは(おはようございます)
(あんまん、食べませんか?)



機械には、生きる意思も意味もいらない。電気があれば、動くし、なければ動かない。それだけである。まさに0と1の世界。素晴らしくもあり、悲しいところでもある。当の機械は素晴らしいとも、悲しいとも思わない訳で、人間が勝手に思っているだけ。

(機械のようになりたいと思うことがある)

全部機械も嫌なので、半分くらいだろうか。いや、肉体は生身でいいのである。脳のごく一部にリセットスイッチが欲しい。頭の後ろのやや下ぐらいに小さな赤いボタンがあるのがいいかと思う。なにかあれば、これを長押し3秒くらいでリセットする。全部リセットで、赤ちゃんになってしまうと、いろいろ面倒になる。だから、1日前くらいに戻るでいいかな。そう、1日前ぐらいで丁度いいかな実用的には。

(リセットとは「失う」ことである)

失うことが大好きな人はいるのだろうか? そこはきっと、「楽しい」ことはとっておきたいし、「つらい」ことは失いたい、という「分類」の考え方もあるかと思う。

では、つらいと思うことはすべてリセットしたとする。すると、素晴らしくなるだろうか。今度は「楽しい」ことに優劣をつけ始めるか「楽しい」ことがリセット前より楽しくなくなるかもしれない。すべてが、楽しければ、それはもはた「楽しい」という意味が薄くなる。

(それにしても、つらいことは忘れたいのが人間の本性だと思う。でも、完全に忘れるのが難しいのがまた人間だと思う)

ツライことをいいことだ、なんてことは僕は絶対いわない。ツライの嫌だ。でも、ツライことがあれば、それはそれでいいのだ…となるべく自分の言い聞かせるようにする。

(言い聞かせるのが毎日。それが人生)

おやすみなさい
(いってらっしゃい)

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