毎日の字間 2013.10.11「大腸カメラは銀塩カメラの夢を見るか?後編」
こんばんは。
(おはようございます)
※前回、前々回の続きです。
大腸カメラの検査の日、検査20分くらい前には病院に着いた。普通の格好だが、脱ぎ易い服装でいった。受付をすますと着替えるように指示を受けた。
下着のTシャツは着たまま、トランクスは脱ぐ。お尻の部分が空いているゆったりとしたパンツに履き替える。そしてワンピースになっている検査着になる。
検査で呼ばれるのをTVやそこにあった医学関係の本を読みながら待った。本をパラパラと読む。15分程度だろうか。
(正直、緊張する。肛門にカメラを入れるなんて。僕は座薬だって苦手なんだ)
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名前を呼ばれる。
ヨロヨロと立ち上がって、検査室に案内される。
(検査室には医師と看護士の2人がいた)
医師は江口洋介みたいだった。
看護士がなぜか、とってもキレイな人だった。
(これは現実の世界なのだろうか?)
医師の挨拶があり、検査はスタートした。医師にお尻をむけるように検査ベッドに寝る。自分の顔をむけていた上のほうに小さなモニターがあった。これは大腸の中を写していたかもしれないが、それに目を向ける余裕のない僕であった。
看護士から声をかけられて、鎮静剤の点滴の針がチクッとする。
さて、いよいよ本番。医師から検査がスムーズにおこなうために肛門に指でゼリーをいれますよ、といった説明を受ける。肛門に指が入る。これを飛び上がりたいほどツラかった。2回あったので2回飛び上がりそうになった。看護士が押さえてくれなければ、飛び上がって天井まで人の形をくりぬいたかもしれない。時間的には30秒にも満たないと思うけどね…僕は特別そういうに弱いので。
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あー、これからどうなるのと思いながらベッドから検査室の風景を眺める。
(これから、どうなるのだろう)
(医師は大腸カメラのレンズでも磨いているのだろうか)
おとなしくしている。
それから、5分くらいだろうか。
「もう、少しで終わりますからね」
えっ、と思う。僕は肛門に指を入れられてから、医師は大腸カメラの準備をしていると考えていた。ところがカメラは入っていたのだ!気がつかなかった。カメラが入ればそれなりの異物感を予想していのだが、気がつかなかった。そして間もなく。
「終わりました」と告げられる。点滴はまだ残っている。ボーッとする。看護士からベッドで30分くらい休んでいってください、と説明される。点滴を吊るしたままベッドのある休養室に案内される。そこでひと休み。あー終わったと思う。
ベッドでの休養が終わり、
検査は終わった。着替えて書類をもらい1Fで支払いをする。
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検査の総括としては、ツラかった点は2点に集約。
(1)当日の朝に飲む2リットルの腸をキレイにする液体と排便の繰り返しで、便を液体にするコト(これをクリアしないと検査できない)。
(2)検査時の肛門に指を入れられるところ(30秒くらい?)
てなところでした。
※最後に。
以上の3回の大腸カメラ体験記はあくまで僕の私感であり、記憶で書いたもので不正確な部分もあったと思うし、構成上省いた部分もある。また、検査の方法も病院によって違いがあるようです。本当に検査をする場合は病院の説明をよく確認したほうがいいと思います。
明日は土曜日だね。
(おやすみ、いってらっしゃい)
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