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楽しさとせつなさ、それが人生

Review 映画「 レボリューション 6」(ドイツ・2002)

ドイツのアート系映画ってあんまり観たことがない。思いつくのは「ラン・ローラ・ラン」「バンデンツ」ぐらいか。それらの作品は個人的にはそんなにおもしろく感じなかった。でも、今回観た「レボリューション6」はおもしろかった。昔はアナーキストな映像集団だった6人の若者。今では2人をのぞいてカタギな生活をしている。ところが昔自分たちが仕掛けた爆弾の爆発をキッカケに15年ぶりに集まることになる…自分たちの今の地位を守るために…というストーリー。目的達成のためのプランを進めるおもしろさと、仲間のドラマ、オシャレな画面作り、これらの要素をキレイにコメディタッチに描きつつ、せつなさも同居。ホロリとくるラストも良し。この手の映画ってどうしてもおもしろさに偏りが出る場合(映像はカッコ良いが、話しはイマイチなど)が多いのだけど、そこの調整が実にうまくいっている。なのでふだんこういった映画を観ないと人も楽しめと思った。
http://www.sonypictures.jp/archive/movie/worldcinema/revo6/

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