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作れない。

Rimg0201 お好み焼きが好きです。素を使って自宅で作ることもあります。いろいろまぜればそのうちできます。

 外で食べるのも好きなのですが、お店によっては、基本自分で作るお店があります。それは苦手でうまくできないのです。

 作り方のマニュアルもある訳ですがそういったものがあると、それにできるだけ忠実に作りたいと考え、でも無意識に真剣にできず、うまくいかない。まぁ、面倒くさがりなものですから、テンションが下がります。無意味に下がるのも変なのですが、心の動きが急速に曇っていきます。暗雲たちこめる感じですね。食事という時間に違和感を感じでいきます。空気の流れが違うのです。嫌なのです。

 考えごとをしていると、「お待たせしました」とできあがった料理が目の前に置かれる。我に返って、食事がはじまる。そんな感じが好きです。

 

 

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MAGNET26 高橋幸宏+原田知世 pupaインタビュー

Mag26_2MAGNET 26 "Floating Style"2009
Interview  with pupa 高橋幸宏&原田知世

 北海道の夏のイベントいえば、ライジングサンロックフェスティバル(RSR)。

 昨年にて素晴らしいステージをみせてくれたYMOの高橋幸宏、原田知世、高野寛を含む5人のエレクトロニカ・ユニットpupa(ピューパ)のステージを本誌「マグネット」はとらえました。

 RSRでのステージでの写真と、高橋幸宏&原田知世 インタビユーで構成しました。配布は札幌市内を中心に7月より配布していきたいと思います。↓制作メモは以下に紹介しますね。

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オシャレ特急

Cs 洋画★シネフィル・イマジカ
「カサンドラ・クロス」(1976)

アメリカ軍が極秘に実験していた病原菌にテロリストが感染。逃亡先は乗客が1000名以上の大陸横断特急。密閉された列車でのパニックに軍の対応と、列車に乗り込んでいた主人公の医学博士、作家、牧師、セールスマン、カップルらのドラマが絡む。

クラシックなパニック映画の名作。ヨーロッパ映画なので、ハリウッド映画とは違った味わいがある。例えば、主人公もヨーロッパ的で、シニカルなインテリな感じがカッコいい。ヨーロッパな大陸の鉄道というのも、ゴージャスな雰囲気は悪くない。

パニックといっても、乗客がカゼのような感じで倒れていくだけだから、ビジュアル的な見せ場は少ない(まぁ、後半にはそれなりのアクションシーンも用意されている)。見せ場の中心はドラマ。乗客のそれぞれにドラマがあり、アクションより小さなドラマが積み重ねが魅力となっている。

軍側の描写は、重大事件なのに大規模感がないのがやや不満。コントロールセンターみたいなところに3人ぐらいしかいない。でも、軍人らの人物像の掘り下げもキチンとされている。つまり、本作はドラマに注目する作品なのだ。主人公カップルの大人な組み合わせもシャレている。ラストもヨーロッパ映画感じで余韻あり。


 

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09.06.26「MAKE RINGO NIGHT626」                                                                                                                                                     

「MAKE RINGO NIGHT626」

日 時:2009年6月26日(水)20:00-23:00
場 所:ATTIC(南3西6長栄ビル4F)

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  フリーペーパー「おりんごりんご」の発行するオフィスおりんごと、メイクアップアーティスト寺長根あい、フォトグラファーChie Katoをメインとする、メイク・イベントが「MAKE RINGO NIGHT」。2008年より過去に2回開催されている。

 今回の目玉は、唯一の男性スタッフを女性にメイクアップ!会場に登場してもらい、メイクまでのプロセスをプロジェクター等を使いメイク前・後が説明された。また、洗顔の重要性や、デート時のメイク心得など一般的なメイクのレクチャーもあり、お客さんの大部分が女性の会場は興味深く聴き入る場面もあった。

 イベントはメイクだけではなく、今回のモデルとの「撮影タイム」プロジェクターと2人の市内で活躍する役者さん、城谷歩(劇団深想逢嘘)とshiina satoの声優を演じるユーモラスで不条理でラブリーな寸劇「おりんご愛の劇場」。そして、イベント後半には「おりんご★ガールズトークショー」では、お客さんのアンケートを元に3人の恋愛実体験からトークが行われ、会場から笑いも起きていた。

会場内ではバーが設けられ、飲物を楽しんだり、お客さんの全員の「お土産」として「おりんごストラップ」が配布された。週末の夜の過ごし方として女性には魅力的なイベントだと思う。興味のある方はぜひ次回参加してみてはどうだろうか。

http://www.kannafact.com/mrn/

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    ▲男性が女性のメイクアップされた。

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▲モデルとの撮影サービスもありました。

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▲ 役者さんによる「おりんご愛の劇場」

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▲ イベント後半のガールズトークの場面です。

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毎日あきらめよう

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 性格の話をすると、僕はあきらめはいい方である。毎日、大体あきらめている。無数のあきらめを繰り返しながら、仕事を終えて帰宅する。

 玄関に入り、リビングの明かりをつける。僕は天井の照明は苦手なので、スタンドタイプの照明を使っている。天井が広く感じられる。椅子にすわって考える。

 もちろん、すべてをあきらめていると、生活に支障が出るから全部ではない。大部分をあきらめるとして、では、なにをあきらめないか、を考える。あきらめる、あきらめない、というのはまったく主観的な問題であるから自分次第だと思う。

 それが、かなり難しいことでも、あきらめる、あきらめないは自分の自由。もちろん、一瞬の間に考えを変えるのもちろん自由である。  

 あきらめることはなんら悪いことではない。それは単なる転換であるから。あきらめることはパーソナルな問題として処理すべきである。そのほうが人生は楽しいと思う。            

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まわすことが、楽しい。

Fc

 天気が悪かったのだけど、富良野に行ってみた。

 ホテルのレストランでオム・カレーを食べて、食後にコーヒーを飲むことにした。

 そのお店では、オーダーしたコーヒーの豆をお客さんが挽く。手回しのコーヒーミルの引き心地は悪くはなかった。手回しミルは僕も持っている。「自分で手回しで豆を挽く」というに憧れて買った。このお店にあるアンティークな雰囲気のあるものではなく、実用品フォルムなタイプだ。実用品と書いたけど実用性は低かった。しかし1杯分の豆を挽くのに、肉体がフラフラになるほど疲れるのだ。あまりに疲れるので2回ほど使った後に電動のミルを買った。

 しかし、このお店のミルの回し心地は心地よい。僕の欲しい心地良さはここにあった。

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黒いシステム

13洋画★シネフィルイマジカ
「13/ザメッティ」(2005)

 グルジア出身の新鋭ゲラ・バブルアニ監督・脚本作品。あえてジャンルをいうと、サスペンスなのかなぁ。貧乏な若者が、偶然ある金もうけのチャンスを内容のわからないまま手に入れる。実際に行ってみたら、金持ちが大金を賭ける集団ロシアン・ルーレットの秘密会場だったいう話。もう、逃げることはできない。

 話自体は凄く斬新な訳でもないし、恐らく新人監督の低予算作品なためか、目を見張るアクションや、手間暇がかかったシーンがある訳でもない。人物の描写についてもやや浅い印象もある。しかし、逆にいえば上記のマイナス要素が途中で観る気を無くすところまで、いかないところに本作の魅力はある。

 貧乏な家庭の若者が、狂気の世界に迷い込んでいく姿を淡々と描いている。モノクロの映像もそういった雰囲気作りに効果的だ。このゲームにお金を賭ける金持ちは、最大に退屈してしまった人種であり、このゲームに参加している人は、最高に絶望してしまった人種なのだろう。この退屈と絶望というダークなイメージが、本作の主役と考えれば、人物描写が浅いのも納得はできる。描くのは個々のキャラクターというよりも、退屈と絶望を死のゲームでつないだ「システム」なのだろう。

 黒い霧に包まれた「システム」を体験して欲しい。そして、これは形を変えてリアルに存在するかもしれない。


 



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09.06.14-06.30「平塚 翔太朗 川内 優加 nininの二人による絵画展

「平塚翔太朗 川内優加 nininの二人による絵画展」
期日:2009年6月14日(日)〜6月30日(火)
会場:中目卓球ラウンジ札幌分室(南3条西3丁目 新山ビル5F)

 市内在住のアーティスト、平塚翔太朗川内優加の合同作品展示。コンセプトは、少し前にCAI02で行ったものと同じものであるが、新作を含んだものなので、前回を観た人にもコンセプトの発展を楽しむことができると思う。初日にオープニングパーティが開催された。ゲストとして、GROK aka Junichi Oguroによるサウンド・パフォーマンスとmitayoによるDJ。石田勝也(beatimage)によるビジュアル・パフォーマンスが行われた。
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ファンからの感想

St_2 「スター・トレック」(封切作品)

 僕はスタートレックのファン。ケーブル、スカパー等を契約する理由の30パーセントくらいはこの海外TV映画シリーズを見るため。録画して時間のある時に観るのが楽しみ。基本1話完結で45分程度なんで、平日の仕事が終った後でも観やすい。

 さて、そんなファンの目で今回の劇場新作を
観てみる。オリジナルの設定を生かしながら、今回の劇場作品として魅力ある内容にするために、時間移動の事件を入れることによって、ざっくりした改変を行っているところが特徴。結果的にこれはうまくいっていると思う。脚本家はよく考えましたね。ただ、時間ネタをいれると、初めての人には、ちよっとわかりにくい内容になるかな、とは感じました。

 でも、冒頭のオリジナルな出来事のシーンは、とてもドラマチックで、実にわかりやすく作品世界に招く。ベタだけど主人公のカークに観客は感情移入しやすい。そういったわかりやすく楽しめる改変をいれながらも、邪魔にならない感じでファンにしかわからない小ネタも入れてサービスされている。フェイシングには、かなりニヤリとした。パイクの車イスもワザとかなと思ったり。

 以下はファン視点で。転送のパターンが楽しみなんだけど、今回のパターン好きかな。早い感じが。光子魚雷の発射パターンはもう少しじっくり見たかった。アクションシーンや戦闘シーンが、迫力はあるけど、わかりくいのが難点かなぁ。最近の流行りみたいだけど。セットはおおむね好きだけど、エンジンルームが科学工場みたいで残念。もっとフラットな空間が未来的なんだけどなぁ。でも、これはわかりやすくするための工夫なんでしょうね。

 あと、個人的にブリッジのセットが白ベースはいいけど、少し狭くない?と思ったり、オリジナルのカラフルな感じを今ふう生かしてくれたら、と思った。キャラはおおむね良い感じだけど、ウフーラのキャラ設定が違和感かな。スポックの母親がウィノナ・ライダーというのがびっくり。でも、アリだと思いました。
 噂だけど2作目もあるとか。レギュラーが揃ったところ、楽しみですね。

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09.06.12 「flesh and blood」新作発表会in A Store Seam

「『flesh and blood』新作発表会 in A Store Seam」
期 日:2009.06.12(fri)10:00-21:00
場 所:A Store Seam(北5条西9丁目−2 ジェミスビル1F)

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A Store Seam」(アストアシーム)とはファッションアイテム、企業のノベルティ雑貨、ユーズド家具、インテリア、オリジナルアートを取り扱うセレクトショップ。

 国内では本ショップでしか入手できない注目のファッション・アイテムがある。それは、市内のデザイン・ユニットwabisabiによるオリジナル・フォント「ホルモン」を使用した「flesh&blood」というシリーズ。その新作発表会&パーティが開催された。

 本ブランドの田村純一氏は「flesh&bloodの服を着ていると、きっと同じ服を持っている人に話しかけられると思いますよ」とフランクに語ってくれました。これからの季節にマッチする新作アイテムをチェックしにぜひ、お店に足を運んで欲しい。

As2 ▲ 店内にはアート系グッズとノベルティ・アイテムがあふれている。好きな人には、たまらないアイテムが並ぶ。市内でこれらの現物が実際見られる数少ないお店である。 As3

▲「flesh&blood」のTシャツと、コラボレーション・ジーンズとのコーディネイト。

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 ▲ Tシャツ、パーカー、カットソー、タンクトップ、ブルゾン、スエットパンツ、トートーバッグ等きめ細かいバリエーションが用意されている。お気に入りのアイテムが必ずあるはず。 As5

▲ 新作のカラーバリエーション。グレー、ピンク、グリーン、ブラウン等がある。

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▲ パンツは国内ジーンズブランドとのコラボレーションである。 

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アウトドアなメンタル

Wb  肉体作業をすることになった。そのためにウインドブレーカーを買うことにした。ウインドブレーカーを買うなんてひさびさ。中学以来かもしれない。いや、そんなことはないか。高校生の頃も着ていたような。要するに、昔のことですね。

 普段縁のない、スポーツ、アウトドア系のお店を見ていると、なかなか楽しい。ウィンドウブレーカーは基本的なデザインは決っているものの、各ブランドによってディテールに工夫があり、おもしろい。

 結局、色合いの良さ、好みのデザインで、スウェーデンのアウトドアブランド、HAGLOFS(ホグロフス)のものを買いました。なかなか気に入ってます。これを着て、自転車に乗れば、自分がとってもアウドドアな人間になった気がします。気持ちだけだけど。

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カレーの神

Cf その時、僕は自転車で走っていた。これから夜打ち合わせがあるのだけど、その前に夕食にしようと思った。

 こういった場合、お店で外食、というのがそれまでの僕であったが、最近は普通の平日は自炊を!というスローガンのため自宅に急いだ。

 朝タイマーをセットした炊飯器が僕を待っている。メニューはジャスコで購入したレトルトカレーとカットサラダ。自炊?といえるものだが、時間もないしこれもアリだと思います!

 自転車を走らせながら、カレーには福神漬が欲しい、と思った。正直、自宅でカレーを食べるとき、あんまり思ったことない。だが一度思えば止まらない。自転車を左折。ファミリーマートにむかった。

 コンビニにあるのか?という疑問があったのだど、ありましたね〜「上質」というコピーがまぶしい。実は静かな需要があるに違いない。それだけ手に取りレジに行く。そして一路自宅へ。

 炊飯器はご飯保温中のサイン。カレーをレンジで暖めて、ごはんと無印のカレー&パスタ皿によそう。そして、福神漬も。スプーンを口に運びながら「やっぱり、あったほうがいいよな」としみじみ思う。打ち合わせ40分前。





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なんでもありの普通人

St2DVD REVIEW
「スター・トレック2 カーンの逆襲 」

   海外のTVシリーズが好きで「スタートレック」も好き。宇宙船エンタープライズ号のカーク船長を中心に、宇宙の新しい文明・新しい生物とコンタクトする使命を帯びた乗組員達。彼らが、宇宙で遭遇するさまざまな事件を描く、基本一話完結のシリーズ。

 その魅力を説明するのは、難しいし、自分自身でも、どこが好きなのか?わからないことがある。単純に宇宙船のデザインが好きですが、それは本質ではないと思う。

 僕がふと思い浮かぶ本質的魅力はSFの舞台設定の「なんでもあり」の世界の中で、主人公達はあくまで、なんら特殊能力のない普通の人間。組織の中で、組織のルールの中で動くことを要求されている。そのうえの活躍が魅力かも。

 主役達の属する地球連邦は一種軍隊的な組織。彼らは勇敢で時には地球の危機でさえ救うことがあるのに、常にあくまで組織のひとり、として存在にすぎない。さらにはその組織のトップにいる訳でもなく、特権階級でもない。主人公達はあくまで、現場で働く命令を受ける側の多くの組織人のひとりでしかない。

 主人公らの普通具合がポイントなのかな。そこに観る側が自分に重ねてリアリティを感じるていると思う。「自分たちのやれる権限の中でベストを尽くすしかない」というのが共感を得られるのではないのだろうか。まぁ、実際は主人公達はある種「都合の良い」活躍をしますが、それはエンターティメントとしてのバランスだと思うし、不自然にはなってはいない。

 本作は「スタートレック」の劇場用作品の2作目。劇場用作品の中では、一番娯楽色も強く、同時にわかりやすい作品になっている。また、「老い」とか「死」ついてのテーマがあります。そして、登場人物達がTVシリーズ同様あくまで普通のひとりとして、主人公が考えて行動しているのが、なんとも魅力的だと思いす。

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