その場の中で
撮影というのは、その場その場の出来事。時間はあっという間に過ぎていく。リアルタイムでの判断はなかなか難しい。経験と勉強が必要だと思う。しみじみと。
どこまで考えて、どこまで考えないか、というのが最近、気になるテーマ。以前は、考えれば考えるほといい、と思っていたらから考え足り無さについてひたすら反省していた。でも、今は考えることにもブレーカーがあったほうがいいかな、と思っている。
そのために「どこまで考えないか?」というのを、最近よく考える。あれ、なんか変?いやいいよね? 思考というのは正常に機能していればそれはいい感じなのだけど、ただ堂々巡りのループが始まるとよろしくない。それが考えすぎの難点。
僕は特にこのループに気をつけたい。ハマると建設的な発想ができなくなって、無駄な思考がループするだけ。ことわざの「下手の考え休むに似たり」とはうまくいったものである。つまり、人間には昔からある普遍的な問題なのかな、と思う。
また「思考がその人を作る」とも昔からいわれることである。
今の世の中って、考えなくても生きてはいける感じはある。でも、自分の中で健全に考えること(=思考)を作れればいい。
最近思うのは、考えるために一旦、パソコンから離れることかな。要するにネットのことなんだけど、考える時にはネット情報にはアクセスしないで、考えをまとめていったほうがいいと思う。
ネットで検索をつかうと、大抵の疑問に対する答えが用意されている。最終的には、それを参考にするのはもちろんありなのだけど、自分のプランのコアな部分は、自分だけの考えでまとめていったほうがいい。コアは自分で決めていかないと、ほかの部分が結果的に弱くなってしまう。
コアは自分で納得して作ること。そのためにPCから離れて考えたほうがいい時もある。僕は字が下手なんで手書きのノートを見るのはツライのですけどね。
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