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いつものトムでした。

Wjpg「ワルキューレ」(封切り作品) 

 僕は、歴史の本も好きでよく読みます。一番興味深いのは、第二次世界大戦あたり。世界規模で戦争が行なわれていた激動の時代であるし、客観的な資料も残されているので、自分が「結末」を知っている者として、なぜその結果になったのか?と考えながら「過程」を知っていくのが好きなのです。

 歴史を知ると、つくづく歴史を作るのは「人間」なんだな、と思います。高度な政治判断や、事件の首謀者なんて、自分にはまったく無縁なものに思えます。でも、彼らの原動力は案外、「怒り」や、または「保身」といったシンプルな人間の感情の連続です。それがわかると歴史がとても身近なもの感じられれます。

 本作はサスペンス作品ですが、史実をベースにしているので、オチがバレている作品な訳です。でも、十分楽しめます。オチがすべて、という作品もありますし、そうでもない作品もあります。本作は後者でしょう。

 内容は第二次世界大戦のベルリンを舞台に、ヒトラー暗殺という、当時、口にしただけでも逮捕されそうなことを計画した人々を描いてます。構成はあまり歴史的事実を知らなくても、大丈夫なように冒頭から、説明的にわかりやすくスイスイ進みます。

 まぁ、そのわかりやすさが、ちょっと背景を薄味にした感じもします。 正直、主演のトム・クルーズは、どう見ても史実のドイツ人大佐には見えなくて、いかにもアメリカ人的な熱血漢です。そこはマイナスかもしれないけど、でも、ハリウッドスターの華やかさが楽しめて見ごたえのある作品になっていると感じました。

 トム・クルーズを生かすなら、本作のわかりやすい方向は正解でしょう。賛否両論だと思いますが、僕はトータルで考えると本作のトム・クルーズ「華」を取ったのはいい選択だと思いました。


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09.03.14-28「フリーペーパー=小さなメディアの放つ光展」

「フリーペーパー=小さなメディアの放つ光展」
日 時:3月14日(土)ー28日(土)11:30-20:00
会 場:カフェ・パルル(名古屋市中区新栄2-2-19) 
料 金:入場無料 

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 名古屋市中区にある「カフェ・パルル」では「フリーペーパー=小さなメディアの放つ光」展が行われています。

 日本全国からセレクトされた約60誌のフリーペーパーが展示されています。私たちは制作しております「マグネット」も紹介されています。本展示は巡回展であり、今まで福岡、大阪で開催されています。今後、どこかで開催されるかが楽しみです。

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草食系男子

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野菜のランチを食べる。

 外食では意識しないと、なかなか野菜を食べる機会が少ないもの。いっそ、ベジタリアンになろうかなと考える。

 そうすれば、食事=野菜となって、わかりやすく食事が進む。20代の時は、ベジタリアンになるのは100パーセント無理だと思ったけど、最近は70パーセント無理ぐらいに下がってきた気がする。

 でも、まぁお肉と一生の別れというのは少々悲しい。ベジタリアンになる決意した直前に食べたお肉。それが、自分の人生の最後の肉食だと考えると、なかなかベジタリアンへの決意には腰が引けるものである。

 これが、月に1回は肉類を食べていい、とかならかなりできる感じになってくる。それはベジタリアンではないとは思うのだけど、それならトライしてみたい。

 食事はすべて野菜類になると、体調とかどんな感じになるのかしら。性格的な影響を受けるのかな。草食系男子になれるかしら、等と最近の流行の言葉を思い浮かべながらナイフとフォークを縦に並べるのである。コーヒーついてたっけ??

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09.03.14 「2008年度CoSTEP 成果発表とシンポジウム &修了式」

「2008年度CoSTEP 成果発表とシンポジウム &修了式
成長する道具箱 ー4年目の成果を振り返ってー」

日 時:2009年3月14日(土)11:00~17:30
会 場:北海道大学理学部大講堂

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 CoSTEPとは、正式名称を北海道大学科学技術コミュニケーター養成ユニットいい、科学技術コミュニケーターを育てるための教育組織である。

 科学技術コミュニケーターとは、簡単にいうと科学技術についてわかりやすく一般市民に伝える記者のような存在。

  北大内で行なわれるCoSTEPの受講資格は北大生に限定されたものではない。学生から社会人まで受講が可能である。CoSTEPは4年前から開始され、今回4年を総括した成果の発表は行なわれた。

  会場には、現役の受講生からOB、学術研究者らが集まり、講堂では成果発表のムービーや、デイスカッションが行なわれ、ロビーでは成果発表の展示が行なわれていた。これからの活動にも注目していきたい。また、受講に興味のある方はサイトのほうをチェックしてみて欲しい。http://costep.hucc.hokudai.ac.jp/index.php

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札幌国際短編映画祭 ビジュアル&プレビューリサーチメンバー募集

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札幌国際短編映画祭」(SAPPORO ショートフェスト)とは、秋に5日間、市内の映画館等でおこなわれる札幌発のワールドワイドな映画祭。

 上映作品は世界各国からひろく募集・招待されたショート・フィルム(長くても30分程度の映画作品)が上映される。ジャンルはドラマからアート、アニメーションなど、ノン・ジャンル。また、さまざまな映画関係者が集まり、トークイベント等も予定されている。今年は10月14日(水)〜18日(日)までの5日間開催される。また、ショートフィルム作品を4月10日まで募集中だ。

概要等
http://sapporoshortfest.jp/08/blog/news/2009/02/ssf2009-pr-0225.html

以下それに関連した、新たな募集ニュースを2本紹介いたします。本映画際に関係者として参加するチャンスです。

●今年のポスター等に使用されるビジュアルの募集を行なっている。北海道在住・出身であれば誰でも参加できます。賞金等もある。応募期間は3月末まで。自分の作品をいろいろな人に目に触れる機会になるでしょう。

ビジュアル募集
http://sapporoshortfest.jp/08/blog/news/2009/03/ssf2009-opencall-visual.html

 

●本年度では、世界各国より集まった作品から上映作品を選出する、1次審査にあたるプレビュー視聴と作品の関連情報のリサーチをする「プレビュー・リサーチ・メンバー」を公募。たくさんの映画作品を視聴できるのはプラスの体験になるでしょう。英語のできる方に限ります。

プレビューメンバー募集。
http://sapporoshortfest.jp/08/blog/news/2009/03/ssf2009-2.html

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09.3.16ー29「ハルナデ展2009 jobin. と paterの二人展」

Hn 「ハルナデ展2009 jobin. と paterの二人展」
会 期:2009.3.16(mon)-29(sun)
11:00-20:00(日曜 11:00-17:00、火曜定休)
料 金:無 料
会 場:GALLERY NEW STAR(札幌市中央区南3条西7丁目 KAKU1F kamiya隣)

 今年もハルナデの季節がやってきた。「ハルナデ展」とは「なでるように、春はやってくる。」をコンセプトに2007年から毎年3月に開催。市内在住のアーティストjobin.とpaterのによる二人展である。今年の春も開催される。作家の在廊日などは各人のウェブサイトで確認して欲しい。

pater http://moomoo-pater.jugem.jp
jobin.  http://jobin.blog6.fc2.com 
前回の動画 http://www.youtube.com/watch?v=zx3CdPHGMFk

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2009.02.07ー04.12「セザンヌ主義」

Cez「セザンヌ主義父と呼ばれる画家への礼讃
ピカソ・ゴーギャン・マティス・モディリアーニ
Homage to Cezanne」

期 間:2009年2月7日(土)ー4月12日(日)9:30〜17:00(入場は16:30まで)
休館日:月曜日                       料金:一般¥1,300/高大生¥900/小中生¥500         会 場 :北海道立近代美術館
北1条西17)

 セザンヌを作品と、セザンヌの影響を受けた作家のエキシビションである。展示作家はセザンヌはもちろん、ポール・ゴーギャン、エミール・ベルナール、モーリス・ドニ、パブロ・ピカソ、ジョルジュ・ブラック、アンリ・マティス、モーリス・ド・ヴラマンク、アンドレ・ドラン、アメデオ・モディリアーニ、モイーズ・キスリング、マルク・シャガール、有島生馬、安井曾太郎、岸田劉生、森田恒友、佐伯祐三、黒田重太郎、中村彝、前田寛治、木村荘八、林倭衛、小野竹喬ほかと、平面展示がたっぷり。

 会場が無限に続く回廊かと思うほどのボリュームで満足できることはたしか。ひとりの作家の影響力と、影響を受けた側の作風というのも興味深い。物販もオリジナルグッズから、関連グッズまで幅広く楽しめる。時間をかけて楽しみたい展示である。


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男性がチョコをあげても、いいとか!

Tc  街を歩いていると、今はホワイトデーのスタンバイ時期なのでしょうか。デパ地下に、スーパーにコーナーをみかけます。
 バレンタインやホワイトデーにはきっぱり!無縁な僕ですが、チョコレートを見たことぐらいはあるのですよ。自分でよく買います。
 写真は、某取材現場にて見た太陽系チョコレート。各惑星についている色が見てくれ優先でなんとも適当ぽい。でも、リアルにしたら絵にならないのか。ここはリアルな土着色で、天文物理学の男子のハートを鷲掴みという発想もあるのではないかと、思いました。パッケージは渋いのですけどねぇチョコとはいいコントラスト。最近は男がチョコを送ってもいいみたいです。コレ最新知識ね。

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違うキアヌ

Fc_2「フェイクシティ」(封切作品)

 キアヌ・リーブス主演最新作。僕はキアヌ好きなんで、無条件で主演作品は観に行く訳です。

 「地球の静止する日」のでは宇宙人という役のためか感情に起伏が少なく、キアヌのいろいろな演技が見たい!という部分では少し物足りなかったかもしれません。

 今回は、結果を出すため強引な捜査を行なう無鉄砲な警官役を演じてます。おまけにアル中。小奇麗な役が多いの中で、珍しいと思う。チラシの写真もなんか違う感じでしょ?

 チラシといえばチラシに「L.A.コンフィデンシャル」以来の衝撃と記載がありますが、それは無いと思います。比べてもあんまり意味のない作品になっています。

 話はキアヌがかつての仕事仲間がコンビニで殺された事件に足を踏み込むことによって警察の闇に入っていくことになります。なんというか、今であまりみない泥臭い刑事ドラマになっております。派手なアクションは少なめですが、警察内部のなんともドロドロした感じが退屈させません。ラストは普通なんですけどね。

 追加ポイントとしてはアメリカの医療TVシリーズ「HOUSE」のヒュー・ローリーが刑事役で出てまして、キャラクターはドクターハウスまんまで楽しめました。



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