« September 2009 | Main | November 2009 »

(〆09.10.31) 「日めくりカレンダー」作品募集中!

Main









「日めくりアート2010北海道 “himekuri ART2010
in Hokkaido”北海道のクリエイターが創る“日め
くりカレンダー”作品募集中」


● 作品を日めくりカレンダーにするコンペ企画の募集です。

 本企画は北海道在住のデザイナー、アーティスト、イラスト
レーター、写真家などクリエイターの紹介を目的に、2010年度
版の「日めくりアートカレンダー」を媒体として、広く作品を
募集するもの。

 プロ・アマは問わない。作品テーマも自由である。

 応募作品は選考のうえ採用されれば「日めくりカレンダー」
のビジュアルとして365作品を採用。各ページに作家のプロフィ
ールを掲載するとともに、気にいった作品は各ページのQRコ
ードと連動し、携帯電話の待受け画像としてダウンロードする
ことが可能です。

 また公式ウェブサイトでは、掲載作品を毎日更新する「ブロ
グパーツ」として活用するなど、幅広いメディアで道内のクリ
エイターのプロモーションをサポート。「日めくりアート2010
北海道」の販売は公式ウェブサイトおよび、道内のセレクトショ
ップや道内作家を扱うアンテナショップなどを通じて広く流通
する予定。

応募要領など詳細は以下サイトを
★申し込みは10月31日まで。
http://himekuriart.com/

| | TrackBack (0)

スターローンの16年前。

ChDVD REVIEW
「クリフハンガー」(1993)

 Story:主人公(スターローン)は山岳救助員。山での武装強盗団と山岳救助隊員の戦いを描くアクション作。

 封切時からタイトルと軽く粗筋だけは知っていた…機会があったら観ようかな…と思っていたら、もう16年前の作品か。

 主人公スターローンは山岳救助員。その地味さ加減が良い感じ。ヒロインの奥さんも救助の仕事をしている元気で素朴な感じ。銃など持たない普通の民間人。

 対して、悪役はサブマシンガン武装の同情余地なしの武装強盗団。そんな彼らと雪の積もるけわしい山岳での戦いが見せ場。全編にわたって雪山が舞台。そこでの、上ったり、下ったり、落ちたり、雪崩があったりという大自然なシーンが99パーセントの魅力。

 ごちゃごちゃした街中に住んでいる自分にとっては、雪山は気分転換。映画館で観ればもっと良かったと思う。逆に雪山がなければ、実にB級アクション風味なんだけど、それはそれで良かったと思います。バランスとして。

 雪山でも、なぜかTシャツ一枚で奮闘するスターロンはカッコいい。自分の価値をはずしていない。立派だと思う。演技は顔だけでするものではない、と思った。

 


 

| | TrackBack (0)

マニアックな視点よりドラマ模様

HnDVD REVIEW
「ヒトラーの贋札」(2007)

Story 舞台は第二次世界大戦のドイツの強制収容所。そこで技能を持つユダヤ人の囚人たちは作戦のための贋札作りをやらされていた…

 「ヒトラー…」と邦題にありますが、ヒトラーは出てきません。気配するない。原題にもなし。原題は「偽造」という意味のようです。

  アカデミー賞を受賞するなら…バランス良くないといけないのかな。マニアックな視点はアカデミー賞では減点されるのか、そんなことを思った。

 本作は、バランスがいい。僕むきには、ポンド札を偽造する過程をリアルに説明的なドラマになってくれればいいなぁ、と思った。10人以上の囚人チームがどんな役割分担をしているか、知りたかった…でも、そんな部分は残念ながらなし。わずかに劇中で「これだ!この素材だ!」「印刷機を替えてみては?」なんてセリフにワクワクするのは僕だけか。マニアックな視点だ。

 ユダヤ人収容所では彼らだけが優遇されている。シャワー。白いシーツ。余暇には楽しめる卓球台もある。でも、壁一つを隔てて暗示される彼ら以外の囚人達の残酷な待遇。そのコントラストが彼らの微妙な立場を示し、味になっている。

 本作は当時の収容所のリアルな現状というよりも、ひとつの制作を受けたグループ(組織)の話にフォーカスされている。その中の人間模様として優れた作品になっていると思う。難点というと、ラストが少々キレイすぎる感じがした。でも、ではどんなラストシーンいいかというと…思いつかない。

 史実、というよりも今のドラマとして置き換えて観るのがいいかと思う。だから、ヒトラーも出てこない。

 

 

 

| | TrackBack (0)

2009/10/26(月) - 11/6 Emi Shiratori aka nu:g exhibition"water of 2 liters

「Emi Shiratori aka nu:g exhibition"water of 2 liters"」
時:2009/10/26(月) - 11/6(金) 11:30 - 14:00 / 17:00 - 26:00
(10/31・11/1・11/3は休み)
場:SASO bar+cafe(北18西5 SASO bld. 2F)

Water_2

 札幌出身の絵描き/グラフィックデザイナーである白鳥絵美。その活動は、アナログ、デジタルに問われない作品制作を行なっている。

  2002年に"nano graphic"として独立。2004 年より "nu:g" (ヌーグ) という名義で、ペインティン グ/ドローイングのライブパフォーマンスや、エキシビジョン実施。 2007年に "nu:g" をプロダクトブランドとしても展開している。さらに、2009年にアートプロジェクト "the IMAGIKAL" の運営にも活動中。

   今回の3回目の個展のテーマは "water of 2 liters" (2リットルの 水)。「流れる線に、詩を添えて、あなたにとって、私という存在が少しでも潤いとなれれば幸いです」とのこと。

Livepaintingdec06

★オープニングパーティ
時:10/24(土) 20:00 - 26:00
場:SASO bar+cafe
絵と詩、音楽、朗読を予定。音楽に合わせてライブペインティングもあり
http://saso.tumblr.com/

| | TrackBack (0)

09.10.25「budsmuseum クレイアニメワークショップ with Qwifilm」

Qwi_ws_3

「budsmuseum クレイアニメワークショップ with Qwifilm」

日 時:2009年10月25日(日)開場17:30 開始18:00 終了 21:00       場 所:ATTIC(南3西6長栄ビル4F) 講師:Qwifilm(http://qwifilm.tv/)・定 員:20人 / 参加費:700円

 クレイアニメの『KUROMAME』で知られるQwifilmを講師として迎えるクレイアニメのワークショップが開催される。基本からプロ制作の技術を学べるチャンス。Qwifilmさんを交えて交流会もあり。映像業界の話やお仕事について話を聞けるかもしれない。

なお、参加は事前予約制。以下を参照とのこと。

申込フォーム http://budsmuseum.org/moushikomi

詳 細:http://budsmuseum.org/news/info/232.html

| | TrackBack (0)

からだに伝わる水滴たち

Br シャワーを全身に浴びる楽しみ。ボディに伝わる水滴滴。胸からお腹、太ももに流れていく。それをながめる時間…僕はナルシスト…ではないと思う… 

 お風呂時間は短めなんですが、バスタイムは好きですよ。バスルームのCDプレイヤーが欲しいなぁ、と思う時もありますが、滞在時間は短めなんで、ムダですなぁ。

 円山クラスで食事をして、その後、ぶらぶらお店をいくつか見てまわる。その中で買ったボディシャンプー。
 オリエンタルウッド&シトラスフルーツの香り。匂いは思ったより弱めで、そこが良かった。

| | TrackBack (0)

09.10.09 -09.10.13「Metamoric Animal ⅩⅢ LIAISON2」

「Metamoric Animal  ⅩⅢ LIAISON2」
会 期:2009年10月9日ー10月13日
会 場:アートスペース201(南2西1)

Y1

 北広島在住の造形作家の山本祐歳。彫刻・写真・絵画まで幅広く作品を制作している。「Metamoric Animal」名付けられたシリーズの13回目のエキシビションが開催された。今回の個展は6月末に「ギャラリー倫土」で開催された樹々や草花の中での作品展示をつなぐ形で前回展の写真も出展。過去の作品と最新作が楽しめる展示になっていた。次のエキシビションにも期待したい。
http://www10.plala.or.jp/metamor/

Y2 Y3 Y4 Y5









| | TrackBack (0)

09.10.10~11「ウラ〜!さっぽろチェブラーシカ祭り」

「ウラ〜!さっぽろチェブラーシカ祭り」
期 日:10月10日(土)&11日(日)
会 場:札幌エルプラザホール(札幌市北8西2)
入場料:当日1000円/前売800円/子ども500円(小学生以下) 
    前売 →4プラ・大丸・道新プレイガイド・シアターキノ・札幌劇場

Cba

 

 1969年にロシアのロマン・カチャーノフ監督の人形アニメでお猿さんのような外見を持つオリジナル・キャラクター「チェブラーシカ」。

 札幌の自主映画上映グループ、映画の空気によって上映会が行われた。  

 2日間のプログラムでは、1日目では字幕、2日日が子供むけに吹き替え版が上映された。また、グッズの販売や、チェブラーシカとの撮影会もあり、楽しいイベントになっていた。

Cb1  本サイト、ニュメロデューでは過去にチェブラーシカ上映を日本で初めてミニシアターに配給をした吉田久美子さんにインタビューを行なっています。ご参考にどうぞ→ http://homepage3.nifty.com/numerodeux/31.html    

 個人的な感想を書いてみます。チェブラーシカを観たのは上記の吉田さん取材時にサンプルのVHSを観た時なので、8年ぶりかもしれない。そのためか今回観た時に記憶にないシーンもちらほらとあった気がした。

 もしかしたら、以前観たサンプルがダイジェスト版だったかもしれない。 Cb2

  今回、吹き替え版は初めて観た。声優のキャスティングが良く自然な仕上がりになっている。

 本作のゲーナが歌うシーンでもうまくアテでいると感じた。今後観るのも吹き替えでいいかな、と思った。ただチェブラーシカらの「肉声」(?)も時々聞いてみたい。    

 あと「チェブラーシカ 学校へ行く」については、完全に初めて観た。これは、初の上映時には用意されてなかったと思う(当時出版されていた関連書籍「チェブラーシカ」(プチグラパブリッシング)にもそう記載があった)。

 これは、他の3話より8年後に制作された作品。時代の流れもあってかトーンの違う印象。具体的には、音楽がモダンな雰囲気になっていて、チェブラーシカらの造形も少し違うように感じた。相変わらず凝ったアニメーションをみせてくれて、そのあたり見応えはあるのだが、話の終わりはやや物足りない印象があった。

 現在はチェブラーシカのDVDは気軽に観られる環境にある。未見の方は機会があったらぜひ観ていただきたい。セットや背景美術の素晴らしさ、ソビエト時代の作品というあたりに注目しても興味深い作品だと思う。

Cb3

▲ 撮影会のチェブラーシカ

上映会特設ホームページ http://cinema-air.net/cheb/index.html チェブラーシカ公式ホームページ http://www.cheb-project.com/index.html



| | TrackBack (0)

09.10.10ー10.11 「ADCコンペティション&アワード2009」

「Sapporo ADCコンペティション&アワード2009」
期 日:2009年10月10日(土)〜10月11日(日)
場 所:ちえりあ(西区宮の沢1条1)

 札幌アートディレクターズクラブ(札幌ADC)とは、2001年より活動を開始した北海道のクリエイターによる自主的な非営利の任意団体。年に一度秋にコンペティションを実施。

  東京から審査員と会員による審査を行い入選・入賞を決める。入選した作品は来年度に発行される図録に収録される。コンペティションの受付が地下鉄宮の沢駅直結の文化施設「ちえりあ」の2Fで行われた。

Ad1

ちえりあ2階にある作品受付の入口。出品希望者は作品と作品カード&リスト(サイトでダウンロード可)を持ってここに並びます。受付時間は10時から15時まで。やはり、リミット直前が混むようです。

  出品は非会員でも可能です。ジャンルは、平面からプロダクト、映像、ウェブメディアなどほぼあらゆる分野で可能になっています。

  出品の仕方はジャンルによって違いがあるので、事前によくチェックをしていたほうがいいと思います。初めて出品する時は少し戸惑うかもしれませんが、慣れれば簡単です。作品カード&リストは前日までにしっかり作っておくのがいいかと思います。

  受付は最初に作品と作品カード&リストのチェックが行われ、それが終ると別受付で出品料の支払いをします。希望すれば領収書も交付されます。以上で受付が完了。簡単でしょう??

Ad2

  受付のある部屋の全景です。本コンペは受付当日から一般公開で展示。翌日には審査完了という超スピード・スケジュール。

 それをしっかり実現するために、たくさんのボランテティア・スタッフの 方が働いています。大部分がデザイン事務所等のスタッフの方々や学生の方が、がんばっています。とっても大切な作業です。おつかれさまです。

Ad3

  受付の終った作品はどうなるのでしょう? 

 必要な処理が行われると素早く展示がされます。

 受付のある同じフロアに「ジェネラルグラフィック」「プロダクト」などジャンルごとに 展示部屋が決められていて、ここに作品が展示されます。部屋の前にジャンルのサインボードがあるのでわかります。

Ad4

  出品の受付が終ったら、各ジャンルの部屋を見るのも楽しみのひとつ。

 すべての出品作品が見たい場合は、受付日翌日の審査日に行くのがベストですね。見るのはなんの手続きもなく自由に見てまわることができます。

Ad5

  翌日10月11日(日)の審査日の夕方にはクロスホテルにて入選発表&パーティが行われます。詳細は以下。参加してみてはどうでしょう??

★入賞作品発表&交流パーティ
 
●1次会
10月11日(日) 20:30〜22:30
クロスホテル 3F AGORA[札幌市中央区北2条西2丁目]
¥4,000(フリードリンク+ブッフェ)
MC/奥かおる(FM North Wave)
 
●2次会
10月11日(日) 22:30〜24:30
クロスホテル 2F ミートラウンジ[札幌市中央区北2条西2丁目]
¥2,500(フリードリンク+ナッツ)


| | TrackBack (0)

ホテルでマーガリン

Hm   バターは好きです。でも、結構高価なもの。パンにつける他、いろいろ料理にも使えるので、その代りしてマーガリンも買っています。

 銘柄は特に決めずに買っているのですが、気になっていた「帝国ホテルマーガリン」を買ってみました。

 パッケージがロゴマークだけのデザインがオシャレですなぁ(現物はわりと普通)。値段も普通のマーガリンより高い。225グラムで400円程度だったかな。でも、普通のスーパー等でもよくみかけます。

 味はというと、これを朝、トーストに使ってみると一応「おっ、ちょっと違うな」というラグジェリー感というか(笑)、特別感というか、いい気分にはなれましたよ。リピートするかは未定ですが、買った価値はあった気はします。

 ホテルマーガリンというのは、ひとつのジャンルがあって、「金谷ホテル ホテルマーガリン」、「ヒルトン成田 ホテルマーガリン」、「リーガロイヤルホテル バター入りマーガリン」、「ホテルオークラ マーガリン 発酵バター風味」などがあるようです。いろいろ試してみたいな。これで、ブレイクファーストはホテル気分?


 



| | TrackBack (0)

09.10.10~11「ウラ〜!さっぽろチェブラーシカ祭り」

Cb












「ウラ〜!さっぽろチェブラーシカ祭り」
期 日:10月10日(土)&11日(日)
会 場:札幌エルプラザホール(札幌市北8西2)
入場料:当日1000円/前売800円/子ども500円(小学生以下) 
    前売 →4プラ・大丸・道新プレイガイド・シアターキノ・札幌劇場

プログラム: 
10日(土)おとなシアター 19:00開場/19:30上映開始(字幕版)70分/20:45 チェブラーシカ撮影会
11日(日)キッズシアター(小学生以下入場可)/9:30開場/10:15上映開始(日本語吹替版)70分/11:30 チェブラーシカ撮影会

 1969年にロシアのロマン・カチャーノフ監督の人形アニメでお猿さんのような外見を持つオリジナル・キャラクター「チェブラーシカ」。

 日本では2001年にミニシアターで上映されブームとなり、ぬいぐるみ等が販売されたため見たことのある人は多いと思う。でも、意外と作品を観たことのある人は少ないのではないだろうか。

 今回札幌のJR札幌駅北口近くにあるエルプラザにて上映イベントが開催される。大きなスクリーンでチェブラーシカを観られる数少ない機会。加えて、チェブラーシカと一緒に記念撮影、グッズの展示、チェブラーシカキューピーの数量限定販売なども予定。週末の楽しみとしてぜひ足を運んではどうだろうか。

 本サイト、ニュメロデューでは過去にチェブラーシカ上映を日本で初めてミニシアターに配給をした吉田久美子さんにインタビューを行なっています。ご参考にどうぞ。http://homepage3.nifty.com/numerodeux/31.html
 

上映会特設ホームページ
http://cinema-air.net/cheb/index.html

チェブラーシカ公式ホームページ
http://www.cheb-project.com/index.html

| | TrackBack (0)

おでんさん

Od 夕食におでん。もともとはあんまり好きではなかった。実家で時々、夕食で出た。嫌いではないけど、好きでもない淡々と食べていた記憶。

 今、は結構好きだ。

 ついでにいうと、僕は食べ物の好き嫌いはほとんどない。苦手ものは多少あるけど、食べたほうがいい状況なら普通に食べられる。

さらに、人の好き嫌いというと、ない訳ではない。まぁ、他人のことを考える前に、自分は本音をていねいに説明できる人間になりたいと思う。

| | TrackBack (0)

ロウソクを眺める夜。

Can 平日も、仕事が早く帰れると、一日も長い。言い換えれば、夕食を早い時間にとることができれば、寝る前までの時間もゆったりできる。

 食器の後片づけは後でいいことにする。

 食事後の読書は楽しい。アロマキャンドルを焚きながら。部屋はいい香りつつまれ、読書中、ふとロウソクの炎のゆらぎを見るのも楽しいもの。

 ロウソクの光はいいな。照明の代りになるような燭台って売っているのかな、と思った。部屋の中の照明はロウソクのみ。そんな光景を夢想する。

| | TrackBack (0)

先週末のおはなし

Ma 土曜プレミアム
「ザ・マジックアワー」

 食事をして、レッドカーペットを観た。普段、お笑い番組はほとんどみないので、出てくる芸人さんは、ほどんど知らないのだけど、でも笑いのネタに対して、その芸人さんを知っているか、知らないかあまり関係ないので、たまに見ても楽しめる。

 今、ほんといろんな芸人さんのスタイルがありますね。そんな中で、僕は昔ながらのスーツ姿の芸人さんが結構好きかな。特に特別なキャラ設定をしないで、純粋に話術で面白さを表現するのに魅力を感じる。

 それで、21時から土曜プレミアムという枠で 「ザ・マジックアワー」の放映だったので、引き続きTVを観てしまいました。三谷幸喜の作品ですが、僕はこの監督については、舞台の人であること、古畑任三郎のシリーズの人というぐらいの認識しかないです。そのうえでレビューをかきたいと思います。

 結論からいうとおもしろい作品だと思う。劇場で観ても良かったと思うくらい。あんまり邦画を観ないので、少しその分評価が加算されているかもしれないけど。セットが豪華だし、いろいろなシーンが、「劇場でみせる」ということは意識していると思う。

 TVと映画館では画面が違う、ということをしっかり考えているのがわかって、嬉しい。だから「劇場で観たほうが良かったかな」という感想がでるのがいい映画の条件だと思う。スクリーンで見るから映画なのだ。だから、DVDを待つより、おもしろそうな映画は封切りで直感で観たほうが良い場合がある。

 難いえば、深津絵里、妻夫木聡という主要キャストがどうもよくない。深津絵里は好きな女優さんだけど、本作のような設定の「ひとりでは生きられない愛人」
というイメージに合ってないなぁ、と思う。妻夫木聡は、雰囲気ある俳優だと思うけど、どうも成り上がりのホテル支配人という感じがしないのだ(そこは狙っているのかもしれないけど)。西田敏行も、あえて抑えている感じだけど、もう少し見せ場があって良かったかな。

 でも、佐藤浩市はなかなか好演をみせてくれる。そして、本作はいい意味でバキッとしてない。もっと、テキパキとシーンを進められるようなところで、どこか停滞している。そういうあいまいなところも魅力かもしれない。











 
 
 

| | TrackBack (0)

喜びと悲しみを考える。

Poem すべてを楽しめるような人間になれればいいと思う。

悲しみが歓びになり、喜びが悲しみにもなる。最後に涙が出るまで笑ったのはいつだろうか?

 喜びと悲しみがどう違うかを真剣に考えるのも必要。意外にその違いは説明しずらいものなのではないか。

 それらが解明されるまで、深刻になりすぎない、というのは生きている中で最大のアドバイスになると信じる。実践は難しいものですがね。そうやって曖昧に時間が流れていくのである。

 

 

| | TrackBack (0)

« September 2009 | Main | November 2009 »