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ここにもカレー。

Cu

 カレーのチカラ。

 

カレーうどん、とかそばというのは定期的に食べたくなるもの。うどん屋さんにはメニューのいろいろバリエーションがあるものの、自分の選ぶレンジが狭いためか、迷ってしまう。そういう時はカレー。

 いつも頼むものか、別のものにするかそうするか。小さな心の宇宙でなにかを僕は叫び、静かに終了していくのである。そんな時はカレー。

 世間話をしているとカレーうどん・そばが未体験の方が多いような。なかなかいいものですよ。なんというかな、想像よりプラスアルファの魅力はあるかと。今度のそば屋はカレーにしましょう。僕もそうしたい。

 

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トート生活。

Tb  無印でトートバッグを買ってみました。

 これが結構イイ感じなんですよね。トートながら強い実用度のバッグでございます。

 メインの収納部分はジッパーがついていて(これは大切)、12インチ・ノートパソコンに書類、本、などが入れられます。ほか、内側にはジッパーポケットひとつに加えてポケット2つ。

 バッグの外側には大きめのポーチくらいのジッパーポケット。それに小さめのジッパーポケット付き。

 その下には折畳み傘を収納できる細長いポケットがひとつ。左右の側面にさらにハンディフォン等が入れられそうなポケット2つ。

本バッグの収納ポケットに対する執着はなかなかのものです。それがクドイ感じにはなっていないのがいい感じ。

気になるお値段も5千円ほどで、リーズナブルだと思いますよ。

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観たい諜報活動

Mi5

FOXCRIME          「MI-5 英国機密諜報部」

 
イギリスの大ヒットTVシリーズ。主人公らの所属する政府機関「MI-5」とは国内の治安・テロ対策の諜報チーム。その活躍を描く。

 アメリカのTVヒット作「24」も対テロ機関の活躍を描くものだが、やはりアメリカ、イギリスという舞台の国の違いが出るのがおもしろい。

 「24」はノンストップなスピーディな展開が中心だが、「MI-5」ではもっと人間ドラマ的な部分を中心に置いている。そのあたりの哀愁だったり、敵味方組織の中でドロドロした部分が描かれているのは、ヨーロッパ的だなぁと思ってみたり。曖昧な部分がね。

 人間ドラマと、どんでん返しなスパイもののふたつを描く結果、結構都合のいい展開を感じさせるのだけど、ドラマ部分に魅力があるので許せる。諜報部の仕事との特殊性というのが、さりげないシーンで積み重なっていって、観る側にリアルな印象を残す。アッと驚くことは少なめだけど、登場キャラクターに魅力ある作品になってます。

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カレーとカレー 

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 すき家で昼食。そうか、松屋は食券だけど、すき家は席でオーダーなのね。カツカレーを注文。食べながら、ココイチのカレーを思い出す。昔、住んでいた近所にココイチがあり、良く行っていた。

 ココイチのカレーはクセがない。カレーなんだけど、カレーではない錯覚を感じるような。間違いなくカレーなんだけどね。

 今日食べたすき家のカレーは、オーソドックスなルーの中にスパイシーなアクセントがある。辛さを普通だがカレーを食べた気分になれました。

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夜の店内、オムとオムライス。

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 夜のお店でアラカルトをオーダーするのは、楽しみのような苦手なような。

 間接照明をうまくつかったこのお店は、誰でもオシャレなお店として賛成してくれそう。清潔感があって、ややキメすぎな感じのインテリアだけど、そんな特別感もいいのでしょうね。

 

オムライスもたっぷりとボリュームがあって、嬉しい感じ。さらに、ジンジャエールの辛口が置いてあれば完璧なんだけど、と僕は思った次第です。

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エヴァンゲリヲン新劇場版:破

Eva2_2 (封切作品)
『エヴァンゲリヲン新劇場版:破』

 
もう劇場は無理かな、と思っていたらファクトリーのユナイテッドシネマの最終日に行くことができた。上映までのわずかな時間でタージマハールで夕食。そして広場にあるお店でぶどうのジェラードを食べた。わりと余裕な感じで劇場に行けました。

 前作も良い感じだったので、今回も期待。お客さんも7割くらい入っていて混んでる感じ。もしかして2回目かしらと想像してみたり。

 前作に比べるとずっと劇場オリジナル要素が強くなっていえる。セカンドインパクトの状況や、諸外国ネルフの様子や月に行く描写があって、バックグランドの説明が深くなっており、このあたり僕は気に入りました。

 話題になっている新女性キャラも、アクは強いが脇役に撤しており、オリジナル主役キャラ達には邪魔になっていない感じで良かった。あと、使徒の描写はより不気味に不可解なイメージになっていて魅力的。ドラマとしては、シンジ、レイ、アスカの関係性が前向きに描かれていて、心地よい感じになっている。特にレイの変化が大きくて、賛否両論だと思うけど僕は好きでした。







 
  


 

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はじめてなの。

Ko  ホテルでランチ。松茸の釜飯を食べる。松茸って初めて食べたと思う。まだまだ僕は食べたことのないものが、たくさんあるなぁと思う。

 高価な食材なためかよくマンガ等のテーマになるまつたけ。食べてみた感想としては、よくいわれるように「香り」がいいですなぁ。それが素直な感想。

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スナイプス魅力

Shミステリーチャンネル
「シュガーヒル」

 
あらすじ:主役のスナイプスはスラム育ち。頭はいいが、父親がドラッグの売人であったため、粗暴な兄と売人をやり成功はしている。しかし、暴力の世界にはうんざりしている。あるパーティでヒロインとの出会いをキッカケに足を洗う決意をするが…縄張りをめぐってトラブルが発生する。

 ウェズリー・スナイプスといえば「ブレイド」等アクション作品で有名。実際、俳優と同時に空手5段の武道家でもあって、アクションはシャープでカッコいい。出演作品にはついつい派手なシーンを期待してしまう。そして、その期待は裏切られないのである。

 本作ではギャング的な設定から、凄いアクションを期待していたら、これが実に裏切られる。でも、この裏切りは心地良いものであった。

 バイオレンスシーンはあるのだが、メインはあくまでドラマ。この方向性は意図的なものだと思う。バイレンスを描かないバイレンス・ドラマとして、スナイプスは実にいい雰囲気を出している。スナイプスの役どころはやや優等生的すぎるが、その優等生ぶりが実にしっくりくる。この俳優の実力を感じさせる。ギャングの世界を落着いて楽しみたい方にお勧め。緊張感はしっかりラストまである。

 

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SUMOAURA(相撲—オーラ)展

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 十和田市現代美術館では企画展示として「 SUMOAURA(相撲—オーラ)」展が開催されていた。10月18日まで開催されているという。

 この企画は相撲を現代美術の切り口で紹介していくこと。企画には美術作家、熊谷晃太、KOSUGE1−16、柴川敏之、村上タカシ、wowlabが参加している。
 柴川敏之は「2000年後の未来」というテーマで、1995年ころからオブジェやインスタレーションの制作を行っている。また、広島大学の相撲部を建て直したという人物であり、その出来事は「ちゃんこ」という映画にもなっている。アートと相撲がライフワークという本企画には適任のアーティストだろう。

 柴川敏之によって作品展示は館内だけではなく、周辺にも町内にも広がっている。商店街のいくつかの店舗では、柴川の作品が展示され、それのスタンプラリーが実施。写真は服屋さんの2Fに展示された制作中の作品。ほか、ワークショップや巨大紙相撲の実施なども予定されていた。

 相撲と、アートとそして商店街。この3つがコラボレーションしたアート企画である。

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青いフォレスト。作られている公園。

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「十和田市立現代美術館」。三沢駅から電鉄に乗り換え終点の十和田市で降りる。そこからまたタクシーに乗ってしまったが、失敗。

 タクシーはほぼワンメーター。少し地図を予習していけば歩いて15分程度か。商店街を通っていくので迷ったらすぐ聞ける感じだと思う。

 正直、青森県立美術館よりは、たいしたことないだろう、と思っていたら、これが気合い入りまくりの現代美術系美術館。県立と比べれば当然小規模なのであるが館内は「アートの部屋」というコンセプトで作られていて常設展は「1部屋・1作品」で構成されているのが特徴か。

 まさにコンテポラリーアートという感じのオブジェやインスタレーション系の空間作りで見応えタップリでございます。

 カフェについては、セルフサービスの簡易なもので、ほぼ飲み物メイン。空間も広くなく、ちょこっと一休み程度という感じでしょうか。

写真は道路を挟んで建設中のアートの公園。みてのとおりの草間彌生オブジェの公園です。これも楽しみですなぁ。帰りは歩いて駅まで行きました。電車の時間潰しに駅近くの「ハードオフ」に行きました。

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森の中のブルー覗き見る。

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  「寺山修司記念館」。三沢駅からタクシーで20分ほど。まわりになにもないような場所です。

 車窓にてフラットな風景が続く道を車で進み、ある場所で左折する。森林道を抜けてそこに出現する建物という雰囲気としては良い感じ。

 メインの常設空間はひとつ。コンパクトな大きさ。でも、資料展示の仕方がとてもユニーク。薄暗い空間に木製の机が並んでいて引き出しの中に展示されている。それを懐中電灯で照らして見る。覗き見る感覚。

 ファンならぜひ行ってみたいし、これを見てファンになるのもいいと思う。興味があれば、本とかも買えるしね。テキストから映像まで幅広く活躍した人だからクリエイティブに興味がある人なら必ず引っかかるものがあると思う。

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青い森の45度の美学。そしてミナ。

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 「青森県立美術館」。青森駅からバスがあるのだけど、これが本数があまりないのが残念か。1時間に1本くらいは欲しい。予定の都合でタクシーで行く。歩くのは難しい。

 この美術館のVIはブルーマークの菊池敦己がやっていて、館内のサインボードのフォントはすべて水平・垂直・斜め45度の直線だけで作られている。

建物の白とグレーの色調とマッチするシンプルさがいい感じ。展示作品だけではなく、美術館そのものも見どころかなと思います。館内のスタッフの服がミナのデザインでこれが実に可愛い感じ。館内のカフェは食事も充実しているのが特徴かな。写真は常設の奈良美智の作品「あおもり犬」。

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09.09.12-09.13「カタログ vol.1 〜sodatsu〜」

「カタログ vol.1 〜sodatsu〜」

会 期:2009年9月12日(土)13:00〜21:00 ・9月13日(水)9:00〜19:00
会 場:モエレ沼公園・ガラスのピラミッド

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 札幌にて新しいアート・イベントが誕生した。

 「カタログ」とは絵画・映像・デザインなど様々な分野で活躍クリエイターによる展示とライブのプロジェクト。テーマは、クリエイターと観客と、そして街が「アートによって育つ」ということ。 

 会場はモエレ沼公園のガラスのピラミッドにて週末の2日間開催。2フロアを使用し1Fではライブ・2Fでは作品展示が行われた。ライブも含めて入場はすべて無料。参加クリエイターは40名

http://catalog.kibaco.net/artist/

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でも、幸せはレシピ化できないのでは。

Mm洋画シネフィル★イマジカ
「マーサの幸せレシピ」

 あらすじ:マーサはドイツのフレンチレストランの女性シェフ。真面目で神経質。料理の腕も良い。ある日、姉の子供を引き取ることと、お店に自分とタイプの違うイタリア人シェフが来たことで、いろいろな出来事に見舞われる。

  ドイツ映画。僕は個人的にはドイツ女性の感じって好きではないのだけど、本作のヒロインは好き。それは国籍うんぬんというよりも彼女の性格かしら。

寡黙で完璧主義者。自分の自宅の感じも男っぽいインテリアで、ストイックな感じ。

 まぁ、実際こんな女性が傍にいたら僕は怒られぱなしのような気がするけど…ただ、スクリーンで観るうえでテキパキと仕事をこなす姿は気持がいい。ただ、カウセリングを受けていたり、自分のアパートの下階に引っ越してきた男に自分の料理を食べさせようとしたり、その声のかけかたも色気ゼロな感じがおもしろい。まぁ、それなりに充実した生活をしていた訳だ。

 そこに、亡くなった姉の娘を引き取ることと、仕事場にタイプがまったく違うイタリア人男の出会いによって、彼女の個人としての生活はどんどん破られていく。しかし、それは彼女のさまざまな転機になっていく。それは彼女の人生に厚みを与えていく。料理以外はホントに不器用なマーサの行動がユニークであり愛しい。また、調理場を舞台にした料理シーンの良さ、サウンドトラックの趣味の良さも本作の魅力を盛り上げている。

 ラストの展開もいい感じ。ヨーロッパ映画っぽいね。人生におけるさまざまな体験は、より充実した人生のためのレシピなんでしょうね。

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2009.08.22ー08.29『佐藤 翼 個展「そこから」』

『佐藤 翼 個展「そこから」』
会 期:2009年8月22日(土)〜8月29日(土)
会 場:CAI02(大通西5)

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 佐藤翼の初の個展が開催された。展示された作品は黒の1色で描かれ余白や空白の多い。

 しかし、未完成ともスケッチや習作という印象ではなく、静かな情熱と力強さを感じさせる完成度の高いものだ。

 一見したところ、作品は「記号」にも思えるが、従前のそこからのイメージ「無機的」というより、はるかに「有機的」に感じさせるのは、新しい「記号」の表現だともえる。血の通った記号がここにはあるのではないか。

 個展名の「そこから」のそことは佐藤の想定する他者のいる場所であり、彼の目指すものだという。これが初の個展なら、次回の展開が楽しみである。

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光の国、感じる可逆性。

Md 秋になったかと思えば、日差しが強かったり、気温が高かったり。おまけに湿度が高いということで、日中のオフィス内は、過ごしにくかった。エアコンは入っているような入っていないような。

 昼休み。まぶしいくらいに強い自然光は不思議な気分にトリップさせる。光の中で時間は前へ前へと逆に進んでいくよう感じる。過去に戻った感じはよくあっても、未来に行って感じはないのはなぜだろう。それは、過去に対する執着か後悔か。時間というのはまじめに捉えると恐ろしい。止めることはできない。1秒前にも戻れない。ただ過ぎ去るのみ。

 ただ、時間の経過をただ恐がるのは一面的な考え方だろうか。時間経過を楽しめるメンタリティを持ちたいと思った。

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めがねとプール

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Film Review
「プール」(封切作品)

「かもめ食堂」「めがね」のスタッフが再結集した最新作。キャストは小林聡美、もたいまさこ、加瀬亮、伽奈。最初の3人は前作「めがね」から続いたキャスト。伽奈はモデルから、はじめての女優としての出演作品である(以下、内容の核心に触れますので注意)。

 僕は、本作の他は「めがね」しか観てない。そして、比較するなら「めがね」のほうがいい作品だと思う。監督も作品傾向も違うので、良い悪いで比べるのはやや乱暴だとは思う。それでも、僕は「めがね」のほうが良作だと思う。小林聡美も、もたいまさこも実はもうこういう傾向の役をやるのはうんざりしているのではないだろうか。

 小林聡美は「プール」では「ねがね」と180度違う役を演じている。「めがね」での小林は観客の感情移入すべきキャストであった。典型的な現代人である小林が、ある島の民宿を訪れた時、そのスローペースの世界に、戸惑い、そして慣れていく、そして元の社会に戻るストーリーは、ただただゆるいだけ、と批判をされたとしても、ある程度「こんな夏休みもあるかもしれない/過ごしたい」というリアリティのある話であった。劇中のエピソードもいろいろあっておもしろかった。

 しかし、「プール」での小林は「タイで民宿をやりたい」と思い、娘の伽奈を自分の母親に預けて日本を離れタイで民宿をやっている。そこに、訪ねて来た伽奈に「自分は好きなことをやる」と語る。それに対して「自分のそばにいてほしかったのに、なぜ行ったの?」という質問に小林は答えない。ラストまで観てその答えがわかるとかと思えば、僕は鈍感なのかその疑問についての答えはいっさいわからなかった。

 さらに小林は母親が行方不明のタイ人の子供の世話をしている。その設定が何を意味しているかも最後までよくわかない。食事は前作と同じフードコーディネーターということで、おいしそう。でも、食事のシーンはほとんどないので、あまり印象の残らない。場面として、食事=コミニュケーションであるべきなのに、ほとんど機能していない。また、劇中エピソードも少なく、長回しの映像が続くのみ。それは悪くはないのだけど、楽しいシーン欲しかったなぁ。

 もたいまさこについては、前作でも浮世離れした存在だったが本作ではそれがさらに強くなっている。それは悪いことではないが、そこからエピソードが生まれる訳でもなく、ただの現実感のない存在として描かれていて魅力を感じられない。小林との関係性もわからない。

 本作の一番やっかいなのは「親子関係」とか「人間の死」というテーマが、ちらほらすることだ。それがなければ僕はもう少しは楽しめたが、そんな極めて重要なテーマが、思いっきり放り投げられていて、それがどこに着地もしないままま終っている。それがなんとも居心地が悪い。これが本作の世界観なら、かなりドライで刹那的としかいいようがない。もっと優しさが欲しいですよ。

 「めがね」をオシャレ雰囲気映画という批判もあるようだが、それはそうかもしれなけど、そんな映画もあってもいいじゃん?と僕が弁護できる。だって、そこにはひとつの幸せなイメージはあったでしょう。しかし「プール」の弁護はかなり難しい。だって、羨ましいシーンがひとつもないもの。

 小林の個性に対して、伽奈は初めての出演作品として荷が重すぎる。結局、彼女はこの滞在期間に、なにを感じたかは観客はサッパリわからない。劇中に「プール」があるものの、そこで泳ぐものはいない。そんな不自然さにあふれる作品だっと思った

 僕はこのキャスト、スタイリスト、撮影のセンスがあれば、趣味のいい作品になるのだから、もっと普通の話で良かったんじゃない、と思った次第でございます。なんか、悪い話ばっかりですが、小林がギターを弾き語りのシーンは良かった。エンドクレジットで小林が作詞・作曲と知ってびっくり。才能あるなぁ。













 

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イベント告知*09.12&09.13「カタログvol.1 〜sodatsu〜」

Cata 「カタログ vol.1 〜sodatsu〜」

会 期:2009年9月12日(土)13:00〜21:00 ・9月13日(水)9:00〜19:00
会 場:モエレ沼公園・ガラスのピラミッド内(スペース1・2)東区モエレ沼公園1−1
料 金:無料

 札幌にて新しいアート・イベントが誕生した。「カタログ」とは絵画・映像・デザインなど様々な分野で活躍クリエイターによる展示とライブのプロジェクト。

 テーマは、クリエイターと観客と、そして街が「アートによって育つ」ということ。

 会場はモエレ沼公園のガラスのピラミッドにて、1Fではライブ、2Fでは作品展示が行われる。参加クリエイターは40名。入場は無料。

 芸術の秋にふさわしい、イサム・ノグチ設計のモエレ沼公園を会場に、楽しく刺激のあるアート・イベント。週末の2日間という短い期間なのでお見逃しなく!

●参加クリエイター

音楽:木箱,SiMoN from 東京34423 from 東京,Rhythmy,ryusuke sasaki,mind-set,nord,夢、ヲ、虚就ク,harmonina

落語: 林家とんでん平・パフォーマンス:むっち〜(バルーンアート)
空間装飾:カトウタカシ,jobin.(モビール)
展示/物販
:  Team.おわん(Video Instaration),miToro(イラスト),ワタシはタワシ (イラスト),Marina (イラスト),OSUGI (イラスト),sana (イラスト),不透明 (イラスト),たかくいくよ(イラスト),ENOGRAPH(感性絵画),ささじましおり(イラスト),Bunny.LPH(コラージュ),sunpofree(写真加工品),藤井湖弓(絵),佐野妙子(油絵、アクリル),GENERAL STORE 4th(立体・レザーアート),NATSUMI.k(絵画),サワダ ケンタロー(写真),DC&E(展示),豆電社(工作),a delusion(雑貨販売),こうた(立体 羊毛フェルトアート),Meg*&小林義宜(イラスト等販売),nukillizo(展示),大矢 和輔(グラフィックデザイン),能和暁(絵画),やまだるみ(絵画),田中佑佳(空間)from 東京

http://catalog.kibaco.net/artist/


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09.08.08ー08.29 「土田 俊介個展」

「土田 俊介個展」
会 期:2009年8月8日(土)〜8月31日(月)
会 場:CAI02(大通西5)


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 土田 俊介は北海道出身の美術家。

 金沢を中心に国内外の展覧会の出展。現在は東京を拠点に活動を行っている。 

 今回の展示では、メタルラス(金網)とガラスで出来た幾何形体の立体作品やメタルラスとスポンジ、レース、布、ガラスなどの素材を使ったオブジェ、平面作品を発表した。最終日にはアーティストトークのイベントがおこなわれた。

 大きいオブジェはさまざな素材が筒状になっている。始点も終点もない円の構造はどこか興味をそそらせる。時間というものを考える。加えて丸みを帯びたフォルムというのも自分の気持ちの良い方向に安定させてくれる感触があった。安定感を感じる。こういった作品がビルの広めのロビー等に配置されていると、空間の圧迫感を中和させてくれるような感じがした。

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アッサリ

Eb ひさびさに駅弁を食べた。特急で指定席。隣の人がいない。2時間少しの所要時間。絶好の駅弁タイムゾーン。札幌駅の構内で時間が迫っていたのでドタバタと買った。

 駅弁売店の人が「あっさりしてますよ」というトークで決める。あっさり好きでもないのだけど、あっさりな駅弁というのに興味があったのだ。ホームに急ぐ途中でロッテリアをみかけて、ハンバーガーでも良かったかな、と思う。

 無事列車に乗り込んで、食べることにする。パッケージがユニーク。これは実は2段構造になっている。上には、お寿司と、葉につつまれたデザート。下がついてくるだし汁をかけて食べる。お寿司を食べて、その後、だし汁のごはんをサラサラと食べる。そして、デザート。これはたしかにアッサリ・ディナー。駅弁というのはユニークたし、常に「食べやすさ」というのもデザインされていることに感心した。

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シリコンを入れる。

Shd_3   ヨドバシにUSBメモリを見にいった。僕は複数のマシンを使う場合が多いので、このメディアは愛用してます。基本マシンのHDにファイルを置いてません。すべて外付のメディアに置く。

メーラーはウェブメーラーだし、使用アプリはワード、エクセル系が使えればオッケーなんで、USBにドキュメントを入れておけば、どんなマシンでも大体仕事ができるのです。

 今、使っていたものはPCにオマケでついてきたもの。容量は8Gで十分なのだけど、長さ3.5センチ、厚さは3ミリ程度でちいさくてちいさくて、なくしそうでこわい。端子部分もむき出しなのも気になる。メディアというものは、持ち運ぶならある程度大きさがあったほうが管理しやすい。

 USBメモリのコーナーのついでにHDのコーナーも見る。すると、小型のシリコンディスクがあったので、買ってみた。容量は32Gで9800円。僕には十分な容量。持った感じほとんど重さを感じさせない。中身はあるのかしら??という印象。サイズは写真のとおりカードサイズ。これくらいのサイズがあっても邪魔ということはない。僕はMacもWinも使うだけど、そのあたりのマウント、ファイルのやりとりも問題なかった。これからしばらく使っていきたい。

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トースカチーナでの悩み

Rp 柳月のお店、トースカチーナにてマンゴーパフェを食べる。

 僕はもうすぐ歳をひとつ重ねる訳ですが、パフェは相変わらず好きな訳です。好き度がさらにアップしているような気がします。どうしましょう。

 このお店は食事はパスタ、ピザがあって。おいしい。食事というパターンで行く場合が多い。

 しかしながら、普通に食事をしてしまうとパフェは食べきれないボリューム。悩む訳です。ミニパフェもありますが、迷うところです。贅沢な悩みなのですが悩みには変わりない。でも、無害な悩みであり、解決しなくてもいい悩みです。時間は静かにながれていく。このミニマムさが大事なのだ。

 人は悩みのない状態というのはありえない、と思う。問題は悩みの質だと思う。そう考えると、パフェで悩む自分は幸せなのでしょう。少なくても自分を不幸だと思ったことは、ない。そこに感謝しつつ、ひとつ歳を重ねる。


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美少女兵器

SeSCIFIチャンネル
「セレニティ」(2005)

 未来世界。宇宙を自分たちの思想で支配しようとする「同盟」。主人公らはそれに反抗する海賊宇宙船「セレニティー」号の乗組員達。この宇宙船には「同盟」によって人間兵器にされた少女は乗り込んでいた…「同盟」は彼女を追う。

 観た後でネットで知ったのだけど、これは短命で終ったTVシリーズの劇場用作品だということ。視聴率的には振るわなかったものの、熱狂的なファンによって映画化。TVで失敗したのに、映画になるって凄いことですね。

 主人公達が海賊ということでならず者達という設定がユニーク。といっても、まったくの無法者という訳ではない。船長はもともとは「同盟」の圧政に対して勇敢に戦った戦士。基本的に人殺しなどはせず「同盟」の金庫からお金を奪っていくという海賊稼業。

 海賊船の乗組員もそれぞれ個性があっておもしろい。このあたりは人物描写に時間をかけることができるTVシリーズ名残かもしれない。目新しさより、ドラマに重点を置いている。

 主人公らが「追われる存在」というのがスリリングだし、そこに美少女の人間兵器というインパクトを加えて、よりおもしろさを出している。でも、美少女は情緒不安定という設定にして、安易に活躍させないところはいいところ。

 CGやアクションシーンについては、正直目新しさはないが、バランス良く平均点はあると思う。そのあたりはドラマを重視し、派手すぎないところも僕は好き。
SFのTVシリーズの好きな方だったら、まず勧められる作品だと思う。

 



 





 
 

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09.08.21北海道デザイン協議会「ON! 北海道ブランドの可能性」

北海道デザイン協議会 2009年度第1回セミナー
「ON! 北海道ブランドの可能性」

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期 日:2009年8月21日(金)18:00-
会  場:STV北2条ビルBF1(北2西2)

 北海道デザイン協議会とはデザイン活動の向上と活性化、理解と定着を目指す活動を行っている団体。会員制でデザイン関係者より構成されている。

 今回、市内にてセミナーが開催された。テーマは「ON! 北海道ブランドの可能性」。講師として、店舗等の照明設計をがける中屋惠美氏を迎え2部構成で開催された。

 第1部では、有限会社イリス代表の中屋惠美が登場。事業内容についてプロジェクターを使い事例写真を交えながら説明していった。同社はオリジナリティの高い照明器具を受注、店舗・学校・病院等に納品している。こういった業種では道内では唯一といえる存在とのこと。素材にはガラス、樹脂、金属、陶器などのさまざまなもの使用している。これら素材を道内の工場や工芸作家と実験を繰り返しながら独創的な照明制作を行っている。

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有限会社イリス代表の中屋惠美

D3 ▲ ATMコーナーに設置された照明。無人スペースでも「お客さんを迎えるという気持ち表わしたい」という依頼を受けてデザインしたという。

D6 ▲最近は受注のほか、量産品の制作を行っている。カタログ販売に掲載したところ、予想以上の反響があったとのこと。

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第2部では、トークセッション「わたしたち、こうしてデザインやってます」というテーマで、平塚智恵美(叶多プランニング・写真左端)をコーディネーターに、1部の講師中屋惠美と、伊藤千織(プロダクトデザイナー・伊藤千織デザイン事務所・写真右2番目)、中森明子 氏(フラワーデザイナー・デルガーデン・コニファー・写真右3)の3人の女性デザイナーによるトークセッションが行われた。

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▲上記3人のデザイナーが共同でデザインを行った医療施設 札幌がんフォレスト。「癒し」というコンセプトに基づいて施設内がデザインされている。

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