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2008.05.31「山本祐歳 個展 唯観(タダ・ミル)」

2008年5月27日(火)−6月1日(日)HOKUSEN GALLERY ivory
http://www10.plala.or.jp/metamor/

山本祐歳 は動物と人間のフォルムを融合した木彫作品を制作しているアーティスト。それらをMETAMORIC ANIMALと名付けてその作品の展示を行なっている。市内の中心部のギャラリーにて展示がおこなわれた。▼

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▲展示は立体物および平面作品で構成されている。いろいろなバリエーションが楽しめる内容になっていた。

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▲バンドやミュージシャンをモチーフにした作品がいくつかある。そのテーマ選びにも作家の趣味が反映されているようだ。ディテールの作り込みも緻密である。

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▲これは自由に手に取ることができる作品。作家曰くいろいろ握っていると必ず手にフィットするところがあるという。触れていると木の感触が心地よい。

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▲支柱状の大きめの作品。幻想の世界の生物のような印象。そのフォルムから静的であるけど存在感がある。

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オシゴト内容の説明

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円山のカフェ、エスキスにてフォトグラファー、グラフィック・デザイナー2人、僕というメンツ。 グラフィックデザイナーという職種を一般の人に仕事内容を説明できるか、という話題になる。
 僕が「例えば雑誌なら、ページの写真、イラスト、文章以外をやる仕事でわかるんじゃない」とたらデザイナー2人に大ブーイング。それではまったく伝わらないということ、そうかなぁ。
 その他、写真家、フォトグラファー、カメラマンというのも違いについて。そういえば、エディターも仕事内容は一般的には説明しにくいですね。先の例でいうなら、「例えば雑誌なら、ページの写真、イラスト、文章、デザイン」以外のことをやる人になるのかな(!?)。

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チーズがあったり

Sb  いろいろな場面でチーズ。好きですね。チーズケーキも好きですし、この日はイタリアンの中のチーズでしたが、ナゲットにつけて美味しい。
 こういったチーズは普通に買っても高いもので、レストランで食べたほうが割安だと思えるくらい。
 コースでデザートにチーズというパターンも好きで、料理の後、何種類かのチーズを選ぶというのもなかなかいいものです。一緒に柄もなく少々ワインも飲む。飲むところまではいけても、まだオーダーなんて無理無理。ワインリストに目が泳ぐ。ひさびさの再会に乾杯。

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ソンビ映画にはドラマが大事

Df DVD「デッド・フライト」(2007・アメリカ)

 ソンビ映画。旅客機で運搬中の極秘実験中の患者が暴れ出して、まわりがどんどんゾンビになっていく、という内容。
 フライト映画といえば、ジョディー・フォスターの「フライト・プラン」。僕はこの作品がなかなか好き。サスペンスという観点では、いろいろ批判もあるようだけど、僕はそれより映像の感じが好きなんですよね。
 常に神経質で、不安にさせるような深く、静かにダウンしていくような映像美に心奪われました。
 話はもどりまして本作には、映像美なんてものはなくて、画面上では殺すか食われるかの大暴れ、血しぶきが上がっている。
 そんな中の人間模様はソンビ映画の定石を、うまく押さえていておもしろい。ソンビ映画で大切なのは極限状態でのいろいろな立場の人たちの「ドラマ」。そう考えるとあくまで主人公の被害者的な視点のみで撮っている「フライト・プラン」より、本作のほうがドラマとしては上なのかな、ふと思う訳です。

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2008.5.23 18:30-「第2回セミナー:クリエイティブ・コモンズ・ライセンスはこう使う!」

会場:「OYOYO大通まち×アートセンター」(中央区南1条西6丁目第2三谷ビル6階)

クリエイターの作品を世界に広める注目の新しいライセンス、クリエイティブ・コモンズ(CC)。それについての世界会議「アイコモンズ・サミット」は今年は7月に札幌で開催される。

それに関連して、2人の講師を東京より招かれセミナーが行われた。

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▲ 会場となった「OYOYO」は最近、東急ハンズ札幌店の近くのビル6階にオープンした街とアートに関わる様々な人が講演、展示、ライブ等に使用できるフリースペース。写真部・美術部・図書部等があり、ここを拠点に活動を行う。

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▲9000人を越える登録者がいる日本最大のクリエイターコミニュティサイトを運営し、CCの活用も採用している林 千晶氏(株)ロフトワーク取締役からはロフトワークの仕組みの説明から、著作権とCCについて。同氏は本年開催のアイコモンズ・サミットのアドバイザリー・ボードでもある。Rimg0011_2

 

▼次に、話題のミニブログツールTwitter活用。そこで仲間を募りオリジナルのCDを制作し、リリースしてCCライセンスで公開した関根 元和エムロジック(株)取締役の講演が続いた。CD制作の具体的の制作プロセスから、CCライセンスの可能性、ネットで作品を発表することなどについて。

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▼関根氏の講演の後は、講師と会場のお客さんとのトークセッション。CCに関連した法律的な問題といった硬めの話題から、ブログを発表することによる「炎上」のエピソードなど幅の広いトークが行われた。

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曖昧な選択

Photo  ランチ後のお茶の時間。自分の頭が軽いというか、発想が浅いと感じる時がケーキを頼む時である。
 ケーキのセレクトというのは自分の中では野生の発想であって、あまり根拠を示して頼めない(求められることもないけど)。
 レアチーズケーキ、ガトーショコラ、モンブラン、タルト系(ベストはブルーベリー)というところ。
 こうつらつらと書き上げたものを眺めていると、これでおおよそを網羅している気がする。それだけ、ケーキを頼むということは無意識の行動。
 一緒の飲み物(大概コーヒー、時々紅茶)を飲んで頭ポカーンとする。お店にある雑誌の特集リード数を数えたりしていて、ケーキの最後の部分をうまくフォークにのせる頃までの時間が、結構大切な気がするのです。

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デジタルもアナログ、フォルダーもアナログ

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「グーグル」にお世話にならない日はないです。もう自然なことで、無意識だともいえる。それは良いツールの特徴ですね。僕は検索しか使ってないけどカレンダーやメールのサービスも便利そうです。
 今って、グーグルって、単なるネットサービスから、ひとつの時代のキーワードというか「思想」になっている感じがしますね。グーグル以前・以後なんていう歴史を語れるかも。
 それらには、情報に対して伝統的な整理方法からの脱却というイメージもある。
ただ、個人の整理という部分では、デジタルでは僕はハードディスクのフォルダとファイルネームに工夫していって整理する方法が好きだし、アナログでも、伝統的なファイリング・システムが好きです。
 企画ごとにシンプルで安価な二つ折りのファイル・フォルダーを使っています。整理は完璧には遠いですが、キチンとした分類・整理というのが人には一番馴染むと思うのです。古い発想ですかね。でも、前提として「迷ったら捨てる」というのは実践していきたい。捨てるのは、とっておくより重要だと思う。

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インドアのインドア派服

Mhl どうも天気悪い気がしますね。窓から外を眺めて気になります。限りなくインドア派の僕ですが、なんだかんだいって、結構、出歩いたりします。天気も気になります。風の強い日は傘を壊します。
 インドアに自覚的だからこそ意識して外に出ているかもしれません。服を買いに行くというのも立派な外出理由。
 つき合いでもない限り、お店に行く時が買う時という感じです。MHLでシャツを買ってみました。僕は上着は黒が多いので、ちよっとビビッドな色のものを。とりあえず棚にしまい込む。着るのはいつになるか。僕の服もインドアのようです。

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Repo RISA FUKUI EXHIBITION VOL.2「KI RI GA」 展

  2008年5月11日(日)〜24日(土)11:00- 19:00*月休 HOKUSEN GALLERY ivory(中央区南2西2)/ http://www.mosslinkage.com/

中島美嘉のCDジャケット、UNIQLOから手塚プロとのコラボレーションであるアトムのTシャツなどを手掛けた切り絵アーティスト福井利佐。そのエキシビション。「切り絵」の可能性に驚くバリエーションの数々と完成度の高さ。▼

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Repo 札幌アートディレクターズクラブ クリエイターズミーティング2008

5月16日(金)18:30〜  サッポロ エーライフ(札幌市中央区南4西6)/http://www.sapporo-adc.com/

札幌のクリエイター団体の年に一度のイベント。市内のDJクラブにて開催された。グラフィックデザイナー、イラストレーター、カメラマン、映像制作者等が集まった。昨年の作品コンペの表彰、新年度ロゴ、キャッチーコピーの投票・発表などをおこなわれながら、会員の交流がおこなわれた。二次会、三次会も予定されていた。▼

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Report 2008.5.16(金)Fine Time Cinema 02 @ATTIC

5月16日(金) 21:00〜ATTIC(中央区南3西6長栄ビル4F)

 映像クリエイター、ファンによる交流会の第2回目。今回は当日の上映会のあった對馬考哉監督や、大学生の映画研究会のグループやATTICのスタッフらがお酒を楽しみながら、いろいろな話をしていた。▼

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薄さが喜ばせる

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「ボーン・アルティメイタム」(2007)

 問題は見せ方ということなのか。それとも発表のタイミングなのか。3作目。1作目を観る時マット・デイモンにアクション映画の主人公ってどうなのかしら、と思ったけど、あれよあれよと大ヒット作。
 内容は毎回「超絶に強い、ディモン氏とのミステリーヨーロッパめぐり」といった内容で、正直そんなに画期的なストーリーでもないのだけど、主人公の適度な薄さというのが、無印良品的に飽きさせない人気の秘密だと思う。
 女好きでも、キザでもないのが「自分の過去を探す男」というのは女性にも受けるのかしら。後、悪者は悪者らしく、というのが徹底しているのも良いのかも。
 僕はヨーロッパの歴史的な雰囲気のある風景や建物をバックにアクションという組み合わせが好きなので、それが楽しみでもある。
 本作もあれよ、あれよとラストに向っていく。大ヒットということで、さらなら続編も予定されているという噂もある。だけど、ここで止めておくのが作品的にも俳優キャリア的も良いタイミングかな、と思った。

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5/16映像交流会 「Fine time CINEMA」

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● 映像交流会 「Fine time CINEMA」

日 時: 5月16日(金) 21:00〜
参加費:500円+(1品持ち寄り。飲み物持ち込み可)
会 場:ATTIC(中央区南3西6長栄ビル4F)

「Fine time CINEMA」とは映像制作や出演、鑑賞に興味のある方が気軽に自己紹介したり、情報交換、お話、等交流をすることを中心とした定期開催のイベント。今回が第2回目。参加者はプロ、アマは問わない。映像作品を観るのが好きだという方も歓迎。今回は当日、本イベント前に開催される「對馬考哉監督特集上映会」の對馬考哉監督も参加予定。
http://ameblo.jp/yaneura-attic/entry-10094621340.html

※Fine time CINEMAは毎月1回行う予定。開催の情報が知りたい方はkajita@a-yaneura.comまで件名「fine time CINEMA情報希望」と書いて送ってくださいとのこと。

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5/16「對馬考哉監督特集上映」

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●「對馬考哉監督特集上映」

日 時: 5月16日(金)13:00/15:00/17:00/19:00
料 金:500円
会 場:ATTIC(中央区南3西6長栄ビル4F)
※19:00の回は終了後、對馬監督によるトーク有り

 2月に行われた北海道インディペンデント映像フェスティバル(HICF)。そのフェスにて審査員特別賞を受賞した對馬考哉監督の特集上映。受賞作品の「自壊」を含め、過去作品も含め3作品上映+α。新作も上映予定。当日21時より開催される映像交流イベントfine time CINEMAに對馬監督も参加予定。
http://ameblo.jp/yaneura-attic/entry-10094615173.html

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New CD:YAMAOKA /TEARS&SMILE

Tearssmile■ New CD  Information
YAMAOKA /TEARS&SMILE(2008.4/doppejgnger records(Tokyo/JPN))

   北海道北広島市在住の山崎良範と岡謙一の2人組のテクノユニットYAMAOKA
  1991年の結成以来、国内外で精力的なリリースを行なっているベテランである。
 今回、通算7枚目のアルバム(全8曲)が国内のレーベルよりリリースされた。
 海外でリリースする12インチでは、ストレートなダンス・フロア向けの音作りであるのに対して、今回のアルバムは、IDM(インテリジェント・ダンス・ミュージック)、アンビエント・ミュージックを感じさせる。
 そのサウンドを説明をするなら、身体よりも頭で感じ、心地良さも感じさせる音楽。ベッド・ルームで楽しめるアルバムとなっている。
 テクノ・ミュージックというと「踊るための音楽」という印象があり、アッパーなサウンドを連想しがち。しかし、本作のようなアルバムがあるのも、テクノの違った魅力として知って欲しい。

※購入は以下のサイトで
http://www.doppelganger-records.com/product/2234

YAMAOKA WebSite
http://www2.odn.ne.jp/~cfo61380/yamaoka/

YAMAOKA コンタクト先(興味があればメールは遠慮なくお気軽にとのこと!)
yamaoka@h2.dion.ne.jp

 

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スケルツォ2008GW

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 そうそう、GWに思い出に残るイベントもありました。ひさびさのスケルツォは、披露宴で観ることができました。場所はもとアーバンホールのあった場所。以前、スケルツォの公演も行われた場所です。
 当時は、スクリーンのある多目的ホールでしたが、現在はキリンビール園となっています。飲食店としてかなり改装されていましたが、大型スクリーンの設備は健在。イベント用の大きめのハコとしても使える感じです。そんなことを考えながら、ご無沙汰していた人との再会もあり、有意義な時間を過ごせました。 
 スケルツォは、ゼップでの公演時のような、バンドメンバーをひきつれてたスタイル。映像、ナレーション、そしてライブ演奏。表現される日常の中のユーモア。素直に楽しい。ひさびさのスケルツォとの再会。次はどこで会えるだろうか。

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肉の日

Eddle_2 子供の日。あんまり自分に関係がない。というかまったく関係ない。5月人形もない。兜は実家にあるかも。北海道って本州より鯉のぼり率は低いと思う。でも、お休みは嬉しい。
 GWの外での自主的な思い出作りのためにも、ランチに行くことにした。エーデルホフの上にある鉄板焼のお店「神戸」に行ってみる。このホテルって、中の構造が少し入り組んでいるところが、ヨーロッパ的な雰囲気がある。あくまで庶民な僕の印象ですが。 
 三石和牛のランチを食べる。コックさんが、カウンター席の前の鉄板で目の前で焼いてくれるスタイルだ。これは実は苦手ではないけど、少々緊張する。コックさんの手さばきというのは見事である。それに比べれば、僕の自炊などママゴトどころか、砂場遊び。比べる問題でもないけど。
 マリネの前菜があって、スズキの焼き物、焼き野菜があり、メインの和牛。どれもウマイ。量は少しづづなんだけど、深い満足感。素材の良さと調理の良さか。 
 デザートは隣接のカフェ・ラウンジに移る。このラウンジは結構、夜遅くまでやっていて良い感じ。

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GW後半はCD戦!

3cd_2 (1)MARK STEWART "EDIT"(2)WILLIAM BASINSKI /"THE RIVER"(3)TIED+TICKLED TRIO "AELITA"

 GW後半は自宅DVD鑑賞から、音楽鑑賞にすることにした。CDはそれなりにストックはあるけど買いにいくことにした。たまに、外に出ないとね。
 最近、CDの購入といえば、アマゾン利用ばっかり。ひさびさにウィアード・メドル レコードに行ってみた。札幌に数少ない個性を感じる素敵なお店。以下、買ったCD3枚の感想を書いてみよう。

(1)マーク・スチュワートの新作。聴いてみると、もうスチュワート節というべき、神経質白人ダブ+絶叫ヴォーカルという黄金パターン。またの名をワンパターン(笑)。メンツも懐かしい、いつもの顔ぶれ。元気にやっている感じ。
 それでも、聴いているうちに盛り上がる。ファンの悲しい性か(笑)。今ふうの音作りもちょこっとあり。ただ、ノリで作って曲がたまったから一枚仕上げました、という印象がやや残念。アルバム・タイトルからしてそれっぽい。次作はもうちょっとトータル・コンセプトの感じられる作品を期待。

(2)ノン・アンビエントでノン・リズム、ひたすらシンセ音とラジオ・ノイズが心地よい。ミニマム・ミュージックの2枚組。作為と不作為の境界線。良い意味で弱い音楽。BGMに実に良い感じ。自然の音に飽きたら、人口の音世界に浸りたい。やや、ダークな感じもグッド。

(3)最後の一枚に迷う。オーナーさんに相談してみた。自分の希望としては「ダブ」とオーダー。勧められた一枚。僕好みの実験的ダブ。もともジャズをやっていたグループが、タブに目覚めた感じだとのこと。そのため、ルーツ的感じのない、乾いたクールな音世界が展開されている。カッコ良い盛り上がりもあり。

 

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量産して。

Pt 「ブラネット・テラー」(2007年・アメリカ)

さて、GW後半もDVDからいこうか。

 ロバート・ロドリゲスの新作を観るのは、「シン・シティ」以来かな。「シン・シティ」は映像のおもしろさ、エピソードの進行のしかたなど、なかなか凝った作品だった。
 さて、本作「プラネット・テラー」は、とにかく、わかりやすい作品。パッケージの片足がアサルト・ライフルになっている女性。そのイメージどおりの作品。彼女がすべてを語る。
 ブルース・ウィリスの登場シーンが少なめだが、大まじめにビシッと決めているのが、わかっている感じ。盛り上げてくれる。他のキャラクターも、必要以上に濃く、立ちも良い。フザけ方がタイトなのでビシッと決まる。
 こんな映画が、たくさん量産されて、週末の映画館では常にオールナイト上映! そんな世の中を望む。

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畑違い読書術

Ez BOOK REVIEW

「エンジニアのための時間管理術」

 僕は、少々、活字中毒気味なので、手持ちぶたさの時は、手元にあるものなんでも読んでしまう。銀行や病院の待合室にある、普段読まないような雑誌でも読むとそれなりにおもしろいし、違う世界を知った気分になれる。

 僕は、時間管理、タイムマネジメントの本等を読むのが好きである。この本は、タイトルのとおり、エンジニア、つまりIT系の技術者むけに書かれたもので、僕のようなバリバリの文系を対象にしたものではない。
 マクロとか、コマンドラインを使った方法のあたりはよくわからない。でも7〜8割直接的に役立つ部分があったり、自分の仕事のヒントになる部分もある。エンジニア特有の部分も、完全理解は難しいけど興味深く読めた。
 こういった職種違いの本から、自分にも役立つ部分も発見があるとういうにも、なかなかおもしろいものです。イレギュラーな読書法だけど「畑違い」の本からの発見でもいい、わからない部分もあるけど…というのでもいいなら、お勧めできます。文体はポップな感じで読みやすい。
 ただ、あんまりこういった時間管理本を読んでいない人には、最初は自分の職種に合った本や、広く一般に対象にした本が良いと思う。僕にとってはサブ・テキスト的本でした。

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妄想の後片づけ

Ka FREE TALK

    ものすごいシュレッダーって、ないだろうか。放り込んだら、裁断どころか無害な気体になるとか、宇宙の端まで転送されるとか、別次元に飛んでいくとか…そんな妄想に浸るほど、自分の家で片づけたい部屋がある。

 その部屋は、物置というか、モノの廃墟というか、そういう空間になっている。言い訳ですが、ほかの部屋はわりと普通なんですよ。キレイ好きといよりキレイでないと、気分が落ち込むのです。

 家に帰っていて部屋が汚いとそれだけでテンションが落ちて、買ってきたコンビニ弁当もブン投げます。嘘です! 静かに天井を眺めます。

 何もモノを置いてないテーブルとか凄く好きなんですよね。置いてあるものが必要性のあるものならいいのですよ。照明とか、ノートパソコンとか。時計とか。ただ,それだけがあるテーブル,机。なんてエレガントな光景なんだろう。

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