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取材をされる側

今日は、取材を受けたのだけど、普段「取材する側」なので「取材される側」になってみると、いろいろ相手の立場がわかってきて興味深い。ポイントはふたつあると思う。まず。(1)他の編集者・ライターの取材のやり方がわかる(2)取材を受ける側の気持ちがわかる、ということ。

(1)については、形式的な部分からみると、録音機材を使うのか、それとも使わないか、それとも併用か、内容的には質問展開は、予定された質問項目を重視するか、それとも脱線のレンジをどこまで許すか、というあたりが自分との違いがわかって、おもしろいし参考になる。

(2)については、自分の受け答えが適切なものだったか、気になってしまう。やっぱり、緊張するので、僕はリードにでも使えそうな気の利いたことでも言おうかと思うのだけど、大抵うまくいかない(笑)。いくら「取材する慣れ」していても、「取材受け慣れ」していなければ、ダメな訳だ。よく、取材を終えた時、「大丈夫でしょうか?」と聞かれるコトがある。僕としては、大丈夫だから終わらせた訳なので当然オッケーなのだけど、自分が本日のように受ける側になると、「大丈夫でしょうか?」と、終了後に聞きそうになった。なるほどな、と思う。

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■札幌デザイナー学院 第15回卒業制作展

2006年2月28日(火)

札幌デザイナー学院(大通西9)にて第15回卒業制作展が5日に渡って開催。本日が最終日。1階ロビーから6階までの校内全体会場となり、1200点以上の学生作品が展示された。普段、外部の人間が「学生の生の表現」に触れる機会は意外に少ない。学生の表現には彼らにしかできない、クリエィティヴな発想があると僕は考える。このようなオープンな企画はとても貴重なものであった。また、スクール自体の雰囲気を知るにも良いか機会だと思う。本学院では、さまざまな学科に加えて「3月の体験入学」や「既卒者・社会人対象の奨学生制度」など、デザインを学ぶためのさまざまな企画やコースが用意されている。詳細はサイトをチェックして欲しい。
http://www.sdg.ac.jp/


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夕食を食べながら

夜「うどんの五右衛門」で、「角煮うどん定食」を食べる。最近は、「冷たいうどん」にしている。食べながら店内にあったグルメ雑誌「dancyu」を読む。普段買ったりはしないジャンルだけど、雑誌好きなので読む機会があれば読んでしまう。

昔よく行っていたトンカツ屋さんには「食堂」というオーナー向けの専門誌があって、よく読んでいた。自分の知らない世界がそこにはあって、なかなか楽しい。食べ物の場合の写真って、とにかく「おいしそう」に撮影する必要があるから、バリエーションは難しいのかなぁ、と思う。僕は食べ物写真のディレクションというのはしたことがないのでわかない点が多い。「おいしそうに撮って」ぐらいしか思い浮かばない。

あんまりアート的にアレンジすると、「おいしそうでない」感じになってしまう気がする。いくらカッコ良くても「まずそう」に見えたら意味はないと思う。キチンとセッティングして撮るか、撮って抜いて使うか、どちらかだろうか。遠目で撮ってもよくないし、アップしかないのかな。そこまで考えて、「暮らしの手帖」の料理の撮りかたは独特だな、と思い出した。

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ホテルでのランチを食べながら思う

僕は、ホテルというと、食事やお茶や、会議などのイベントで来る機会が多い。旅行や出張はあまりしないので、ホテルの一番の機能である宿泊は経験が少ない。変っているかもしれない思う反面、みなさんもホテルのランチに行くというのはよくあることだと思うから、普通なのかもしれない。

機会はほとんどないけど、ホテルのカフェでの打ち合せというのもいいかもしれない。また、ホテルのカフェに絞ったカフェ特集も良い感じがする…パークホテルの4階にある中華のお店、「桃源郷」でランチを食べながら思う。やっぱり、このお店はおいしいなぁ。 食べ終えてロビーのを横切り出口のほうに向かうと、新婦・新郎の姿をみかける。このホテルは教会を併設しているからそこから来たのだろう。そんな、ちよっと日常と違う光景が見られるのもホテルだな、と思う。


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映画「ブレイキング・ニュース」

「マリオン」で夕方観る。予告がおもしろそうだったので行くことにした。香港を舞台に香港警察と犯罪者とのアクション・ストーリー。逃亡した強盗団を追跡する警察。犯人グループは、巨大なアパートに立てこもる…包囲する警察。まぁ、こんな感じなところに、警察は自らこの包囲の模様をヴィデオ収録して、都合の良いところだけをメディアに情報を流す…対する犯人グループも携帯電話のカメラや立てこもり先のネットを使って反撃といった「メディア戦」が、本作のオリジナルのポイントなのだが、僕はそのあたりはインパクトは受けなかった。

印象に残ったのは「銃撃戦」のカッコ良さ。とにかくいい。勇敢ながらも、警官や犯罪者たちの「恐怖」の感情を感じさせるのがとってもいい。彼らは間違いなく人間で、ターミーネーターでもないし、普通そうで超人なブルース・ウィリスでもない。あくまで銃撃戦は「仕事のひとつ」というストイックさが出ている。ジョン・ウーのような「銃撃の美学」はなく、実にアクションは泥臭い。そこがいい。

カメラワークも独特で、僕はオープニングで、ワンカットで香港の空から、犯人グループのアジトの窓までカメラが移動するカッコ良さに参ってしまった。これほど饒舌なカメラワークはあるだろうか。一気に作品の世界に入り込んでしまった。観終わって、いろいろ思い出してみると、ラストをふくめていろいろな意図を感じさせる演出も多かった。違う観点でもう一度観たくなる作品でした。

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ウルトラセブン

月イチのコミニュティFMの収録の後、出演者の方々と特撮の話をした。僕はリアルタイム世代とは言い難いですが、ヒーロー特撮のスタンダートで、ウルトラマンシリーズでしたら、普通ですが「ウルトラセブン」が一番好きですね。時々、ケーブルで再放送をやっている、観るといいなぁ、と思います。影絵みたいなオープニングも良いですなぁ。いつかDVDボックスは買うでしょう。大人になってからわかった魅力があって、構図とか、演出がオシャレなんですよね。

全体的にリアル&モダンな雰囲気があって、地球防衛組織「ウルトラ警備隊」のユニフォームから、メカニックまでグレーで統一されたカラーリングとか、デザインも含めてカッコ良い。話も、怪獣というよりも、「宇宙人の侵略者との戦い」という感じで、ハード感じがします。現在もウルトラシリーズはテレビでやっているようです。古いのばっかり観てもしょうがないので、今度観てみたいと思います。

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発行イベントの後に

マグネットの発行イベントは21時ころに無事終了。後片付け。バルミューダのサンプルプロダクトは明日にでも、返送しなければ、と考える。特に当日打ち上げなども考えていなかった。やるなら、後日という感じ。よく、「マグネットってやっぱり、発行ごとに打ち上げやるんですか?」と聞かれますが、いや、したことないですね。やってもいいですが。まぁ、その辺は流れで…って、その流れを作るのはオマエだろう!と言われればなにもいえません。そういう、リーダーシップに欠けるのです。「おーつ、おつかれ!飲みにいくか!」とか、やってみたいのですがキャラでないので…。

そんな感じで、今日も僕はお眠の時間かしら、と思っていたら、酔っ払いのP、「いくぞー」とかいわれて、ADは帰りますということで、司会者氏をつれてアフタートークに行く。そこで、Pの知人のお二人様と、えーなんの会かわかりませんが、お話タイム。僕の左隣の純愛相談の斜め右正面にはノット純愛な酔っ払い1名。デジカメ撮影会。最後に出たパスタはおいしかったですね。ちなみに、僕と司会者氏は飲めません。僕はカフェオレ、彼は紅茶を飲んでおりました。男性はみんなシラフで、女性はみんな飲んでいるのに、雰囲気はあまりに普通でした。

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♦ MAGNET "NO.15' New Relase Party  

♦ MAGNET  "NO.15' New Relase Party 2006.2.23/ 19:00 - 21:00/ SOSO CAFE

「マグネット15号」発行イベントを行ないました。内容は、最新号の先行配布、バックナンバーの紹介。今回特集の「バルミューダ デザイン」の全製品展示、マグネット制作者のトークなど。その様子を紹介いたします。

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会場SOSO CAFEの入り口ドアのイベント・ポスター

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23日リハ

23日の「マグネット」発行イベントのため、会場でADと軽くリハをおこなった。ちょうど展示用の最新プロダクトが到着して、すべてそろった感じ。良いタイミング。イベントはシンプルにやろうと思っても、それなりに考えることは多い。僕は気分的には、フリーペーパーも、イベントも同じようなスタンスで制作を行なっている。イベントは当日無事終わるまで安心できないので、いつもドキドキする。そんな自分は「ディテールについての配慮」なのか、「単なる小心者」なのか判断が難しい。多分、両方なのだろう。でも「小心者」が勝ってるな(笑)。

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スープカレー「アロアロ」

19時より、局の人と打ち合せ。「カレーでも食べましょうか」という話になり、「スパイスボックス」の前で待ち合わせ。ところが、ドアの前まで行くと定休。残念。ではでは、ということ相手方の案内でそこから歩いて5分ぐらいのところのビルの上にある「アロアロ」に行く。

僕は初めて行くお店。スープカレー&バーという感じで、深夜までやっいるらしい、バーの感じは、エスニック的な内装で、居心地は悪くない。狭いお店なので、複数で行くと座れない場合もあるかもしれない。話をしながら、食べたので味はそれほど覚えていないのだけど、スープはドロドロ系で、スパイスのクセは控えめだけど、食べごたえのある味だと記憶している。食後にマンゴージュースを飲む。21時ころ終了。「まだ、月曜か」と思いながら歩いて帰る。

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DVD 「アリス」(監督:ヤン・シュヴァンクマイエル)

チェコの映像作家。人形アニメーションの表現を行なっている。本作はルイス・キャロルの古典的名作「不思議の国のアリス」を元に実写とアニメで「悪趣味」の世界を表現している。

「悪趣味」の表現は難しい。でも、とても価値のあるものだと思う。自分が「悪趣味」なものを作ることになったら、頭を絞らないといけないと思うし、それでも無事、表現できるかわからない。人が殺されたり、傷ついたりした表現をしても、それは「残酷」であっても、「悪趣味」ではない。単なる「残酷」と「悪趣味」との違いは、美意識があるか、ないか、だと思う。当然、「悪趣味」のほうに美意識が必要な訳だ。そして、その美意識は、あくまで人々の日常の視点から発生すべきものであり、ユーモアも感じさせるものが良いだろう。「崇高」なだけの美意識では「悪趣味」を作ることは難しい。

本作は素晴らしい「悪趣味」な世界が展開されていく。観る者に対して「悪趣味でしょ?」というおしつけがなく、自然な形で表現されるのは、作家がしっかりとした世界観を持ってるためだろう。僕もこういった「悪趣味」を表現できる「趣味の良さ」を身につけたい。

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映画「インサイド・ディープスロート」

「マリオン」で観る。とってもひさびさに行った気がする。階段を下がり、地下の受付でお金を支払う。さらに地下のスクリーンにむかう。「ディープスロート」とは、アメリカで70年代、インディペンデントで作られた、全米で大ヒット・逮捕、裁判を含む大反響をもたらしたハードコア・ポルノ作品。その作品の現在の関係者のインタビューを中心としたドキュメント。僕はこういった製作者サイドの話というのは好き。今だから、話せるということもあるのだろう。

本作のポルノ表現というのは、現在のものに比べれば、「何で国中が大騒ぎになるの」というレベルのものである。表現のダブーがまだまだ多かった時代の話だ。僕はタブーが少ないことが、良いことか、悪いことかは、判断できない。事案にもよるだろう。でも、当時の人々は、「ディープスロート」を最高にエキサイトして観たのだろう。そこにはタブーに触れた、凄い快感があったと思う。それを現在に生きる僕は感じることは難しいだろう。当時の熱狂が羨ましく思う。帰りに「ザジ」でココアを飲みながら、いくつかメモを作る。メモが出来た時点で、「ハンターズライス」を追加オーダーしようかと思ったけど、もっと食べたかったのでやめた。店を出て「香州」で食事。そして帰宅する。

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印刷業者MTG+ロイヤルホスト

18時より印刷業者との打ち合わせ。見積、その他のことの話をする。MTGの内容を要点をもれなくとるつもりだと、メモが乱れがち。それより、箇条書きがいい。1時間程度だと、そうそう論点がたくさん出る訳でもないので、相手方からもらった資料に一番重要な論点を3つ程度メモする。結果的にこれで今回は十分であった。その後、ロイヤルホストで食事。いつものように迷う。メニューのレイアウトが変わっていて、さらに迷う。結局、ビーフシチューにする。外はとっても寒かった。

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● 仙道さおりカホンワークショップ

● 仙道さおりカホンワークショップ

カホン(Cajon)とは南米ペルーの民族楽器で箱形の四角い打楽器。叩く場所によって様々な音色を出すことができ、またがって演奏する。近年、そのユニークな音色に、さまざまなジャンルのアーティストがカホンとの共演をおこなっている。国内でも数少ない女性マルチパーカッショニストとして活躍している仙道さおりさんを迎えて、カホンのワークショップが開催される。テーマはカホンにおけるブラシテクニック。

3月2日(木)19:00〜20:30 / ヤマハ琴似店2Fアンサンブルルーム / 定員20名 / 参加料:4000円(講師料)/ レンタルカホン:+1000円 / お問い合せ先:アトリエリブラ0166-51-3352
http://decora43.com

 

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●札幌インタビューマガジン(SIM)更新

札幌インタビューマガジン(SIM)4号更新

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2005年からスタートした札幌(道内を含む)のさまざまなカルチャーを紹介しているオンライン・マガジン「札幌インタビューマガジン」(SIM)(毎月15日更新)が更新された。札幌のクリエイター紹介から、アートシーンのレポート記事、札幌を舞台にしたオリジナル小説、映画コラムなど、おもしろさと、まじめさが、新しいものと、古いものが、同居する奥行きのある内容となっている。今回の第4号表紙&インタビューは札幌を拠点にキャラクターコンテンツを制作しているtamas。

http://sim.kannafact.com/

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■2月14日(火)WE LOVE HOKKAIDO 2006ポスター展オープニングパーティ

■2月14日(火)WE LOVE HOKKAIDO 2006 ポスター展 オープニング・パーティ
17:30分〜 大通美術館(北1西5)

JAGDA(日本グラフィックデザイナー協会)北海道地域主催のポスター展。そのオープニング・パーティが実施された。たくさんの出品者やお客さんが集まり、コミニュケーションを楽しんでいた。
プロのデザイナーによる「北海道」というテーマに制作した作家性の高い作品の数々。それぞれのセンスが感じられ、楽しめるものになっている。

★2月19日(日)まで。10時〜19時(最終日は17時まで)/入場無料

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入稿前日

「マグネット」15号入稿前日。明日の14時には印刷にデーターを渡す。一番、油っぽい時期という感じでもない。わりと静かに時間は流れる。サッサと寝てしまうおうかと思う時もある。入稿前日までいくと、もう微調整というか、まぁ、どうしょうかなという気分。テキスト関係の確認事項はすべて終わってる。今、台割を眺めても、初期の企画書を見てもしょうがない。

マックのデスクトップに散らばる確認用のPDF。A5の方眼ルーズリーフ。古いものはサッサと片づけないとわからなくなる。メーラーの専用フォルダー、メールが時系列で並ぶのは素晴らしいと、一番感じる。PDFのプリント。なぜか字数計算でよく使うLED電卓。プリントのチェックに使うSTAEDTLERのペン。色は青、赤、黒、緑。ICレコーダー。進行管理に使うブレイリオのシステム手帳。大きな保温マグで飲むコーヒーは、「いつドリップしたものだろう?」と思う。豆はいろいろ選んで買うのだけど、こういう時に飲むコーヒーは、「苦ければいい」という気分だ。

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●「日本旅行文学会編 旅行手帳」

「日本旅行文学会編 旅行手帳」

定価(税込)945 円 /128ページ
判型  小B6判並製カバー装 / 2006年2月25日発行

「マグネット」の13号にて、コメントをいただいた、キューバ、アジア・ラテンアメリカをテーマに活動する旅行作家、エッセイスト、散歩写真家である、樋口聡(ひぐち・あきら)氏。同氏のプロデュースしたユニークな手帳。中身は旅行中の食事や、支払いなどが、空欄で記入できるようになっている。また、チケットの半券やお気に入りの写真を貼り付けたり、イラストや、雑誌の切り抜きを入れて、自分だけのオリジナルの旅行書を作ることができる。旅行のお供にどうだろう。表紙も魅力的。

詳しくは以下に。
http://www.bunshun.co.jp/book_db/html/3/67/51/4163675108.shtml

 

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映画「ミュンヘン」

昨日観た映画があまりに退屈だったので、自分は映画そのものが嫌いになったのかな、と思って今日も観に行くことにした。スピルバーグ話題の新作「ミュンヘン」。劇場は昨日と引き続きシネマフロンティア。14時の回。全席指定なので13時に席の予約をしにいく。結構埋まっている感じ。一度、劇場を離れ大丸の「イナダコーヒー」で一休み。そして、再び劇場へ。

結論を書くと、おもしろい映画を観たなぁ、と感じた。スピルパーグの前作「宇宙戦争」より好き。政治色のある作品だけど、そのあたりの知識はなくても問題はない。アクション・サスペンスとして純粋に楽しめる。導入部から観客を引き込むシーンがあり、決して多くはないけど銃撃シーンのリアルさはさすがな感じ。だけど、それは控えめであくまで主軸は主人公らがチームで動く「人間ドラマ」に、ユーモラスな人間味を加えて演出している。アクションにマニアックな要素はなし。僕は、登場人物の中でフランス人情報提供者のルイという人物が好き。ラストに「主張」を出してくる感じは「シンドラーのリスト」と同じものを感じた。帰りに、丸井でクルミ入りのライ麦パンを買って、三越で、ちよっと贅沢なソーセージを買って自宅で食べた。

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映画 「Mr.&Mrs. スミス」

年末に前売りを買っておいた。気がつくと本日最終日。観に行かなければ。金曜の夜。21時より。20:30分くらいまで自宅でメールの処理をしていて、遅れそうになる。あわてて外出。シネマフロンティアにむかう。タクシーじゃないとダメかな、と思ったけど地下鉄で劇場に5分前に着いた。映画は予告あたりから、しっかり観たい。

素直に楽しめる作品として期待。ブラッド・ピットの出ている作品はだいたいハズれない気がしていた。でも、本作はガッカリだったなぁ。主演の二人の設定が純粋な「殺し屋」(警察、軍隊とかでなくて)という部分で感情移入しにくい。殺す相手は「悪人」という感じで軽くフォローされてるけど。殺し屋が主人公の作品はありだけど、それとカップルの心のすれ違いをコメディタッチで同時に語っていくというのはどうも、しっくりこない。人気スターのふたりが、コメディタッチで倦怠気のカップルの話と、銃撃戦アクションで、もうデート映画として最強じゃん、という感じが狙いだと思うけど、どうもちぐはぐな感じがして、ストーリーの展開もガタついており、正直退屈してしまった一本。銃撃シーンのセンスも派手なだけ。ふたりが、「ふつうの夫婦」のふりで、隣人のホーム・パーティに行くあたりの部分がもっとあったほうが、楽しめたかもしれない。観た後、大通まで行って「ビジュウカフェ」でコーヒーとチョコレートケーキを食べて、少し考えごと。そして、帰宅する。


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●WE LOVE HOKKAIDO 2006ポスター展

WE LOVE HOKKAIDO 2006ポスター展

JAGDA(日本グラフィックデザイナー協会)北海道地域主催のポスター展。第6回を迎える今年のテーマは、「北海道を謳う」。デザイナーのポスター作品が一同に。14日(火)の17時30分より、オープニング・パーティを実施。お気軽にご参加ください。

2月14日(火)~19日(日)10時~19時(最終日は17時まで)
大通美術館(中央区北1条西5丁目)/入場無料

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岩佐ビルに行く

17時、次号のマグネットの撮影で借りた、でっかいブツを持って地下鉄移動。コレがでかくて重いのですよ。2日後筋肉通確定。バスセンターで降りて、ファクトリーのそばにある岩佐ビルにむかう。このビルは、古いビルだが、とっても良い雰囲気。路面は、オシャレな飲食、ビルの上のフロアには、デザインや建築の事務所も入っている。

この中の2つのデザイン事務所に用事があり、お邪魔した。最初のところでは、代表と、いろいろ話す。それが終わったら、同職場の知人とも話した。今月の夕張映画祭に「トビーフーパーが来る」という話で盛り上がる。夕張の取材は何回か経験があるので、ルートは知ってるけど、フーパー微妙だなぁ。あんまり、新作の話も聞かないし。これが、クローネンバーグなら、もう取材頼み込み&通訳手配を光のスピードでやるなぁ。「次号のマグネットはクローネンバーグです!」なんて結構、違う方向性(笑)。もし、取材できるようなチャンスがあったら、もちろん「クライム・オブ・フューチャー」あたりからしっかりフォローします!スチールもたくさん借りれたら最高だなぁ。90分ぐらいいた。

次のオフィスへ、そこを取り仕切る彼とは、まともに話すのは、もしかしたら5年ぶりぐらいかもしれない。「石川さん、やってることが変わらないですねぇ。これはホメてるですよ」と言われる。そうだよなぁ。そうかも。彼と初めて会ってとき、僕はフリーペーパーを作っていた。もう、10年ぐらい前かもしれない。そして、今も誌名が違うけど作ってる。オフィスに可愛らしい犬が居がちょろちょろい走りまわっていた。デジタルな仕事環境の中で、こういう存在は、ホッさせるだろうね。帰り際にスタッフを紹介してもらう。

岩佐ビルを後にすると、もう21時30分くらいを過ぎていた。ちよっと今日の用事のメモを作りたかったので、ファクトリーの地下にある宮越屋に行く。フレンチコーヒーを頼んで、メモ作成。地下鉄で帰路へ。夕食がまだだったので、狸小路のお店でマーボー飯を食べる。ここ数日、寝るのが24時過ぎ。僕にとって大変珍しい。

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うどんの五右衛門と倫敦館

17時ころ「うどんの五右衛門」で「角煮、かやく定食(うどんは冷)」を食べる。19時に近代美術館近くのデザイン事務所で、ひとつ取材があり、それが終了後、マグのデザイナーと打ち合わせ。20時20分ころ取材終了。打ち合わせ場所はカフェの「倫敦館」。23時ぐらいまでやっているし、メニューもいろいろ、2階もあるし、客層を選ばない良いカフェ。まだ、Dは来てないのかな、と思って席にすわり、キゥイヨーグルトをオーダーする。ドリンク系のヨーグルト好き。キウィも好き。

待ち時間を使って、先ほどの取材内容をまとめることにする。こういうスキマ時間使うの大好き。おお、良い感じじゃんと思っていたら、Dは2Fに居たのが判明。なんか間抜けな編集者だなぁ、と思う。一緒にやっている人間でよかった。そうでなかったら青くなる。仕事の話、一割、後雑談で閉店時間まで、過ごす。そして、夜道を歩いて帰った。夕食を早くすまして良かった。

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マグネットの制作パターン

19時より、RIVAで打ち合わせ。前回は、夜の打ち合わせは嫌だなぁ、みたいなことを書いたけど、19時ぐらいがスタートで、それがその日の最後の仕事になるなら、それはそれでベスト。早寝の僕も、さすがに外で人に会っていれば眠くなったりしないよ。クラブで朝までいるのはもうツライですけど。

今日の打ち合わせは、外部からの企画の提案だった。「マグネット」は、完全に内部で決めて編集・制作する場合と、外部からの企画の持込があって、それが編集方針とフィットする場合は、コラボレーション的に作る場合と大きく分ければ、この2つのパターンがある。

今日のお話は後者の話。じっくりお話をするのは、はじめての方だったので、一緒にやる場合の納期的な部分を確認したら、後は、まずお互いの「姿勢」のようなことを話し合った。僕はこういう部分を大切にしたい。いざ、制作がはじまると、こういった深い部分の話ができなくなる場合が多いから。一緒に作る相手にハッタリを言ってもしょうがないので、お互いに「確実に可能」な部分を出して、それをもとにテーマを追求した制作を一緒にやっていきたい。できないことを、正当化するような精神論は嫌いだけど、「良いものを作りたいが一番」という精神論は大切にしたい。

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会うのはいいね。

14時に円山のカフェ「デスティル」にて、知人と会う。「14時」という打ち合わせ時間は結構好き。取材もいいかもしれない。僕にとってデスクワークが一番効率の悪い時間帯だから。外にいたほうがいいのだ。14時スタートなら、遅くなっても17時には終わる。夕方からの時間をまた、まとまった時間を利用できる。15時か、16時スタートだと、夕方、夜の時間までささってくるので、「いつのまにか寝る時間」という事態が結構ある。まぁ、21時以降は、携帯オフの「寝る準備」になってしまう自分の勝手な都合かもしれない。

今日会った用件は、簡単な取材。本件より、雑談のほうが多かったかも(笑)。ショートコメントの取材の場合、メールや電話もアリだと思うけど、実際に会うのは、なかなか楽しい。こういった時間を大切にしたい。会った知人はデザイナーなんだけど、「いや~僕、打ち合わせって大好きなんですよね。打ち合わせが入るとワクワクするんです」と言っていた。こういう姿勢は大事だなぁ。

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♦ MAGNET 15 制作風景(編集編)

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MAGNET 15 制作風景(編集編)

取材はメインの長いのは終ってしまって、次の小規模な取材のまでのエアポケットのような1日。特集インタビュー本文は、現在確認中なので、待ちの状態。他にリードなどを固めていきたい。タバコ吸いたいけど、部屋で吸わない主義なので我慢する。

テキストは、「書く」より、「調整」するほうが好きかもしれない。文章を書くのが好きなら、ライターを目指せばいいと思うし、自分の表現を文章で行いたいなら、作家になればいいと思う。文章については、僕はまず「読者」として好きだ。これは間違いない。文なら家電の取説だって読むのは好き(その家電が、正常に機能しているならの話である。故障して取説を読む時の気分は最悪)。書き手として、文章についてはエディトリアルを構成する一要素として、好きといえるかもしれない。

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地味で始まり地味で終る。

週末の入口金曜日。ここ最近に「金曜」というと、家にまっすぐ帰って、DVDで観て寝る、という、黄金パターンが確立しつつあった。しかし、本日は結構動いた感じ。夕方、次号マグネットの撮影ブツを、運んだり。地味な仕事だなぁ(笑)。夜、人を紹介するために会見の場を作ったり。これも自分メインではないから、地味な仕事ですなぁ。

地味な仕事、好きなんですよね。編集というのは裏方仕事でありますから、地味の連続であります。依頼したり、確認したり、借りたり、返したり。そういった流れに自分を置いて、できるだけ良い澄んだ流れを作れればいいなぁ、と思っている。用件が終って、東急ハンズの近くのモスバーガーでテイクアウトして、家で食べる。ライスバーガー、地味に好き。

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♦ 2/23 MAGNET "New Releases Party No.15”

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♦ M A G N E T  "New Releases Party ” 「マグネット」最新号が入手できるシンプルな「場」

このイベントは、最新の「マグネット」を一般配布の前に一番最初に入手することができる「場」。基本的にはそれだけのシンプルなものです。最新の「マグネット」を通して、ちよっとした交流の場になれば、いいなと思って企画してみました。入手可能なバックナンバーも展示いたします。ごあいさつ程度のスタッフのちよっとしたミニ・トークも予定しております。入場無料です(ただし、ワン・ドリンクはご注文ください)。

今回のスペシャルとしては、特集で紹介した東京の新鋭プロダクト・メーカー「バルミューダデザイン」(代表 寺尾玄)全ラインアップ5製品を、お客さまに見て触って体験してもらえる展示を行ないます。サイトなどを見て興味を持った方は、ぜひ実物をチェックできる貴重なこの機会をお見逃し無く。

日時:2月23日(木)19:00 開場/  19:30開始〜21:00 終了
会場:SOSO CAFE(中央区南1西13)
料金:入場無料(ドリンクの注文はおねがいます)

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■2006.2.1「葛西 薫×安東 孝一 インタビュー」

2月1日(水)「葛西 薫×安東 孝一 インタビュー」18:30~ 札幌市教育文化会館小ホール

サントリーウーロン茶やユナイテッド・アローズの仕事で有名なアートディレクター葛西薫氏を迎え、聞き手にアート関係のプロデューサー安東孝一さんの進行で講演が行われた。

葛西氏は室蘭の出身であり、その生い立ちから、故郷の記憶、就職、はじめての仕事から、現在の仕事、仕事のコンセプトから、その時の気持ちまでリアルな話と映像を通してお聞きすることができた。ホールは満員で、学生から業界人まで、熱心にメモを取る人もみかけられた。

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