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京王プラザホテル

京王プラザホテルの駅から少し離れた感じと広いロビーは好きだ。

20時ころ今日の用事は終った。やれやれな気分。少しだけ僕は落ち着きがない。最後にホテルの人と話す元気はある。チェックイン をする。署名をしてキーを受けるとる。荷物を運んでもらうのは断る。バッグはひとつだし、やりとりを面倒に感じてきた。1Fは賑やかだったがエレベーターに乗り込んだとたん、遮断された静粛な世界となる。ホッとする。右手をジャケットのポケットに突っ込む。一人っきりのエレベーターの中で壁にだらしなくよっかかる。

客室階も静かだ。自分の部屋を探す。壁面のフロアマップを少しみてとおり過ぎる。自分の部屋は確認できなかったけど客室番号の順番の構成はわかっ た。それがわかれば自分の部屋を探せる。ほどなく部屋に着く。部屋はハイクラスのホテルのシックで、木目、ベージュという感じの落ち着いていて一般的な内装。僕はこういった普通の感 じが一番好き。最近はモダン系の内装のホテルもあるけど僕は苦手。モダンなデザインは好きなんだけど、ベッドルーム空間の内装としては苦手。時計とか小物だったらいいのだけど。

荷物をベッドに置いて、ノートパソコンや、書類を取り出して、壁面の机に置いて、作業はすぐできるようにはする。ネットの接続を確認する。上着を脱いで、バスルームに入ってシャワーを浴びる。あがって備え付けの寝巻きを着る。冷蔵庫を明けるとボルビックがあったので飲む。

パソコン でブラジル音楽専門のネットラジオで音楽を流す。ベッドに寝ころぶ。清潔なシーツの匂いがする。仕事はあるけどそれは明日にまわす。チェックアウトは11 時までだから、5時か6時に起きて取り組もうと思う。少し元気になったので手帳を持ってカフェテーブルのあるひとり掛けのチェアに座る。

カーテンをすべて開 けて夜景を眺める。僕はそれほど夜景には感じるものはないのだけど、窓から見える高い位置からの光景はいいものだとは思う。部屋で吸うの気が引けるがタバコを一本取り出す。喫煙者だが部屋でタバコを吸うと「けむい」と思う。

吸いながら手帳で明 日の予定や、進行管理のリストの確認する。黄色のマーカーを引く。ふと思って、財布と一緒にベッドサイドテーブルに置いておいた携帯電話を手に取って、電源を切る。なんとか一 日を終わり、寝るまでの少しの時間は、リラックスできる時間。30分もしないうちに眠くなってきた。ベッドに横になる。そばにあるデジタル時計を見ながら眠りについた。

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札幌アスペンホテル 

札幌アスペンホテルはJR札幌駅北口より歩いて5〜6分ほどのホテル。ヨドバシカメラも近いし、北大も近い。コンビニも5分圏内に複数あり、立地はいいと思う。

部屋も、トーンを押さえたシンプルな木目調。作業用のデスクと椅子とは別に、チェアとカフェテーブルもある。いい感じです。ネットはあるのだけど、全室ではないので予約時にネット使用を確認しておいたほうがいい。チェックインの時に言っても、用意できない場合があるようだ。

ひとり利用でもツインがあたる場合はラッキー。ツインの場合は3人がけのソファがあり、優雅な気持ちになれる。

夕方、取材を兼ねて、sastro木野哲也くんがプロデュースする「MUSIC & SCULPTURE ---音楽と彫刻---」を観に行く、その名のとおり「音楽と彫刻」のイベント。音楽はライブで、そして彫刻もライブ。開場の「呑喰龍」は普段は夜むけの飲食店。古い建物を利用したお店で、草木がしげる庭もあり、都市なかのお店とは思えない雰囲気がある。詳しくはシフトのレポを読んでみてください。

取材の後、セイコーマートにいって、エビアンと無糖の缶コーヒーを買う。水は本当はヴィッテルがいいのだけど、あんまりコンビニ売ってない。ホテルにもどり、ソファに座りなながら、タバコを吸う。手帳に明日の予定を書いて、少し読書をする。眠くなったので、ベットに横になる。ホテルのベッドが欲しい。時計とか、照明のスイッチとか、ラジオのスイッチが集中的に枕元で操作ができるのがいい。マジで欲しいなぁ。

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通帳再発行とノスタルジー

預金通帳の再発行するために、新さっぽろサンピアザ内にある北洋銀行に行く。以前は厚別が実家だった。僕が高校の頃、はじめて通帳を作ったところだ。当時は拓銀だった。それから、何回か引っ越しをしている。

再発行には、通帳を作った銀行で手続きが必要なそうで、来ることになった。奥にあるカウンターで手続きをする。そして、新しい通帳の用意と、記帳してない分を記帳してくれるそうだ。記帳は相当たまっているらしい。この口座は、今はメインの口座でないので記帳には気をつかっていなかった。

少し時間がかかるということだったので、一旦銀行を出る。10分程度ということだったので、カフェでお茶を飲む、ほどでもない。近くに、厚別図書館があり、懐かしくて足を伸ばしてみる。場所は変わらないが、レイアウトが随分変わっていた。

厚別が実家の学生時代、よくこの図書館には来ていた。本を読むほどの時間はないので、ぐるりとひとまわりをして、外に出た。

銀行に戻る。新しい通帳と記帳のプリントアウトの束をもらう。束をチラリとみると、入金情報から、思い出がよみがえる。世の中、良いことと悪いことが実にバランスよく並んで流れていくのだろうか。記帳の束の記憶と厚別図書館。通帳の再発行はノスタルジックな作業だった。

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味の時計台

ラーメンのお店「味の時計台」というと、観光客むけというイメージがある。よく有名人の写真なども飾ってあったりするから、ターゲットはそのあたりだと思う。
便利な場所にいくつかあるお店だけど、札幌のお土産屋さんに地元の人間が行かない理由で、いきづらい。

嫌いとか、好きではなく、いきづらいのだ。でも、そんなことをひとり気に病んでいてもしょうがないので(笑)。行ってみた。はじめてではないけど、6〜7年ぶりのような気がする。僕は基本的に醤油味が好き。このお店の終油はホントに「醤油だ」という感じだった記憶がある。札幌ラーメンというと「味噌」という印象だと思う。一般的にそうだと思のだけど、僕の中では醤油がスタンダートだ。ネギが好きなので、ネギラーメンの醤油味をオーダーする。汁が濃い感じだが、悪くないと思った。

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変わるもの、変わらないもの

14時カフェの「ZAZI」で打ち合わせ。学生時代から行っているが、かわらないお店である。世の中には、変わらない良さと、変わる良さというのがあると思う。当然このお店は前者である。よく、大きな飲食店などは「お客さんは飽きるから」という理由で、経営は同じ会社でも、定期的にお店のコンセンプトまるごと見直して、別のお店にするところもある。それはそれで正しい選択だとは思う。また、実際に経営がうまくいかなくなって別のお店になることもあるだろう。

最近は、新しいお店ができたな〜と思ったら半年もたたないうちに違うお店になっていたりして、びっくりする。昔はこういったことはあまりなかったような気がする今の飲食ビジネスというの早い段階から見切りをつけるポイントになっているのだろうか。

利用客の勝手な思いだけど、好きなお店がいつまでも変わらないというのは、嬉しいものだ。変わらない場所というのは、自分の記憶の一部となり、自分のアイディティティにもなるような気がする。このお店にいくたびに、10年以上前にイベントの打ち合わせなどをしたことを思い出す。パワードリンクを飲む。その味はずっと変わらないな、と思う。

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カフェ ろいず珈琲館(旧小熊邸)

予定のない夜、18時ころ夕食を家で食べた。その後、ろいず珈琲館(旧小熊邸)にお茶を飲みに行ってみる。

古い民家をカフェにしたお店。民家といっても、なかなかの大きな家の跡のようで、狭っ苦しい感じはしない。木目を生かした日本の洋風建築という感じで、とっても落ちつく感じがいい。便利な場所ではないけど、車のある方なら駐車場もあるので、行ってみてはどうだろう。

都市の喧騒から離れて静かな時間を過ごすのもいいですね。こういうところで、いつもゆっくりお茶を楽しめるのが贅沢ということだと思う。

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どだん場の方法

15時には印刷所にデーター渡し。正午に急に、記事を差し替えるべきか、という
事態が発生する。メーラーを開いたディスプレイと、システム手帳と、机に散らばったPDFの出力サンプルを眺めながら、「どうしょうかな〜」と、考える。

この差し替えについては、特に間違いということではなくて、現状のままでもまったく問題がない案件。だから迷う。もし、少しでも迷惑が発生するようなものだったら、差し替えるだろう。差し替えというより、情報追加という感じだ。ただ、これを実現するには、いくつかのコンタクトを伴う手続きが必要となる。

発行スケジュールはずらしたくないし、予想では多分、色校で差し替えててもいいし、コンタクトさえうまくいけば、いけると思う。でも、こういう土壇場の修正で、一番コワいのは、思わずまったく関係のないところでミスが発生するというところ。入稿直前っては本当になにが起きてもおかしくないダークゾーン。6分考えて、Dに「現状のままで、入稿するよ〜」と指示をする。

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ロイトン札幌

最近、ホテルで仕事をすることが多い。なので時々ホテルのレビューでも書いていきたいと思う。観光というよりも、ホテルで仕事をしたい人むけです。ロイトンは西11丁目の裁判所より一本北にあるホテル。地下鉄駅より歩いて5〜6分程度だろうか。大きなホテルである。

ひとり利用だったが、ツインの部屋になった。こういうパターンが多いかもしれない。ツインのひとり利用というのは、意味のないような感じがするけど、泊まる部屋の面積が広いというのはそれだけで、気分は良い。ネットは完備(これは僕のホテル選びの大前提)。LANケーブルをフロントで借りる。部屋は落ち着いていて内装もシックで良い感じ。窓も広く、眺めがいい。

仕事をする細長いテーブルとは別に、窓際に二組のチェアとカフェテーブルがあって、これも良い。仕事用のチェアと別に、リラックスするためのイスがあるというのは僕の中の重要項目である。

朝ごはんは、一般的なバイキング形式。僕はどこのホテルでも、ミルク、スクランブルエッグ、ベーコン、パン(クロワッサン)、という超ワンパターンのセレクト。バイキングの意味がない。特にロイトンでは、その場で焼いてくれる具をチョイスできるオムレツがあるのだけど、気がついた時には、スクラブルエッグを取っていてもう食べれない。朝から後悔する。携帯でパソコンのメールを読みながら、食べる。

部屋に戻り仕事の続き。11時チェックアウト。外ですぐタクシー乗り場のあるのがいい。JR札幌駅に向かう。タクシーの人に「学会ですか?」聞かれる。ロイトンは学会やシンポジウムも多いホテルである。

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タクシーがつかまりにくいのも悪くない。

20時ころ、倫敦館にてADと打ち合わせ。特集記事のデザインを組んだものをみせてもらって、スケジュールや、他の記事についての確認を行う。カフェオレと、キゥイヨーグルトジュースを飲む。

90パーセントは出来ている。ここから入稿日までに確定させるのが、ひと仕事で。自分の中では、制作はスケジューリングさえ間違えなければ、90パーセントはわりとすぐできる。

後の10パーセントが慎重にツメるの難しい。たかが、10パーセントと考えるか、もっとも重要な10パーセントと考えるかで仕上がりに影響が出ると思う。もちろん、僕はできるだけ最後の10パーセントを大切にしていきたい。

店を出ると外は真っ暗だった。入る時から夜だったから当たり前だ。そう、「あたり前」のことがどこまで、できるか、というのがポイントなのだ。頭の中を整理したい。すぐにつかまらないのを期待しながら、タクシーを探す。

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カレー研究所(ステラプレイス)

11時少し前にステラプレイスて昼ごはんを食べることにする。JRの駅には各ショッピングモールにはカレーのお店がある。みんなが好きなメニューですものね。このお店には初めてだった。開店5分ほど前だったので、まだ入れなかった。待っている人は2〜3名いた。ひとりは、僕のようにひとりで早めのお昼ごはんという感じの人と、後は4人のグループで旅行バックを持っており、観光客ふうだった。

みなさん体格が良い感じで、もしかしてカレーマニアの人たちなのかもしれない、勝手な想像を楽しむ。待ち時間に腕時計を眺める。ほどなく、開店時間となる中に案内される。お冷をもらい、メニューをみる。ネーミングのとおり、ざまざまな国のアレンジしたカレーがある。ふつうのカレーのお店のように、ベースがあって、具だけが違うという感じではないので迷う。ただでも迷いやすい性格なのに。

ルーカレーをオーダーする(メニュー名失念)。味を奇をてらったものではなく、かといって自分で作れる味でもない。そして、また明日にでも、もう一度食べても良いおいしさ。空いてる時間を狙って、また行ったみたいね。食後、大丸に向かう。

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GIG

ある日の出来事。打ち合わせが伸びて24時ころ終了。街の中で解散。おつかれさまでした。帰り道、途中まで一緒に来た人とも、別れをつげる。打ち合わせについてと、明日の予定について考えたかったので、どこかでお茶でも飲むことにした。解散場所がススキノだった。どこでもいいのだけど24時すぎにやっているカフェはかなり限定的。

いた場所から一番近い、エスプレッソバーのGIGに行く。「GIG」になってライブハウス的な雰囲気になってからあんまりいかなくなっていた。自分の趣味としては、ステージがなくて、長いカウンターがあった頃が好きだった。クラブともDJバーともいえないお店だった。DJカフェだろうか。

24時は過ぎていたがお店は混雑していた。ほとんどがグループで、アパレルの販売員ぽい人たちから、普通の営業のサラリーマンふうの人たちもいる。気軽な2次回会場という感じだ。僕は奥の空いている席に適当に座った。

メニューをサラリとみて、あんまり頭には入れなくて、軽くを手をあげて店員さんを呼ぶ。そして、フレンチコーヒーをオーダーする。暑かったけど、お冷のグラスが大きいし、こまめに注いでくれるから、いいや、と思う。まわりの喧騒を横目で眺めながら、明日の予定をチェックしてメモを作った。30分程度で切り上げて、店を出てタクシーを拾う。










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ガンダム展

芸術の森で開催中の「ガンダム展」を観にいく。地下鉄に乗って、真駒内駅で降りる。そして、バスでむかう。

開館直後だったので、空いていた。その方がいい。入ってすぐの実物大のコアファイターは結構良い感じ。まわりの平面に宇宙の映像をプロジェクターで投射して、その中心にガンダム最終話をイメージした破損したコアファイターがある。

プレスで入ったので何点か撮影を行なう。本展が、ガンダムのことをまったく知らなくても現代美術として、十分おもしろいものになっていると思う。9月24日ころまで開催していると思います。興味があったらどうぞ。午前中に引き上げて、実家に戻る。朝から一仕事した感じ。カレーライスを食べて昼寝をした。


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倫敦館率高まる

最近、打ち合せ場所の「倫敦館」率が高まっている。夜遅くまでやっていて、駐車場がある、というのがいい。あと、当然お店の雰囲気が良い。内装がシックな木目調で趣味がいいのだけど、過剰な装飾はなくて、年齢層を選ばない雰囲気がある。

僕は車に乗らないけど、相手方が車という場合が多い。もう少し郊外にいけば、駐車場ありのカフェって結構あると思う。でも、それだと僕がツライ。それでも地下鉄に乗り、さらにバスに乗って、「打ち合せのカフェまでの旅」というのもいいかもしれない。場所か違うと、考えも変わりそうだ。

その「倫敦館」で20時より打ち合わせ。一階一番奥の大きいテーブルにADと、もう一人と10月発行のマグネットの関係。企画の提案があって、エディターとしても参加してもらう。彼とは、何度か企画を一緒にしたことがあるので、安心してやりやすい。彼は、センスもあるし、人脈を持っているし、そして、人脈を作る能力もある。台割もできるし、編集者としてのアートディレクションもできる人なので、僕は論点を話し合ったり、編集長として結論を出せばいい。楽しい。

前回RIVAでの打ち合わせのとき、台割でかなり迷った部分が出てきて、ペンディングになったのだけど、今日の話合いで出てきたアイデイアをあわせると、ぴったりうまくはまって解決した。具体的なデザインススキノまで送ってもらう。サンローゼのあたりで降ろしてもらう。


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