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ノーサイン、ノーマーク

Fm Free Talk
 夜の帰り道。実家の近所にファミリーマートが出来ていた。ここ数年、札幌でもぽつぽつみかけるようになっている。
 ちょっと、飲み物でもという理由で立ち寄った。店内をひとまわりする。ファミリーマートでは、無印良品の文房具等を取り扱っている(ちなみに、普通の文房具もある)。無印良品の文房具に見とれてしまう。
 無印はパルコにも、ロフトにもあるので、珍しいものでもない。でもコンビニの空間にある無印というのはひどく目を引く。目が慣れてないかもしれないが、コンビニ空間の中の無印良品というのは違和感がある。
 他のメーカーのスナックや、雑誌棚のある空間にある無印、24時間入手できる無印、ひどく魅力的に思える。必要がないのだけど、定規のひとつ、ノートの一冊でも買いたくなる。いかん、いかんと思い、飲むヨーグルトを買って店を出る。

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実家へ…

Bag FREE TALK
 年末ということで、実家に行くことにする。荷物は少なめにしよう。Buballs(ブーバリス)のバッグにいれる。これは電器店のパソコンのバッグコーナーにある、いわゆるPC用バック。 
 いかにもパソコン用という感じがしなくて好き。収納力もパワーブックを入れて、デジカメや、本3冊、資料ファイル、文房具類もよく入る。デザインも良く価格もリーズナブル。収納力の点が一番プラス。

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パーティシーズン雑感(座食編)

P3 FREE TALK 
 座食での席。僕はそれほど飲めないので、飲み放題より食べ物が重視なのが嬉しい。
 鍋物というのはおいしいものですね。近ごろは、本当にいろいろなバリーエーションはある。宴会が終ってから「何の鍋だったんだろう」と思うことも。なんというか、一般的な鍋のほうが外で食べるのが少ないくらい。
 キムチ鍋はもうすっかり定着した感じですね。今年はカレー鍋というのも登場したとのこと。それは食べたことがない。スープカレーのようなものだろうか。会話を楽しみながらの鍋はおいしいものですね。

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ガンダムの中に。

0801 DVD REVIEW
「機動戦士ガンダム第08MS小隊 01」

 本作は1996年から1999年にかけて全11話制作されたオリジナル・ヴィデオ・シリーズ。そのDVDの一巻目。第1話「二人だけの戦争」ほか、全3話収録。
 DVDのジャケットは背中に予備の弾薬を入れたウェポン・コンテナを装着した陸戦型ガンダム先行量産型。本作のガンダムはビーム兵器のほかに、実弾兵器も多く使用するので、このようなパック必要となる。
 再生すると、まずオープニング。米倉千尋によるテーマソング「嵐の中に輝いて」は、これはいかにもアニメらしいストレートに前向きな楽曲で好き。夜間射撃という随分マニアックなシーンから始まるオープニングのアニメーションも、本作のコンセンプト「陸で戦うガンダム」という泥臭ささ、あくまで軍隊の中のひとつの「小隊」の話という世界観が良く描かれている。
 それまでのガンダムというと、宇宙空間を華麗な動きで活躍する兵器であったし、主人公にしても、平凡な一人の少年が戦いに巻き込まれているスタイル。対して本作の主人公シローは、最初から軍人で実戦経験もあり「敵と戦う」という目的を持って地球の戦地へ赴任するところから話は始める。
 年齢20代で今までの主人公より高めだと思う。また、最初から4人の部下を持つ小隊長という設定も新しい。主人公は自分の問題に向かい合いながら、同時に部下とも向かい合わなければならない。
 こう書くと、ガチガチの軍隊ものに思うかもしれないけど、主人公の性格は、明るく無邪気な感じの設定がされている。そして、過剰とも思える積極性。それらには過去に自分が救えなかった人たちへの想いがあるのを見逃してはいけない。本DVDは、第1〜2話では主人公とヒロインの運命的な出会い、主要キャラクターの説明と舞台の地上戦の雰囲気を説明するうな話。3話はひとつの作戦をなしとげる話となり本作の特有のノリが出てくる。

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パーティシーズン雑感(立食編)

Ps1 FREE TALK
 クリスマスあたりの連休は一番のパーティ・シーズでありました。こういったイベントで年に一度程度しか会えない人もいれば、最近の別のイベントで会った人もいる。 
 立食のスタイルは、あちこちに動くこととなる。こういった場での会話の内容というのは大抵、他愛のないものであるけど、それが良い。
 近況を交換し合い、適当に会話を楽しむ。そして別の場所に動く。外でタバコを吸う。その中で喫煙グループとの会話にもなる。
 ある席で、柄にもなく勧められた赤ワインを少し飲む。おいしいし、それほど酔った感じもしない。来年はワインでも楽しんでみようか。

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人生のブロック

16 DVD REVIEW
「16ブロック」(2006年・アメリカ映画)

 ブルース・ウィルス主演、というとそれだけで観てしまう。それがスターの魅力かな。本作ははじまりから不穏な空気に包まれる。
 話自体はシンプルなのだけど、その流れのところどころで「実はシンプルではないぞ」という監督の軽い脅しが散リばめられている。一見、良い感じの流れは実はとても恐ろしい真相を暗示しているのでは、と勘ぐるようになる。
 ブルース・ウィルスの演じる主人公は、ダイ・ハードの役どころのようなスーパー警察官ではなく、半分、人生に絶望している窓際のアル中刑事。すぐにもでも死にそうでコワい。また相手役の護送する証人も、明るいキャラクターであるが犯罪者でもあり、陽気に話す自分の将来のおしゃべりは、どこまで信じていいかわからない。
 この2人に比べれば、彼らを追いつめる悪徳警官達のほうが、ずっとストレートでわかりやすい人間に思える。
 ラストは個人的にはとっても良い感じた。あらすじは非常にアクションっぽいが、実は「人生をやりなおす」というテーマのドラマ。観終わってしみじみした。

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お昼寝をする前に。

Nada FREE TALK
  「なだ万」というと、僕のイメージは三越のデパ地下にある総菜店とか、セブンイレブンで買った「なだ万」のインスタントおみそ汁とか、本質を欠いたものばかり。
 それじゃ、いかんと思いパークホテルの「 なだ万雅殿」にランチに行ってみました。リニューアルしたパークホテル。初めてではないけど、まだ迷う。エレベーターをみつけて案内板を見るとお店は11階でした。
 ランチメニューは、結構あって2500円から。安くはないけど、ほとんど2500〜3500円の価格帯のランチで思ったよりお手ごろ。店内は床がカーペット敷きで、椅子もわりとクッションの効いたもので、内装も暖かい感じの色彩でこういったお店では黒を使ったスタイリシュな感じより好きかな。
 あんまり考えないで「シーフードランチ」を頼む。後で、考えてみるとこれは例外的な洋風メニューでありました。 メインディッシュは焼き野菜と、エビ、カニを洋風のソースで絡めたもの。ソースは濃厚だけどクセがなく食べやすい。そうそう11階の展望も良い眺めですよ。 窓際いいと思います。デザートのシャーベットを食べてお店を出る。1Fでガトーショコラを買って帰宅。そして、お昼寝をしました。


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トーイ

Xmas FREE TALK
 クリスマス・プレゼントの一品。バッタのおもちゃ。こういったシンプルなトーイは僕の趣味のど真ん中。嬉しい。
 自宅で遊んでみると、リビングからキッチンあたりまで、もの凄く飛びます。    
   それだけなんだけど、とっても楽しい。
   ブリスターパックに収納されている感じも、なかなか良く部屋にちょこっと飾っても良い感じ。

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オニオンリングLOVE

Rimg0021 FREE TALK
 オニオンリングが好きだ。写真はモスバーガーのものだけど個人的にはフレシュネバーガーのものが一番好きかな。      
  でも近所にないのが悲しい。フレッシュネスは他のメニューも好きで、お店の雰囲気も好き。だけど、最初に思いつくイメージは「オニオン・リングが食べたいなー」ということ。

 ケチャップとマスタードは欠かせないないのはいうまでもないです。

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フリーペーパー「MAGNET」創刊から2007年までの情報。

Magnetlogo




▼「マグネット」というアート、カルチャーに関するフルーペーパーを発行しています。以下最新号とバックナンバーの紹介です。 → コンセプト   →配布先

 

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MAGNET 22 Third Season2007
特集 Interview   コーネリアス/小山田圭吾  

「マグネット」夏の思い出。ライジングサンロックフェスティバルで素晴らしいステージをみせてくれたコーネリアス/小山田圭吾のステージの撮影とライブ直後にインタビュー。また、コーネリアスのミュージック・ヴィデオを手がける辻川幸一郎にコメントをいただきました。[A5/中とじ/全16ページ/2007年11月28日発行]

 

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MAGNET 21 Second Season2007
"Futre Speaking!" Interview With TOWA TEI 
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特集Spoleは今年でDJ20周年を迎え、映画「大日本人」(松本人志 監督)のサントラを担当したDJ、サウンド・クリエイターであるテイ・トウワ。第一線でクリエイトすることについて中心にインタビューと主なディスコグラフィーを紹介。サブ・コンテンツNpoleではテイ・トウワと親交の深いイラストレーター、デザイナーとして活躍するヒロ杉山(エンライトメント)にインタビュー。[A5/中とじ/全16ページ/2007年7月24日発行]


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MAGNET 20 First Season2007
「札幌クラシック」~Kitaraに行く楽しみ。今年で10周年を迎える札幌コンサートホールKitara。その魅力を本ホールで公演を行っているアーティスト、オーケストラの紹介を通して、クラシック音楽の魅力と併せて探る。取材はギラン・ルロワ(Kitara専属オルガニスト )、札幌交響楽団PMF北海道交響楽団井口真由子。連載Npoleでは建築家であり音楽家でもある畠中秀幸(スタジオシンフォニカ)にお話を伺いました。[変形サイズ/中とじ/全16ページ/2007年4月21日発行]


Magnet_19

 MAGNET 19
2006-2007 Winterissue
「広く、変わらず、偏らない」

冬のスペシャル号。「スキー」というスポーツであり、文化でもあるテーマを通じて普遍・不変・不偏というコトバを考察。変わらない良さというのを考えてみました。連載Npoleでは以下の方々に登場いただきました本有紀(BLANCA),小川コージ(Mo-Green)、磯部巧(soundsystemTANTORA)、加賀城匡貴(scherzo)、けんじろうMATSUO(CROSS)、∀KIKO(ekaki)、関口ケニア(ebisfilms)               [変形サイズ/中とじ/全32ページ/2006年12月16日発行]

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November & December 2006
「スケルツォ・ゼンザリング・フォー・ザ・ベイカーブラザーズ」

11月10日(金)にZEPP札幌で、イギリスのバンド、ベイカーブラザーズと共演を行うスケルツォの特集。舞台セットに協力している赤坂真一郎(建築家)、原ななえ(あぐら家具企画)のインタビューも掲載。

Npoleでは、山本弘市(くう)、黒田朋美(ポロコ)、田中智人(テレビ北海道)、清田久美子(教育劇画)、RAM RIDER(ミュージシャン)、古家正亨(FMノースウェーブ)、安田光 (学研)にスケルツォの魅力についてコメントをいただきました。[B5サイズ/中とじ/全16ページ/2006年10月6日発行]

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 MAGNET 17
September & October 2006
「アップルストア札幌で考えた自然・人・デジタルのこと」

大きさをB5サイズに。アップルコンピュータ株式会社さまの協力を得て、アップルストア札幌の店内にてアップル製品の魅力を紹介しつつ「自然・人・デジタル」というテーマで撮影を行いました。モデルとして、札幌のバンドsleepy.abの成山剛、スケルツォ加賀城匡貴、石田勝也(beatimage)らが登場。撮影協力はM8MFLOWERDA:TE 。連載のNpoleはポストペットの開発者で知られるアーティスト八谷和彦(PetWORKs)に取材。[B5サイズ/中とじ/全16ページ/2006年9月23日発行]

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 MAGNET 16
June.Special 2006

「インテリアのための作品 Pictures For interior - PICTOREAL2 」

「ピクトリアル」とは、このフリーペーパー「マグネット」を発行しているニュメロデューによるアート企画。札幌在住のプロ・デザイナー、イラストレーターに、「インテリアとなる作品」を制作してもらい展示・販売。2004年の第1回目の「ピクトリアル1」を経て、2006年、「ピクトリアル2」をコルビジェ、アイリーン・グレイ、イサム・ノグチなど世界のインテリア家具を販売している「サッポロデザインセンター」の1Fカフェにて実施。60点以上の作品をラインアップをそろえました。今回のマグネットは、「ピクトリアル2」の作品を紹介。
[A3両面4ッ折りA5サイズ/2006年6月8日発行]

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 MAGNET 15
February & March 2006
「仕事:Works! Feat.BALMUDA design」
「仕事って何なのだろう?」。

東京の新鋭プロダクト・メーカー「バルミューダデザイン」を紹介。そして「仕事」について考察。
特集/インタビュー:BALMUDA design(代表 寺尾 玄)
連載(NPOLEコメント):佐々木信(3kg),前田弘志(BANANA MOON STUDIO),寺島賢幸(寺島デザイン制作室),三浦誠(Alititude),菊池信悟(rocketdesign)[A5サイズ/中とじ/全16ページ/2006年2月23日発行]

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 MAGNET 14
September,October & November2005
「midnight RISING」

全国的に有名な北海道のロック・フェス「RISING SUN ROCK FESTIVAL」。今年の2日夜に素晴らしいステージをおこなったONJO(Otomo Yoshihide's New Jazz Orchestra)。そのリーダーである世界的にも評価の高いターンテーブル奏者、ギタリストである大友良英カヒミ・カリィにインタビュー。誌面を夜のライブのスチールで構成してみた。特集/インタビュー:大友良英,カヒミ・カリィ連載(NPOLEコメント):製作者の視点〜菊地信悟(rocketdesign),星野麻美,石川伸一
[A5サイズ/中とじ/全16ページ/11月発行]

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July&August 2005
「森田たまin Design」札幌を愛した随筆家から学ぶ、「街」、「着物」そして「生き方」

特集の森田たまは札幌出身の随筆家。その著作からは「札幌」という街と「着物」の魅力を感じることができる。森田たまの展示のある元北海道文学館館長であり、道内の文学研究家の木原氏、札幌の文化的な「街作り」をおこなっている川口氏、着物を着て集まるイベントをおこなっている高橋氏にインタビュー。その他、森田たまのバイオグラフィーや、ブックレビュー、たまの作品からイメージした写真を撮影しました。
特集/インタビュー:木原直彦(北海道文学館元館長)・川口剛(まちばるADELANTE)・高橋由希(キモカフェ)ブックレビュー:早坂あゆみ/連載(NPOLEコメント):樋口聡・阿部かおり・小林徹市川慎子
[A5サイズ/中とじ/全16ページ/8/27発行]

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MAGNET 12
May&June 2005
「インスピレーション」〜スケルツォ&キノ

今回の特集は「インスピレーション」。インスピレーションのある生活を提案するため、札幌で「笑い」をアーテステックに映像ライブを行っているスケルツォと佐藤雅彦監督作品「キノ」について解説。そして、スケルツォのプロデュースにより、「キノ」は今年夏、スケルツォ公演2005「&キノ」として、札幌、東京、新潟、京都、名古屋をツアーする。

特集(コメントorレビュー):佐藤雅彦、加賀城匡貴(スケルツォ)、石川伸一(マグネット編集長)
連載(NPOLEコメント):マイク・ベック(スーパー・デラックス)、林薫(クラブメトロ)、寺島誠(工業デザイナー)、伊藤進(心理学者)、村山功(テレビ新潟ディレクター)、石田善一(ジェイドダイニングルーム)、はらみづほ(世界旅人サロン)、武村モモジ(カノーヴァン)、菅原理絵(科学者)、中島ひろみ(シアターキノ)、田中浩也(工学博士)、野口隆史(ジャーナリスト)、木浪”シャーク”利幸(キックボクサー)、加賀城史典(音楽家、 DJ)、中村ハワイ(画家)、ワルマー真紀(フードコーディネイター)
[A5サイズ/中とじ/全16ページ・5/20発行]

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March&April 2005
BODY&SOUL"〜 身体についてのシンプルな真理

初の「身体」特集。アートにしろ、カルチャーにしろ、それを生み出しているのは、私たちのもっとも身近な存在「身体」。今回の「マグネット」は「身体(カラダ)」をテーマにダンス、エアロビクス、カイロプラクティック、ヨガ、フィットネスの5人の専門家に話を聞いてみました。特集(インタビュー):酒井芳乃(ダンス/スタジオマインド)/樋口敬男(エアロビクス/STU DIO HIGUCHI)/山口尚(カイロプラクテック/ラクネ元町)/森脇敏文(運動指導員・ライター)連載(NPOLEコメント):吉川ナミ(福祉職員)/IKKE(クリエイター)/佐藤甲介(サラリーマン)/山木匡浩(プロスキーヤー)/ちえぞう(看護師)/maco(アーティスト)/鹿内茂光(ベンチャー企業経営者)
[A5サイズ/中とじ/全16ページ・4/2発行]

Magnet_10

 MAGNET 10
January&February 2005
「handmade COFFEE」コーヒー特集!

円山のカフェ「森彦」とのコラボレーションによる「コーヒー特集」。知ってそうで、知らないコーヒーのマメ知識をご紹介します。特集1は焙煎体験レポート、特集2はクリエイターのコーヒートークです。
限定オリジナル焙煎「MAGオリジナル」プレゼントもあります。
特集:市川草介(焙煎師/クリエイター/アトリエ・モリヒコ代表)、 加賀城匡貴(scherzo)、田辺達也(メディアクリエイター/デザイナー)、浦本典子(イラストレーター)
連載(NPOLEコメント):布施浩一(ROBA RAPPA/音楽家)、みき、(イラストレーター/デザイナー)、しだまゆみ (フリーライター/イベント運営)、岡野康弘(デザインヤクザ/イラストレーター)、保科淳子(雑貨店販売)、林 千香子(アパレル店長) 、田中智人(TVh制作)、寺林陽子(あけぼの美術企画)
[B6サイズ/中とじ/全16ページ・12/28発行]

Magsp

 MAGNET Special
Winter ISSUE 2004
「Free Ride」自由とは何だろう?

フリースキーヤー山木匡浩を編集に迎え、スキーブランドである「HEAD」「Tyrolia」とのコラボレーションのスペシャル・ウィンター・イシュー。
特集テーマは「フリーライド」。今注目すべきスキージャンルと、僕たちにとっての「自由とは?」について想いながら全体を構成しました。自由にまつわるコラムやインドでのスキー写真などあります。今回の「マグネット」はいつもカフェなどの配布場所ほかスキーショップでも見かけるかも。
[ B6サイズ/中とじ/全16ページ・10/25発行]

Magnet_09

 MAGNET 09
September&October.2004   
Enjoy! Interactive "LIVE" Space
現実であるどこかに〜生イベントは楽しい!

ネットもいいけど。「リアル」もね。特集は「生」で楽しむ表現空間。東京で一番ホットなバーでありアートイベントをおこなっている「スーパー・デラックス」(SDLX)。同様な存在で札幌で一番クールな「SOSOCAFE」このふたつの「ライブスペース」(表現空間)についてディープに関わる人々と の対談を通して紹介。SDLXスタッフ、生意気クライン・ダイサム・アーキテクツ、シフト、シンクガーデン。加賀城匡貴(スケルツォ)が東京と札幌の空間を飛び越えてナビゲートいたします。「スケルツォ」は9月26日 (日)、SDLXで新作公演!
[ B6サイズ/中とじ/全16ページ]

Magnet_08

 MAGNET 08
July&August.2004 
clammbon story 1998-2004"

特集はボーダーフォンCMソングも話題となり2004年の北海道の野外イベント「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2004 in EZO」への参加も決まった「クラムボン」。その魅力をあなたは知っているだろうか?「イエス」の人にも「ノー」の人にも読んでもらいたい「クラムボン」特集。
「StoryBook」(原田郁子インタビュー)、「DiscStory」(全アルバム&メンバー自身のコメント」の2部構成でお送りします。
[ B6サイズ/中とじ/全16ページ]

Magnet_07

 MAGNET 07
May&June.2004   
  特集Spoleは”Social×Art”
「社会とアートの関係性」

”「アート」は「社会」につながらなければ、おもしろくない”をテーマに、メリープロジェクトのアートディレクター水谷孝次氏、E2Oプロジェクトのプロデューサー峰江卓也氏にインタビュー。連載コンテンツNpoleでは「社会と自分との関係で思うことを教えてください?」をテーマに答えて頂きました。以下回答者 西川賢治(prototype designs),長尾高徳(nagao), 中西香理(soufler),伊藤未央(smmt),佐藤直彦(walnut books),菅原陽介(有限会社シンクロ),山本愛子(mato.)
[A6サイズ/中とじ/全16ページ]

Magnet_06

 MAGNET 06
December&January.2003-2004    
スキーをめぐるマグネットの冒険!

特集Spoleは「Adventure of Ski vs MAGNET」。編集アドバイザーにフリースキーヤーの山木匡浩をむかえて、スキーを「マグネット」流に紹介してみました。
コラムに山木匡浩、赤坂真一郎(建築家)、石川伸一(NUMERO DEUX)が執筆。グラフィック、イラストに上田亮(COMMUNE),渡部伸子(rocketdesign)に作品を提供していただきました。
[A6サイズ/中とじ/全16ページ]

Magnet_05

 MAGNET 05
SEPTEMBER & OCTOBER &August.2003    

特集Spoleは「ART STYLE」「ファッション」と「アート」をテーマに、市内のセレクトショップ「DA:TE」とそのお店のディスプレイ用のオブジェを制作している蒲原みどり(m-design)にインタビュー。連載のNpoleでは、クリエイター7人に「10万円なににつかいますか?」というテーマでマジメに答えていただきました。以下回答者。近江ちはる(HYZproject),吉岡陽子(mato.),桃田百合若(ゆとりっくす),出口智洋(G-design office),藤原美奈(広告プランナー),大橋綾子(chobitto),佐賀井真哉(shift)。[A3を折った表面カラー&裏面1色の仕様]

Magnet_04 MAGNET 04
July&August.2003   
   
特集Spoleは「水口令LOG ON」札幌ファクトリーの広告や、ペンション「LOGLOG」のポスターのイラスト&アートディレクションで札幌ADCにてポスター部門銅賞を受賞した札幌在住のイラストレーター水口令にインタビュー。生い立ちから現在の仕事をするまでのお話を聞くことができた。美術系の学校の出身ではなく、30歳から会社員よりイラストレーターを目指したという経歴は、フリーの仕事を目指す方にはとても参考になると思います。連載コンテンツNpoleは「あなたの仕事についての姿勢」について以下の7人のクリエイターにコメントをいただきました。以下回答者。林楊子(Sofa Style),武内寿々子(TIGER CORPORATION),白田英人(people),岩村良介(fam/art),佐藤麻美(フリーイラストレーター),佐藤かづみ(フリーターカメラマン),石川伸一(NUMERO DEUX)
[A3を折った表面カラー&裏面1色の仕様]

Magnet_03

 MAGNET 03
April&May.2003    

特集Spoleは「Spring Sounds」札幌市内で活動しているポップでありながら深みのあるサウンドを聴かせてくれる。REPLICANT/RpbaRappa/caponicaの3組のアーティストにインタビュー。連載コンテンツNpoleでは7人のクリエイターに「出会い」についてコメントをいただきました。「良い出会い」を求めている方には参考になるでしょう。以下回答者。五十嵐かおる(グラフィックデザイナー,Comfortable Bossa),小野寺圭介(映像作家/ACTIVE FILM MAKERS ),赤坂真一郎(建築家),斉川洋子(グラフィックデザイナー),所従士彦(クリエイティブ・ディレクター),長沼里奈(映像作家),山本郁江(WANT,NUMERODEUX)。市内カフェなどで配布。
[A3折り(表カラー+裏モノクロ)]

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MAGNET 02
February&March.2003    

サイズは前号と同じながら、テキストを充実。10本以上の取材記事を中心に構成。特集Spoleは、札幌発のアーティステックな「笑い」の映像イベント「スケルツォ」、カフェ「ouchi」、ニュメロデューからリリースされたCD「RGB」。また、連載コンテンツNpoleでは7人のクリエイター「あなたの人生に少し影響をあたえた本」を紹介してもらいました。以下回答者。大阪匡史(タイガーマガジン),石田勝也(C.A.D),倉品佐千子(シフト),星野麻美(フォトグラファー),菊池信吾(ロケットデザイン),渡部伸子(ロケットデザイン),石川伸一(NUMERO DEUX)
[A3折り(表カラー+裏モノクロ)]

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MAGNET 01
January.2003   



サイズがA4からA3にパワーアップ。
今回のゲストクリエイターは市内の映像、空間デザイン集団C.A.D。裏面すべてを使って2003年度のカレンダーをデザインしてもらった。
2002年12月22日(日)札幌駅パセオの「水の広場」にておこなわれたTVhのクリエイター番組「WHAM!」のイベント「クリエイターズワークシヨップ」にてプレ配付。その後、順次、市内のカフェ、映画館などで配付。
[ A3折り(表カラー+裏モノクロ)]

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November.2002    

2002年10月20日(日)におこなわれたニュメロデューのライブ・イベント「バースディ」にてイベントのパンフも兼ねて配付されました。11月順次、市内のカフェ、映画館などで配付。[A4折り(表カラー+裏モノクロ)]

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2007.12.22「華AGRA 3周年記念クリスマスパーティ エマーソン北村ソロライブ」

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チョコレート革命

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  人並みにチョコレートは好きです。最近ハマってるのはロッテの「リッチフルーツチョコレート」のシリーズ。
  その中でも「贅沢ストロベリー」が一番好き。箱のパッケージのメーカー名部分が金のエンボス加工というストレートな贅沢表現が普通にいいですね。そして「苺果実70%使用」という表記。
 こういうパーセンテージ表示に僕弱いのです。食べてみれば、本当に贅沢な気分になるチョコレート。夕食後にバリバリと幸福感に包まれながら1枚平らげてしまうことも。それは食べ過ぎ。少しづつ楽しむことにします。チョコレートが日常に組み込まれていく。

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MAGNETのコンセプト

MAGNET」はNUMERO DEUXが発行するフリーペーパー。2002年に創刊。年6回発行コンセプトは「For Design,Life & Thinking」。さまざまなアートやカルチャーの紹介と考察を通して読者の生活をより良く「デザイン」するための誌面作りを目指しています。

MAGNET」という誌名には「磁力」のように人をつなげていくという意味と、「方位磁針(コンパス)」のように良きカルチャーのガイドでありたいという意味があります。

制作はエディター1〜2名、デザイナー、フォトグラファーという最小限度の人数で制作しております。

以下3つの主要コンセプトがあります。

1「ライフ・デザインための」さまざまなアートやカルチャーの紹介を通して、読者の生活が豊かになるようなヒントを提供していきたいと思っています。          

2 「一冊に1テーマです」誌面構成はとてもシンプル。特集記事のSpoleと、特集に関係したコメントページのNpole。特集は基本的にひとつ。ひとつのことに10ページ以上じっくりページをさいています。                     

3「コラボレーションできます」単なる広告ではなく、アーティスト、お店、会社などの新しい宣伝手段としてリーズナブルに共同制作のスタイルで発行することもできます。ジャンルは問いませんが、お互いに波長の合うパートナーを求めております興味のある方はコンタクトをおねがいします。

MAGNET Free Paper For Design.Life & Thinking

Editor: 石川伸一(NUMERO DEUX) / Art Director & Designer: 菊地信悟(rocketdesign) / Photographer: 星野麻美、佐藤美奈子(FREAK)/ Staff:ドゥヴィーニュ 仁央

お問い合わせ: qzj12432@nifty.com




 


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NUMERO DEUX

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僕はNUMERO DEUX(ニュメロデュー)という名前のプロジェクトを主宰しています。
   この名前は日本語では「2番目」という意味です。ネーミングの由来については、発足した1999年 当時、アパレル用語の「セカンド・ライン」という用語を僕は気に入っていました。
   ご存知の方も多いと思いますが、これはトップブランドから派生したブランドで、親ブランドのティストを持たせながら、手ごろな普及的なブランドのことを差します。
 例をあげるならプラダ(PRADA)のセカンド・ラインのミュウミュウ(Miu Miu)という感じですね。そこから発想を得てアートやカルチャーを現代のひとつのブランドとして捉えて、それらをわかりやすく紹介する「セカンド・ライン」のような存在でありたい、という意味でネーミングを考えフランス語で「2番目」という意味の名前にしました。
 英語の「NUMBER TWO」だと固定されたイメージとらわれそうで、もうちよっと抽象的なイメージが欲しくてフランス語にした訳です。まぁ、ほかにもいくつかは元になったことはあるのですが、ふと書いてみました。

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ケーキのキレイな終わらせ方。

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 夜のケーキセットは楽しい。「ブルーベリータルト」があれば僕は満足。ブルーベリーというフルーツを堪能した後をタルトという素敵な楽しみがあるお得なケーキ。      
 こんな完全さが他にあるだろうか。 しかしながら同席者はケーキといえば「ショートケーキ」だという。そして考える。僕はショートケーキがうまく食べられない。フォークを入れてしばらくすると、イチゴがごろんと落ちてしまう。イチゴというのはどのタイミングで食べるべきなのだろうか。         最初に食べれば一番安全であるが、残されたフォルムが美しくないような気がする、色味に欠けるというか…一番最後というのも計算的すぎる。やはり60パーセントぐらいなところでフォークで小分けして食べるのがいいのかな。今度はショートケーキを頼む決心をするが、直前でタルトにしそう。

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2007.12.15FineTime33 Xmas repo.

FineTime33  レポート
2007年12月15日(土)19:00ー 22:00@SOSO CAFE(南1西13)

クリスマス・スペシャルということで「リサイクル・プレゼント交換」と、マジシャンきだこうたろうのマジックショーと、ひと足早いクリスマス・パーティを楽しみました。

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父と娘のゆるい話あり

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「マッチスティック・メン」(2004・アメリカ)

 ニコライス・ケイジが詐欺師の主役ということで、巧妙かつ華麗な詐欺の手口が繰り広げられる話、かと思ったら、ちよっと違った。
 父と娘の話が中心になっていて、ホームドラマ的なやりとりが、けっこう微笑ましい。ベタベタしそうな雰囲気が出そうなところを、さすがリドリー・スコットがシャープな映像で見せてくれる。意外と良い組み合わせ。
 そうやって、ほのぼのしながらもラストが近づくと、いろいろな展開もあり、飽きさせない。同時にこの映画における「詐欺」というテーマも見えてくる。ラストは「なんだそりゃ」という感じもしなくもないけど、そこはまた微笑ましい。リドリー・スコットのこういった作品も悪くないね。



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メモの意味・方法

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とりあえずメモの効用。

 いつも持ち歩いているロディアの11サイズ、ナイロン製のペンホルダー付きカヴァー、トンボのPFitというボールペン。 
 なにか記録したいことがあったら「とりあえず」これにメモする。
 もともと、僕は転記のミス・忘れが嫌でこうした「とりあえずメモ」は嫌いでしたが、やってみるとなかなか良かった。
 メモを検討して、予定に入れたり、アクションリストに入れたり、ストックしたり、または意味なしで消したり、「転記」という一番嫌だった行為がいろいろなプランの再確認・再検討の時間となるのはかなり効果的。 
 時間だって5分〜10分程度だし。転記が終ったらメモは捨てる。転記をしない限り汚いメモが残るので、それをキレイにしようと転記の時間を作る。これはなかなか良いサイクルだと思う。メモという習慣の大切さがわかったような気がしました。

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戦争の中の色恋。

Z2 DVD REVIEW
「機動戦士ZガンダムII 恋人たち」(2005・日本)

 TVシリーズの劇場版の2作目。前作同様、基本的な舞台背景、人物の基本設定を知らないとツライ。   
 といってもTVシリーズを全50話予習までは必要なく(僕も断続的に10話ほど観た程度です)。ネットで基礎知識を得ていれば大丈夫。
 今回は、サブ・タイトルとおり主人公の恋愛話を入れつつ、他のキャスト達の恋愛のシーンを織り交ぜた内容になっている。基本の「戦い」のストーリーが進んでいく中、男女の登場人物の色恋もいろいろある訳で、それにスポットを当てたのは悪くはない感じ。ラストの戦闘シーンで、次作へのつながりを大きく期待させるような、終り方はなかなか良かったな。劇場版Zは正常な人間関係というのが提示したいテーマなのかな。


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ついつい同じようなメニューに

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壁の穴 みそとベーコンとえびのバスタ

 昼食はめん類が好き。夜はあんまりめん類という感じはしない。朝のめん類というのは、ほとんど経験なし。ということで昼は麺にしました。パスタの店を探す。
 「壁の穴」は昔からある店で好きですね。ちよっと迷って「みそとベーコンとえびのバスタ」を頼む。わりといつも感じ。いろいろなメニューがあるのだけど、この「みそ」のソースのパスタは、他の店にあまりないものでついつい、こればかり頼んでしまいます。和風なんだけどパスタと自然にマッチ。味わい深くマイルドな感じで後味も良い。ベーコンとエビの具もおいしかったなぁ。また、行こう。

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バラード再読そして再読

Cn BOOK REVIEW
J・G・バラード「コカイン・ナイト」(1996・英)

 あらすじはミステリー風味だが、それを期待するとちょっと違う。謎が明かされる爽快感みたいなのは、それほどないし本質として大切ではないと思う。
 それよりも、舞台全体の雰囲気を楽しむのが良いと思う。「起承転結」の外にバラードの作品の魅力がある。
 僕は早速本作を2回目の読みをスタートさせた。これが本当に楽しい。読んだ直後にもう一度読み返して楽しいのはバラードの作品の魅力だと思う。
 その魅力を具体的に書いてみるなら、作品の舞台となる場所の描写や、いろいろな出来事の描写だろう。緻密にリアルというより、まさに「バラード節」ともいえる独特の主観的な描写がツボにはまると最高。その分、この作家の文体は最初はクセを感じるとは思うが、少々意識して噛み砕きながら読んで欲しい。それでツボにハマればバラードの世界にようこそ。

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「マグネット」22号発行

Mag22

FreeTalk

「マグネット」のカテゴリーではお知らせしてますが22号を発行しました。先週末ぐらいから札幌市内を中心に配布も開始してます。
 今回の特集インタビューはコーネリアスの小山田圭吾を行なって「夏フェス」についてちょこっと考える内容になっています。表紙のデザインは結構迷った一冊でした。細いバリエーションを入れれば10パターン以上検討したかも。結局、最初のほうに出した案の微調整になりました。反面、インタビューでの写真はスグに決められました。そのあたりは、抽象的イメージが欲しいのか具体的なイメージが欲しいのか、との違いですかね。


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銀の贖罪

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  朝型だけど、時には朝でも頭がハッキリしないことがある。そういう時は、ホテルの朝食を忘れ、近くのマクドナルドの朝食メニューも忘れ、すべてを忘れたくなる。 
 昼近くにホテルのカフェで一杯のコーヒーをみつめながらダラダラ夢想する。パターンからはずれた罪悪感。その罪悪感は同時に原動力にもなるからやっかいだ。僕は何の贖罪で生きているのだろうか。自分は編集とか、デザインなどには意味性にこだわるわりには「生きること」について意味性は考えない。そこが浅はかだと思う時もあるし、安心する時もある。

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2007.12.1「山本 祐歳 作品展 -METAMORIC ANIMAL-」

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2007.11.24「第5回学生STEP 」

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美術展「Born in HOKKAIDO」Interview.

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美術展「Born in HOKKAIDO」大地に実る、人とアート
 今年30周年を迎える北海道立近代美術館にて、北海道の美術の「現在」と「未来」を考える美術展が開催された。
 企画・制作を行なった学芸員の浅川さんにインタビューを行なった。学芸員(キュレーター)という仕事に興味のある方にもためになる内容になっている。(2007.11.3)

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Interview With Maki Asakawa
浅川真紀(北海道立近代美術館学芸員)

ー学芸員になるまでのプロフィールを簡単に教えてくれますか?

私は学芸員として美術館に勤めて16年になります。札幌出身で大学も札幌です。特に美術のある環境で育った訳ではなくて、家には美術全集があってパ ラパラめくってみる程度でした。本格的に好きになったのは大学生になってからです。専攻は英文学だったのですが大学に通いながら美術館に行ったり、海外に 旅行しているうちに、美術のおもしろさを世の中に伝えていきたい、美術と人々の間をとりもつような仕事がしたいと思うようになり、大学卒業の翌年にあった 募集にて採用されました。

ー学芸員とはどんな仕事なのでしょう?

私の学芸員としての仕事は欧米のキュレーターのように完全に専門化している訳ではなくて、展覧会企画から雑務を含めて、あらゆることをしています。脚立を上って会場の電球替えもしてます(笑)。

学芸員の仕事の核となるのは、博物館学的にいうと3つあります。優れた美術作品を収集・保存して後世に残していくとともに調査・研究し、さらにそれらの美術作品を展示・教育というかたちで人々に還元していきます。

昨今、美術に対する意識はだいぶ変わってきているとは思いますが、みる人はみるし、みない人はみないという構図がまだあると思います。私の仕事は、 美術にふれる最初のキッカケづくりというか、美術の世界へのドアを開けてあげることだと思っています。ただし、ひとたび中に入ったら、あとはみる人自身が それぞれに作品と対話し、関係を築いていくものだとも思っています。美術と人々の間に、よりいきいきとした対話が生まれることを願って、私たち学芸員は作 品をなんらかのテーマや切り口を設けて紹介していきます。そのテーマや切り口は、なるべくみる人の日常に近いほうがいい。入りやすくなりますから。入口は 広く入りやすいけれど、入ってみると奥が深い。そんなふうに美術の世界を提示していく…そういう仕事なんだろなぁ、と私は解釈しています。

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真砂雅喜 出品作品

ただ、学芸員というのは人によって指向する方法というのはいろいろあると思います。私は研究肌というより、作品をどのようにみせていくかというほうに興味が強いタイプですが、研究はそのベースとなる、とっても大切なことです。

研究というのは机上で行うよりも、美術作品を直接みるのが基本です。それも、まずは自分のフレッシュな感性でみるというか、学芸員である以前に、人 として自分がどう感じるか、という視点を忘れちゃいけないと思っています。学問的に美術史という枠組みの中でみることはもちろん必要なことなんだけど、自 分自身が人間としてどう感じるのか、というのも大切にしないといけない。

美術展に足を運ばれるお客さんも美術史という枠組みとかにこだわりすぎちゃうと、その人自身の瑞々しいリアクションが閉じこめられてしまうことがあ ります。といっても、感覚だけでみるのも偏りが生じるので、作品の背景や作家についての知識をある程度持ちながらバランス良く作品と向かい合うのが良いと 思います。

私は美術鑑賞において、みる人自身のもつ感性や創造性が、作品と向かい合うことを通していかにして引き出されていくか、というところに関心があるので、そのあたりに趣旨を置いた展覧会は企画してきたつもりです。

美術展の企画というのは、いろいろ大変な部分もありますが、自分の頭の中に組み上げたものが現実のものになって、お客さんが来てくれるのをみると無上の喜びを感じます。

美術作品といえばキチンと額に入った絵、という固定観念を持ってしまうと、現代美術は難解なものになってしまいます。美術というのは作家がみたもの や感じたことを純粋に表現したいというところから始まっているのですから、いろいろなパターンがあってもいいと思います。そこは伝えていきたいですね。既 成の美術観から自由になることが、現代美術を楽しむ第一歩だと思います。

5rimg0124毛内やすはる 出品作品

ただ、作家のテクニックは大事だと思います。美術作品がモノである以上、コンセプトだけではいけない。コンセプトもテクニカルなことも、バランス良 くあってこそ、作品としてビジュアルが立ち上がってきます。人がつくっているという温度が感じられたり、素晴らしい技術だなぁとリスペクトできる気持ちが みる側に生まれてくる作品って、力があると思います。

現代美術といっても一発芸的に思いつきだけでやるのではなくて、その人自身の技術的なトレーニングの積み重ねや思考の深まりがあって、そうした中で最終的生まれてきた作品であるべきだと考えます。みる側に働きかける力、本当
の強度を持っている作品というのは、背景につくり手の努力なり想いが詰まっていると思います。そういう観点で作品をセレクトしています。

ー今回の展示の内容(コンセプト)について教えていただけますか?

北海道立近代美術館が30周年ということで、自主企画展の枠がありまして、館全体の取り組みとして、北海道の美術をみつめる、捉え直す展覧会という 大命題がありました。結果、常設展では、北海道美術の歴史的代表作を、私の担当した特別展では現在の北海道美術と未来をになう子供たちの作品を展示するこ とになりました。

この2つの展覧会を通して、北海道の美術を過去から現在、そして未来へという時間の流れの中でとりあげていく。具体的にいうと、館のコレクションの 中で北海道の美術というのは約3分の1を占めているのですけれど、それを活用しつつ、他館からお借りした作品も加えて、まずは北海道美術の過去から現在を みせていく、これが常設展ですね。

一方特別展のほうでは、現在から未来を紹介していくことにしました。現在としては、16人の多様な現代作家の作品を展示しました。さらに、8つの小 中学校との連携授業から生まれた子供たちの作品を未来と位置づけることで、特別展にひとつの文脈ができたと思います。常設展と特別展を併せてみていただけ ると、北海道美術の過去、現在、未来の流れを一望できることになります。

子供たちの作品については、ただ展示をするだけでは位置づけとして甘くなるので、出品作家のKinpro(新矢千里)さんとのワークショップを3つの小学校と行ない、その結果出来上がった作品を展示しました。今まさに活躍中の作家さんと、未来をになう子供たちの交流ということですね。作家さんにとっても子供たちと接することによって得るものがあると思います。

7rimg0127朝地信介 出品作品

加えて、館の北海道美術コレクションの中から明治の日本画家の掛け軸を先生と相談して選び、収蔵庫で子供たちにみせました。古い掛け軸、という宝物 気分も手伝って、子供たちは興味津々といった感じでみてくれました。そうして子供たちとその作品について対話する鑑賞授業を行いました。小学4年生が対象 だったのですけれど、子供たちはとても純粋な目でみてくれました。みせ方を考えれば、ちゃんと子供でも理解してくれます。その後の学校の授業では、子供た ち自身が北海道をテーマにした掛け軸を作りました。それが今回展示されています。子供たちの作品を展示するというのは美術館ではイレギュラーなことなんで すが、社会のニーズや、学校と美術館の緊密な連携を目指す機運も高まって実現できたことです。

美術館も学校と組むことによって、より多くの子供たちに足を運んでもらえます。美術の好きな親御さんが、子供を美術館に連れて来るのは当然ですが、 親御さんに関心がなければ、その子供は美術館に来られないかもしれない。そういう意味では学校というのはすごく機会均等というか、いろいろな家庭の子供が 美術館に行く機会をつくれるというのは最大のメリットだと思います。

展覧会場は16の作家を、「感覚の実り」「想像の実り」「対話の実り」というキーワードにもとづき、ざっくりとした空間に分けました。最後に「実りゆく未来」という位置づけで子供たちの作品を展示しています。

11rimg0147高橋喜代史 出品作品

ー美術展を企画するということについて,企画制作の流れを説明していただけますか?

まず、企画書をつくり館内で検討します。今回の企画については、先ほど話したようにベースとなる理念は30周年に何を提示すべきかということでした。それを具体的にどうかたちにしていくのか、というところから企画を立てました。準備がスタートしたのは1年ぐらい前です。

展覧会によっては、例えば外国から作品を借りるような企画の場合は、2~3年以上前から準備することになります。今回は国内でしたから1年前からの 準備になりました。作品が他の美術館やコレクターの所蔵の場合、出品交渉に時間がかかることがありますが、今回は作品がほとんど作家蔵でしたので、そのあ たりは比較的スムーズでした。

今回の企画は、北海道に生まれ、育った方に出品していただいています。去年の年末には企画が固まってきて、後は作家のリサーチですよね。もちろん、 企画を立てる段階で、何人かは出品して欲しい作家さんのイメージはあります。その段階では具体的な交渉はまだできないですが、企画書が通り、依頼できるメ ドが立ったら、実際にお会いして話を聞いてもらい、一方で新たな作家もリサーチしていくことになります。

今回、ナウな作家を紹介するということで、多様性が重要ではないかというのが館全体にあって。16人というのは多い方だと思います。通常グループ 展ってマックスでも10人くらいです。でも、今回はいろんなタイプの作品をみてもらいたい、という全体方針があったので16人となりました。

8rimg0131鈴木涼子 出品作品

正直、展示空間的にはキツイ部分はありました。大抵のグループ展の場合、ひとりの作家さんごとにパーテーションをつくるのですが、今回はひとつの空 間に2~3人の作家さんの作品を展示しています。ただ、同じ空間にいろいろな作品が同居することによってみえてくるものもあると思います。

作家さんのリサーチ、出品交渉を進めていって、開催の半年前くらいには出品する作家さんはほぼ決まっていました。交渉もあちこちに出張をして、いろ いろな方にお話を聞いていただきました。道内もありますし、道外もありました。作家の方に納得して出品してもらうのが大切です。趣旨を説明して、出してい ただける作品があるかどうかをお聞きして打ち合わせを進めていきます。その中で作品の内容も決まっていきます。それと同時平行で、設置の仕方を考えます。 常に図面とにらめっこです。作品は平面も立体もありますし、作家によって空間のニーズもさまざまです。それぞれに作品のヴォリュームや展示条件の聞き取り 調査をし、意向も聞きながら図面を示して展示場所を決めていきます。この人は真っ暗な空間でないと展示できない、とかいろいろな条件が出てくるので、その つど図面を引き直しては最終形に近づけていくんです。

そして、広報も大事です。ポスター・チラシについては大体、開催日の1ヶ月前にはできているのが目安です。ほか、雑誌などのメディアに告知をお願い する場合も、それぞれ締め切りがありますので、それらに気をつけて、プレスリリースなどを手づくりしつつ、広報印刷物の作成も進めていきます。

12rimg0128Kinpro(新矢千里)出品作品

広報印刷物のヴィジュアルはとっても大事だと思います。それをみて美術館に足を運んでもらえるようなキャッチーなものでないといけない。今回、デザ インを考えたとき、16人の中からひとりの作品だけのせるのではイメージが十分に伝わらないし、かといって16人の作品をモザイク的にのせても、ちまちま してよくないと思いました。そこで、展覧会そのもののイメージイラストでいこうと決めたんです。

出品作家のひとりであるKinproさんは、木や動物などの自然をモチーフとしたのびやかでヴィヴィッドなイラストを描かれています。その作風がこ の展覧会全体の雰囲気にも合うと考え、イメージイラストをお願いしました。このビジュアル・イメージを説明すると、これは北海道の大地に根をはるアートの 木なんです。幹には先人たちのアートがあって、そこからのびた枝の先には、今を生きる作家たちのアートがさまざまな実りを結んでいる…そういうイメージを 新矢さんにお伝えしてイラストを描いてもらいました。イラストは洗練された中にも温もりやかわいらしさがあって、若い人からお年寄りまでアピールするもの になったと思います。このKinproさんのイラストを生かしてロケットデザインの菊池さんが全体をデザインしてくれました。このお二人の組み合わせは絶妙だと思います。タイトルの絵文字っぽいのは菊池さんのアイディアで、イラストにもマッチしているしタイポグラフィとしても魅力的です。

その後は実際の空間づくりですね。これも計算機とにらめっこです。今回は展示のために仮設壁面を結構つくっています。会場は、まず四方の壁面があっ て、そこにLパネルという既存の可動壁面を組み合わせてパーテーションをつくります。ただ、作品によっては空間を暗転させないといけないものがあって、既 存の壁だと高さが天井までないので不十分なんです。それを仮設壁面でつくるんですが、その値段が高い。暗転の空間をつくりつつ裏側では別の平面作品を設置 したりもするので強度も必要です。過去の展覧会で使ったものをうまく再利用して組み合わせてもいます。11月1日からの展覧会ですが、ほぼ1週間前には会 場の造作を済ませ、作品の展示にそなえました。

14minnoriyukumirai市内の小学校生が作家とのワークショップにて制作した作品。

壁に貼る作家紹介パネルもつくります。どんな内容を盛り込むかというのも重要です。今回はひとりひとりのプロフィールと、自作や北海道に対して寄せ てもらったコメントを掲載しました。一方、お客さんに配布する出品リストには学芸員の書いた作品解説があってマップがあって、それをみながら展示をまわっ てもらうとか、それぞれの役割を考えます。すべて予算も決まっていますから、その中で収まるように判断していくのも大切なことです。これら諸々の準備を、 今回は4人の学芸員の共同作業で行いました。

ー今回の企画をおこなってみた感想などを教えてください?

みえてきたものはいろいろあります。16人の作家の作風は一見バラバラのようにみえるのだけど、どこかその中に通底するものが浮かびあがってきたと いうか。当初、何をキーワードに作家を選んでいくか、というのを考えて思ったのは「透明感」みたいなもの…北海道ってものすごく空気も澄んでるし、光とか 水とか透明なものに育まれた、鋭い、澄んだ感性があるのではないかと。例えば、目にみえない生命の営みであるとか気配であるとか、澄んだ感性があるから捉 えられるんじゃないかと思いました。また、都市化は進んだとはいえ身近なところにワイルドな自然が体感できるこの風土だからこそ生まれてくる、想像力の豊 かさというのもあるのではないかと思いました。

もうひとつは、他者や外界としなやかに対話していける力ですね。北海道って日本の中で最北で歴史も浅い土地ですが、さまざまな地域との交流もあって 開けたところで、その分しがらみもなくて、他を受け入れやすい風土ですよね。対話の力は、この土地の発展の原動力になってきたもので、それは今でも生きて いると思うんです。

全部の作品をみてもらうと、従来のステレオタイプな北海道のイメージとは一味ちがった、「今」を生きる私たちにとってリアリティのある北海道らしさのようなものを感じてもらえる展示になったと思います。

ー最後に読者にむけて今回の展示の一言PRをおねがいします。

今回の企画は、北海道で生まれ育ち、同時代を生きる作家たちによるアートですから、きっと身近に感じてもらえるだろうし、共感できる部分がほかの展 覧会以上にあるのではないかと思います。この地に育まれた創造の実りであるアートをみんなで共有して欲しいという願いがあります。私の中では共感と共有と いうのは大切にしたいですね。どの作品も瑞々しくてユニークですので、そういった作品と出会うことによって、みる人の日常生活にもきっとプラスになると思 います。ご来場を心からお待ちしております。

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「Born in HOKKAIDO」大地に実る、人とアート

会期:2007年11月1日〜2008年1月24日
会場:北海道立近代美術館
開館時間:9:30〜17:00(入場は16:30まで)
休館日:月曜日(ただし、11/5、12/24、1/14は開館)、12/25、12/29〜1/3、1/15
出品作家:青木美歌、朝地信介、池田光弘、貝澤珠美、Kinpro (新矢千里)、毛内やすはる、鈴木涼子、諏訪敦、高橋喜代史、端聡、野上裕之、伴翼、福井路可、真砂雅喜、松永かの、盛本学史


…取材を終えて…
学芸員というのは知的な作業でありながら、同時のとっても体力もいるお仕事だということが 浅川さんのお話でよくわかりました。美術展に行ってみてアーティストの作品を鑑賞すると同時に学芸員の作品を見せるためのさまざまな工夫や、コンセプトを 考えてみるのも美術の楽しみだと思います。

Interviewer & Phtograph by Shinichi Ishilawa(NUMERO DEUX)

 


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傍にあるベリー

Blue FREE TALK
カフェクロワッサン ブルーベリーヨーグルト

 丸井の近くのあるカフェクロワッサン。クロワッサンとの組み合わせは微妙だけどメニューにある「ブルーベリーヨーグルト」は好きだ。覚悟の上で頼んでしまう。飲むとうまい。甘さもほどほど。タバコとの組み合わせもこれまた微妙。それでも僕の頭は「ベリー」とつくものは自動オーダーするようにプログラミングされていて、反射的に頼んでしまう。気がつくと目の前になんらかのベリーがある。

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afternoonTea

Teatime FREE TALK
アフターヌーンティー

 夜に飲むお茶もいいけど、昼に飲むのも良い。朝も飲むので、お茶を飲むことは結局いつでも良い時間かもね。
 朝は必ずコーヒーなので、昼は紅茶が多いような気がする。カフェでお茶を飲みながら雑談。そこからなにかが生まれる場合もあるし気分転換には良い時間の過ごし方。どうも僕は13時〜15時のあたりってひとりデスクに向っていると、ぼんやりしてしまうので人との会見には良い時間かもしれない。

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ガンダムの時間

Z1 DVD REVIEW
「機動戦士Zガンダム −星を継ぐ者−」(2005・日本)

 本作はある程度ガンダムに思い入れのある人むけの作品かな。僕はファーストガンダムには思い入れのある世代。「Z」については全話は観てないけど、あらすじや主要人物設定は知っている。
 このスタンスで観てなんとか本作はわかる感じ。ファーストを観てないと、クワトロ大尉の立ち位置とかわからないとおもしろさも半減なんじゃないかなぁ。
 理由なく前知識が必要な映画作品というのは僕は否定的だけど、これほどアニメの歴史が作られジャンルも多様化すると一定のニーズに向けられた作品として存在するのはアリだと思う。一定のニーズ(=Zガンダムの世界観を理解している層)向けとしては本作は悪くないと思う。
 話しのテンポは早いし、モビルスーツのアクションシーンも要所を押さえてる。特にラスト近くの大気圏内での戦闘シーンはなかなか見応えのあるもの。同時にファーストの登場人物が揃ってくる感じはファースト世代の僕としては盛り上がるところ。3部作だそうで次作を観るのも楽しみ。

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ホテルでお仕事

Rich FREE TALK
リッチモンドホテル札幌大通

観光オフシーズンな札幌。今のあたりはホテルの料金も安い。ここで気分転換にホテルでお仕事はどうだろうか。
 そういった目的でおすすめなのはリッジモンドホテル札幌大通。ホテルとしてはハイクラスではないが、価格はリーズブルだし、新しめなので内装もキレイだ。
 「ホテルで仕事をする」という部分では市内のハイクラスに勝ると思う。写真のとおり、机のスペースが広い。コンセント、ネットの回線も良い場所にある。背もたれのある仕事対応の椅子。機能的な電気スタンド、空気清浄機、シンプルな内装は仕事に集中しやすい。

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豚はパワフル

B DVD REVIEW
「豚と軍艦」(1961・日本)

 戦後それほど経ってはいない横須賀基地前のどぶ板通り。そこに住む若いヤクザ者のドラマ。米兵と飲み屋、売春婦、ヤクザ者で活気ある街を描く始まりからとってもパワフル。
 ヒロインの吉村実子の存在感は現代にも通用する魅力。古臭くない。主人公、長門裕之のチンピラはカッコは良くないが存在感はある。丹波哲郎はハンサムな兄貴ヤクザであるが自分を大病だと思い込んでる設定でコミカルな演技が楽しい。登場人物がみんな貧乏から抜け出す必死感を深刻な事実として表現するだけでなく、コミカルな要素を入れて人間ドラマとしても、エンターティメントとしても見応えのある作品となっている。このパワー今の日本映画でも観てみたい。

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