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ケーキですよ。

Gs_2  カフェでケーキを食べる、ということになったら「ガトーショコラ」「チーズケーキ」「タルト系」「モンブラン」あたりが頭に浮かぶ。   

 お店の人がチョイスするためのケーキをトレイに持ってきたら、頭の中の先のイメージで選ぶ。 
 考えてみるとその4種類で、大体のケーキ類はフォローできるかもしれませんね。では、今日はガトーショコラで。このケーキはお店によって凄い固いのがあってフォークで切る時にお皿にぶつけて大きな音が出るくらい。失礼。かと思えば、とてもソフトなものもあるし。固いほうが濃厚な場合が多くて僕は好きかな。
 そうそう、僕は「ショートケーキ」ってあんまり食べないのですよね。キライということはなくて、おいしいイチゴ、スポンジケーキ、生クリームのコンビネーションというのは素晴らしいし、とってもおいしい。でも、なぜかオーダーするのはあまりにない。なぜだろうか。そのあまりに正統派の美しさに僕にはまぶし過ぎるためだろうか…と考えたけど、僕のよく行くカフェではショートケーキがない場合が多い、というのが案外真相のようです。

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ソンビになろう

Dd_2 「DAY OF THE DEAD」

白石のスガイで観る。ひさびさに行った。

 ジョージ・A・ロメロのリンビング・デッドの3作目「死霊のえじき」は、結構好きな作品である。基本的には2作目の「ゾンビ」が一番、評判がいいし、その評価は正しいと思うのだけど「死霊のえじき」(1985年・原題:DAY OF THE DEAD)は、地上はソンビだらけ、そんな状況の中で地下施設で生き残った科学者グループと、軍人グループとの対立、というドラマのあたりが好きで前作の単なる焼き直しになっていないのは好感は持てるし、怒濤のラストもいい。

 さて、この「DAY OF THE DEAD」(2008年)はタイトルも原題と同じのリメイク。主演のミーナ・スヴァーリはとても可愛く、勝気な軍人という設定というのはいいし、演技も悪くないと思う。彼女だけを眺めてそれで満足でもあった。
 一応、オリジナルのファンの観点から物申すと、オリジナルを改変しすぎてしまって、まったく別物になっている。僕はリメイクで設定を変更したり、改変することは悪いこととは思わないけど、本作の場合は変えすぎてしまって比較による評価ができない。リメイクって、オリジナルとの比較も楽しみのひとつだと思うので、それができなかったのは残念。
 映画自体は、そんなに悪くない作品だと思う。ゾンビ映画をまったく観たことのない人にもスンナリ観られて、楽しめる。監督が「13日の金曜日」のシリーズを手掛けている監督ということで、ホラー映画のお約束的なサービスは心得ているし、あんまり深刻になりすぎないポップな部分もあって、ポップコーンを食べながら楽しめる作品だと思う。ミーナ・スヴァーリだけにもう一度観てもいいです。帰りに白石のロイヤルホストでお茶&食事をしました。













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もう、寝ていい?

Mf 「MUSIC FOR FILMS」

 寝るとき音楽をかけて寝ます。その時のCD選びはひと苦労です。そのためなかなか寝られません…ということはないですが、毎日少々迷います。まぁ、無難なところではアンビエント系です。凄い昔にシスコで買ったヴァージンの2枚組のアンビエントのコンピレーションを持っていて、これがなかなかイイのだけど、もっと自主性を出すためにアルバムを探すことにした。
 「MUSIC FOR FILMS」ひさびさに引っ張り出して聴いてみる。なんか凄く勘違いしていて、このジャケはずっと「MUSIC FOR AIR PORT」だっと思っていた。びっくり。10年くらい勘違いしていたかも。知らないで聴いていて空港でコレ聴くのかな〜と思っていた。
 さて「MUSIC FOR FILMS」と認識して聴いてみる。同時に寝る時に聴く音楽としてどうかと考えてみる。音としては、うるさいサウンドではないのだけど、僕には終始、時には冷徹にも聴こえるトンがった美意識を強く感じる。イーノの美学を十分に堪能できるが、静かながらかなり気合いの入ったサウンドなんで、正座して聴かないといけない気分になる。寝る時に聴くのは少々ツライ気がした。案外、作業中BGMかもしれない。













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かつかつ。

Pt  とんかつ、好きですね。自宅では作るのはなかなか難しいし、シンプルな料理のわりに、お店によって微妙に違って価格帯もわりと幅もあるメニューです。
  この日、行ったのはパルコの上の店。2年くらい前は良く行っていたのだけど、外食を減らしてからはひさしぶり。夕方はじめの空いている時間帯だったので4 人席に案内された。
 メニューを見ると変っていた。印象としては、定食的なメニューよりも、お酒を飲みながらという感じのメニューが増えたような気がする。やはり、一杯飲みな がらというお客さんが多いのではないだろうか。とんかつ以外にもお酒に合いそうなメニューもいろいろあります。お店の雰囲気もダイニング・ バーっぽいしね。
 そんなことを考えながら一番普通なとんかつの定食メニューを注文する。これを、お店にあるとうがらしと、醤油をかけて食べるのがうまい。普 通のソースもあるけどね。
 食べた後、下の無印に行く。ひさびさ。無地トートバックの商品で買った後に、お店にあるスタンプで自分デザインが作れるのが興味をひいた。


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捨て方、過去を生かすこと

S1_2  書類の整理って面倒だと思う。僕の書類の整理方法その1。まず、企画とかの書類関係。これはまず、捨てる。「迷ったら捨てる」。これらの資料などはとっておいても、意外と役に立つことは少ない。3〜5年も一度も見る必要性を感じなかったら不必要ではないだろうか。
 最近思うのは、過去の資料を保存するよりも、企画が終了した直後に、反省点を考えて、こうすれば良かった、こういう失敗があったので、こうすれば防げた、といったことをA4で1枚程度のメモを作るのがいい。
 これを手元に置いて、いつも参照できるようにしておくと、案外、次回の企画でも似たような問題でつまづくことが多くて、失敗を防いだり、早急に解決するのに役立つ。
 「二度と同じ失敗はしないよ」と思っても、似たような間違いをすることはないだろうか。僕はある。反省メモなんて面倒臭いと思っても、作ってみれば作成するのは20分もかからない。箇条書きでいい。コツとしては、企画進行中にトラブルやアイディアがあったら、メモ用紙に書いて、ストックしておくのがいい。そして、企画終了後にそれをA4も1枚にまとめればいい。
これを、企画を立てる時、制作中にふと目を通してみると、ああ、そうだった助かった、と思うことがある。反省メモというが、裏返すと有力ノウハウの蓄積だともいえる。

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捨てよう。

Sg_2 「捨てる!」技術

 この本、実家にあったのをかなり前に読んだ。そして、今年の夏休みを利用して自宅の整理をしようと思った時に、また読んでみた。サラリと読める本である。
 ネットでの評価を読むと、賛否両論で興味深い。「賛」としては、これほど思いっきって捨てろ!捨てろ!と言い切ってくれたところが、捨てることに躊躇していた人に捨てるチャンスを与えたくれたことが、嬉しいらしい。
 「否」の部分でいうと、本書はひたすらただ単に捨てることを主張しているだけで、捨てるためのノウハウが紹介されている訳ではないので、実用書として価値が低いし、捨てたらいいが、後から後悔してしまった場合に対する予防策もフォローも示されてないということ。
 僕はどちらの意見も正しいと思う。結局、捨てるというのは非常に個人的な問題であって、その基準を一般論で示すのはかなり難しい。だから、人によってこの本に対する感じ方は違うのだろう。
 思い出のある品物をを大事にする人もいるけど、僕のようにそういったものにほとんど興味もない人間もいる。また、仕事上、過去の記録がとても大事な人もいるけど、そうでもない人もいる。僕はそうでもないタイプ。
 夏休み明け、かなりのゴミを出した。僕としては気持ち良い。なにがいいかというと、自分持ち物が頭でほぼ全部把握できたことである。もちろん、ひとつひとつの名前が憶えてはいないけど、ある場所は今がはすぐわかる。このスッキリ感が僕には心地よい。

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フレンチと吉野家

Py  パークホテルでランチなど。1Fのお店は野菜のランチがおいしい。
 これは別にベジタリアンメニューという訳ではなくて、あくまで野菜が中心のメニューという感じ。
 普段、野菜はメインデッシュという感じではないけど、お店で考えられたメニューは野菜の違う魅力を感じさせてくれる。それに、素材自体も上質なのだろう。ちょっとした贅沢だけど、こういった時間も時には大切だと思う。
 ふと、先日打ち合わせが重なった日があって、お昼ごはんを吉野家で超スピードで済ませたのを思いだす。僕は夕食時間さえあれば、お昼を抜かしても大丈夫なのだけど、その日は、21時過ぎまで連続して打ち合わせがあったので、お昼を食べておいたほうが良いと思った。牛丼の並とたまご。それはそれで、とてもおいしいかったなぁ。

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撮影&取材

A2  撮影そして、取材。インタビュー開始1時間前に来て、DとPとで撮影の話など。先日、ロケハン済みなのだけど写真のイメージがまだ確定できず。
 もうひとりDがいるので、考えつつ、後で確認する感じで。お客さんの流れを考えて先に撮影をすることにする。2人の撮影対象者に対して3つのパターンで撮影することにした。
 写真を横長で使用する予定なので、構図が結構難しい。素敵なお店なので、雰囲気がわかるようなイメージも出したいし、人物も出したい訳で、両方クリアするのはなかなか難しさを感じる。一応、人のいない状態の全景も押さえてもらう。
 写真に重ねる文字情報について、後で再確認することにする。取材は終始楽しい感じでできた。両人のタイプも違う感じなので、コントラストを出せそう。3時間ちかいインタビューはかなりひさしぶり。原稿作成のスケジュールを作らなくては。

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08.09.07「CULTIVATE SEMINAR04」

4_3 2008年9月7日(日)14:00ー17:00「CULTIVATE SEMINAR04」
会場:さっぽろテレビ塔2F 多目的ホール(大通西1丁目)/料金:¥1,500

 「CULTIVATE SEMINAR」とは市内のウェブ制作会社インプロバイドが企画の2ヶ月に1度、最前線で活躍するクリエイターを招いたセミナー。
 4回目の今回は、「デザインや空間には無駄や余裕が必要だ」と語るアートディレクター佐藤直樹と「ファッションは追いかけてもつかめない。絶対答えが出ない」と話すファッションデザイナーの津村耕佑を招いてトーク・セッションを行なう。
 札幌では滅多にない機会をお見逃しなく。※本セミナーの受講には事前の会員登録が必要。詳しくは以下のサイトを参照のこと。

http://www.mosslinkage.com/seminar/index.html
http://www.cultivater.jp/top.html

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08.08.29-08.9.25 寺島デザイン 環境ポスター展2008「CHOICE OF FUTURES」

Td_2 2008年8月29日(金)〜9月25日(木)10:00〜18:00
「寺島デザイン 環境ポスター展2008 CHOICE OF FUTURES」

会場:HOPギャラリー(北4西21 2-1  ハウジングオペレーション本社ビル隣・北5条通沿い)

 市内のデザイン事務所、寺島デザインでは、市内の自然素材にこだわる工務店ハウジングオペレーションの環境をテーマにしたブックレット制作。その中のビジュアルを同事務所10人のデザイナーが行なった。

 そのポスター展が開催される。地球温暖化・食糧問題など各テーマ別のポスター30〜40点ほど展示する予定。初日にはオープニングパーティを開催する(29日(金)19:00〜会費¥2000)。

http://jasty.blog46.fc2.com/

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08.09.07ー09.11 「さっぽろタパス2008」

St_2 2008年9月7日(日)ー9月11日(木)
「さっぽろタパス2008」

 

「さっぽろタパス」とは、札幌の街をもっと知るために、歩いてお店を食べて飲んでハシゴしながら楽しめる5日間。
 ボノタパス(チケット綴り)を購入。90店もある参加店各店に持っていくと、チケット1片で「飲み物+タパス(おつまみ/おやつ)」の提供を受けられる。
 ボノタパスは、5片綴りまたは9片綴りなので、ボノタパス1綴りで5軒または9軒のお店を楽しめます。チケット2片で「充実ランチ」を頼めるお店もある。また、テレビ塔・円山動物園・もいわ山ロープウェイなど観光文化施設の利用もできる。

  参加店は、フレンチ・スパニッシュ・イタリアンなどワインを楽しめるお店や、ビールがおいしい小粋なお店、さらにはおしゃれなカフェとさまざま。アルコールにおつまみもあるし、コーヒー、お茶、デザートも楽しめる。街を歩きながらハシゴで楽しむのがポイント。ボノタパスの購入方法、参加店については以下のサイトをご確認ください。
http://www.sapporowalk.com/2008/




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イースタンプロミス

Ep 「イースタンプロミス」(封切り映画)

 11時30分ころプルプルでカレーを食べて、その後映画でも行こうかと思った。携帯で調べてみるとスガイでクローネンバーグの新作とタイミングがいい。13時からだったので、パルコのスターバックスで、マンゴーパッションフラペチーノを飲んでみることにした。
 オーダーする時、ショート、トール 、グランデ、ベンティというサイズ表記を言うとき緊張する。大体ショートがトールですけどね。最大サイズのベンティって凄そう。

 クローネンバーグは、好きな監督で、きっと一般的には「ザ・フライ」が一番有名だと思う。ホラー映画の監督として知られ、ドロドロ、グチャグチャという内蔵趣味を持ちつつ、作品は常に品がある、といってヨーロッパのアート系監督のような難解さもない。このあたりカナダ出身というあたりが関係してるのかな、と僕は思っている。

 ホラーといっても、クローネンバーグ自身は「ホラーを撮っている」という感覚は希薄だと思う。なにか陰謀や計画があって、それで主人公がそれに巻き込まれていく、といったパターンがあって、そういった内容が好きなのだと思う。
 ここ最近の作品は、表面的な内蔵描写は影を潜めホラーともサスペンスとも分類しづらい作品を撮っている、その変化は僕は結構気に入っている。本当に自分の撮りたい映画を作っているのだなぁと思う。

 「イースタンプロミス」のあらすじは、舞台は現代のロンドン。病院で働くヒロイン(ナオミ・ワッツ)はある時、妊娠した少女が運び込まれる。少女は死亡。赤ちゃんは生き残った。少女の遺品にロシア語の日記があった。その日記から、少女の親族を探そうとするが…という感じ。

 SF的な「ザ・フライ」しか知らない人には、今回の「イースタンプロミス」が、ロシアン・マフィアの話だと聞くとびっくりすると思う。でも、相変らず、平凡なヒロイン(ナオミ・ワッツ)が、なんらかのトラブルに巻き込まれていくあたりや主人公ヴィゴ・モーテンセンの行動に伴うさりげない残酷シーンを観ると、決して、何でも屋の監督になった訳ではなく、本質を変えずに表現方法を変化させているクローネンバーグの手法を感じることができた。

 マフィア映画というと、ゴッドファーザーをはじめひとつのジャンルとして作品数は多いけど「イースタンプロミス」はそれらに埋もれない強い印象を残す作品だと思う。作家性、というものを強く感じたひさびさの作品だった。

 流れてとしては、前作の「ヒストリーオブバイオレンス」の流れを感じる作風で(主人公の俳優も同じ)で、クローネンバーグもメジャー感のある新しいスタイルを確立したかな、という印象を持った。結構、おすすめです。




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08.09.14 「ポラロイドフィルムForeverワークショップ」

Sx70_2 Photo by *Solar ikon*

2008年9月14日(日)
13:30〜17:00
「ポラロイドフィルムForeverワークショップ」 

会場:マッキナフォトグラフィカエンスージャスタ(南1西12ASビル4階・cholonが入っているビル)  

 愛称「アラジン」と呼ばれるポラロイドカメラの名機、SX-70を使った写真のワークショップが開催される。
 内容は、経験者と初心者がチームを組み、大通公園と狸小路を撮影。その後、お気に入りの作品を壁に貼って展示を行なう。作品返却時にはPhotoBookも無料プレゼントも予定。経験者10名・初心者10名(先着順・キャンセル待ちあり)。募集締切:9月12日(金)。

内容および申し込み方法詳細は以下のサイトをhttp://blogs.dion.ne.jp/polaroid_forever/archives/7511503.html

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08.09.21"WONDER MUSIC"CAMCAM1st&STILLY 7th ANNIVERSARY LIVE

Flyer_a2008年9月21日(日) 19:00-24:00
"WONDER MUSIC"  CAMCAM1st&STILLY 7th ANNIVERSARY LIVE
会場:FILLMORE NORTH(北2条東2丁目晋南貿易ビル1F)
料金:前売¥3,300(当日:¥3800)

「屋台料理CAMCAM」の独立1周年、セレクト・ショップ「Stilly」の7周年を祝って、両店共催の形でパーティが行われる。ライブはCALMTHA BLUE HERBと豪華なラインナップ。19時から24時までというプログラムも行きやすい。当日は「CAMCAM」によるスペシャルフードも予定。
  チケットはStilly、CONSTLIUM、CAMCAMをはじめ、協力店各所、大丸・4プラ各プレイガイドにて発売中。

詳細は、
http://www.stilly.co.jp/stilly/news/archives/2008/08/18_100000.php

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ピヴォのB2F

Pivocafe2  ピヴォのBF2階にカフェ・レジェロというセルフ・スタイルのカフェがある。
 サイトを見たら、モス系列なのね知らなかった。エントランスから見るとお店は狭そうだけど、実は下にもフロアがあるので、それなりに広い。黒い内装がシック。珍しいよね。
 メニューも、コーヒーから、デザートまで、あるほうだと思う。ひとり客も結構多い。地下なんでちょっと街の喧騒からも離れられる感じもグー。コーヒーとチーズケーキを頼み、楽しみながら進行管理など。こういう場所のカフェは必ずアパレルに勤めている方のひと休み中、という感じの方を見かける。

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RSR劣等生

Rsr ライジング。土曜に会場に行く。僕は根性のない参加者なものですから、一番遠いステージにはまだ行ってことはありません。すいません。
 テントなし、レジャーシートもなしの日帰りコースでございます。こんなお気軽、参加スタイルでも楽しいですよ。 まだ、未体験の方に必ずしもテント等用意しないと楽しめないものではないと、いうことでご参考まで。もちろん、テント用意が王道かなと思う。
 ただ、テントもシートもないと基本的にそれ以外に独立した休憩ポイントがある訳ではないので、気をつけたほうが。芝生とかで適当に休むという感じですけど。僕はテント、シートなしで16時間以上いたこともありますよ。23時ころ会場を出る。そして、ロイヤルホストでカレーを食べました。カレーフェア中だった。

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まじかるバナナ

Photo  ファーストフード的なカフェ、「ドトール」ではなく「ドール」に行く。ひさびさ。ハンズの近くのお店。昔、このお店の前を通勤コースにしていて、仕事の前のコーヒーを飲んだりしていた。
 今、市内にいろいろカフェは多いけど、朝8時からやっているカフェは少ない。その点、ドールのようなお店は便利。
 ドトールやスターバックスも、もちろん好きなんだけど「ドール」はもっと、日常的というか若者からお年寄りまで広く愛されるような雰囲気がある。実際お客さんもいろいろ。奥の席でおばあちゃんが連れと話し込んでいたり、仕事中のサラリーマンふうの人が一服していたりOLふう、学生さんがいたり。年齢層のレンジが広いのがいい。
 メニューで目について、ゴマバナナジュースを飲む。こういった若向けだか、それ以外かよくわからないメニューの存在も魅力。親しみやすいマイペースぶりも好き。ホッとする。







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08.09.20 岩井俊二さっぽろシネマフェスティバル

Title_2 「岩井俊二さっぽろシネマフェスティバル 〜YEN TOWN THEATER〜」

日時:9月20日(土) 11:00開場/11:40開演
会場:札幌市男女共同参画センターホール(札幌エルプラザ3F/札幌市北区北8条西3丁目)料金:2,700円(当日 3,000円)※前売特典あり(詳細はHP)

  チケット販売場所:4プラプレイガイド、大丸プレイガイド、道新プレイガイド、シアターキノ、札幌劇場、札幌市市民活動サポートセンター、ローソンチケット(Lコード 15332)

 「Sapporo Cinema Project 映画の空気」は、札幌でもっと映画文化を盛り上げ、根付かせたいという目的で自主上映イベントを企画している有志のグループ。これまで寺島進、大森南朋、岸部一徳といった俳優の出演する作品を、借り切って特集上映。同時に俳優本人も招いてトーク等も楽しんでもらう魅力的なイベント行なってきている。道外から駆けつけるお客さんもいるという。

 4回目の今回は独特な映像は“岩井美学”と称され、作家性の強い作品を発表している井俊二の作品を特集。「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」(1994年)・「スワロウテイル」(1996年)、「花とアリス」(2004年)の3作品を上映する。

 今回は5周年を迎える札幌の公共施設「エルプラザ」の「おかげさまで5周年 エルプラ誕生祭」の一環として開催される』。本企画は毎回作品パネル立体展示や、来場者参加型企画の○×クイズ大会、オリジナルパンフレットの配布なども楽しみのひとつ。映画好きが集まって、大きなスクリーンで映画を楽しむ、ひとつの「お祭り」として大きく楽しめるイベントだ。

<上映プログラム>

 11:00 開場
 11:45「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」上映(49分)
 13:00「スワロウテイル」上映(148分)
 15:50 クイズイベント「岩井マニア」(40分)
 16:50「花とアリス」上映(135分)
 19:10 終了

※詳細は以下のホームページをチェックしてみてください。
http://cinema-air.net/yentown/

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「エコデザインアワード2008作品募集」

Ea

 SAPPOROエコデザインプロジェクトとは2006年の企画「北海道エコバッグ&ふろしきデザインキャンペーン」が大きな反響呼び、継続的なプロジェクトとして、「SAPPOROエコデザインプロジェクト」は発足した。

 広く一般募集をするコンテストを通して北海道から世界に発信する 継続可能なエコブランドの設立を目指している。  

 3年目の今回は、3つの部門から募集をする。エコデザインプロダクト部門では、バッグ&ふろしき・衣類・アクセサリー・文房具・インテリアキッチン小物などの生活用品の制作物を募集。

 エコバッグ&ふろしきデザイン部門では、デザイン、イラスト、CG、写真などで、デザイン・イメージを募集。 プレゼンテーションボードを提出。
 企業課題制作部門
空知単板工業(株)の素材を生かしたエコデザインプロダクト作品を募集。優秀作には製品化も予定しているとのこと。エントリー申し込み締切は10月1日(水)。入選作品展も予定されている。

詳細は以下のサイトにて。
http://www.sapporoecodesign.net

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08.09.19(金)ー09.22(月)CINEMATTIC 井口昇監督 新作上映『片腕マシンガール』

「片腕マシンガール」上映!まずは!上の予告を。そしてATTICで本編を観ませんか。

昔の日本映画にあって、今の日本映画にはないおもしろさが本作にはある!

 ススキノに近いフリースペースATTIC。ここの運営者らがプロデュースする上映イベントCINEMATTIC。今まで、他の映画館で観られないユニークな作品を上映している。今回は、井口昇監督作品『片腕マシンガール』が上映される。札幌でここでしか観られません!

 いじめにより亡くなった弟の復讐のため片腕をマシンガンにして復讐の道を向う女子高生の主人公。そのストーリー中でスシ、テンプラ、ニンジャ、ヤクザといったアメリカ視点による偏ったニッポンのイメージを逆手に取ってちりばめて、見事なエンターティメント作品となっている。

 そういった仕掛けも魅力だが、加えて2人の主演女優の生々しい演技は素晴らしく、観るものの心を打つ奥深いものだ。そのあたりが奇抜なアイディアだけの作品に終わっていない。

 海外資本で制作された日本人監督映画で、過激な描写もあるため国内の一般公開は不可能!といわれた作品が夕張映画祭などで話題となり上映が決まった。お見逃しなく。

詳細はhttp://www.a-yaneura.com/viewdat.php?id=R00454

▼上映スケジュール(上映時間:96分)

・9/19(金)18:00/20:00
・9/20(土)14:00/16:00/18:00/20:00/22:00
・9/21(日)14:00/16:00
・9/22(月)18:00/20:00

■会場:ATTIC/前売1,200円(前売特典あり)/ 当日1,400円

上映についてのお問い合わせ
011-676-6886(担当: ATTIC小野、梶田)
cinemattic@a-yaneura.com
http://www.a-yaneura.com/


『片腕マシンガール』

監督・脚本:井口昇
製作:FEVER DREAMS
出演:八代みなせ 亜紗美 
公式サイト:http://www.spopro.net/machinegirl




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08.08.10「アイデア展+トークショー」

会場:D&DEPAETMENT札幌店

 デザイン誌「アイデア」によるD&DEPARTMENT特集号が8月10日に発行された。それを記念して、D&DEPARTMENT PROJECT札幌店にてアイデア展とアイデア編集長の室賀清徳氏を招いて、D&DEPARTMENT札幌店 代表・佐々木信の進行でトークイベントが開催された▼

Da
▲1953年の創刊から現在に至るまでのグラフィックデザインの変遷についてや誌面作りの方向性など興味深い話が続いた。以下、その中からいくつかピックアップして紹介する。

「グラフィックデザインは80年代にひとつの頂点を迎え、90年代バブルがはじけた頃にPCを使って、今までと違うシステムでデザインできるようになった。そして、2000年代になって50年代から60年代のグラフィックを見直す人たちが出てきたと感じている。また、DTP時代の現在データーのやりとりの関係で常に最新のアプリケーションソフトに対応しなければならないという苦労もある」 。 Db
▲(左)アイデア編集長 室賀清徳。(右)D&DEPARTMENT札幌 代表 佐々木信。 <br/>「『アイデア』の価格3000円は高価だけどほしいと思う人にとっては3000円を出しても絶対欲しいというレベルまであげないといけない。目指すところは、その特集されている人やものが特に好きではない人でも、つい買ってしまうというレベル」。 Dc
▲「特集にはその時々の興味関心が表れている。300号あたりからは組版やタイポグラフィの特集が多い。その理由は、これからはデザイナーはデザイン・イメージだけではなく、職人さんの技術などを引き継がなければ、という意識があるから」。 Dd
▲「編集の仕事の8割はデータ探しなど非常に地味な仕事と。昔は部屋にこもる方だったけど、今はいろんな人とその場を共有するのが楽しい。顔が見えると商品の印象も違うし。ただ、黒子に徹する職務意識もあるので、顔を出すさじ加減が難しい」。

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08.08.05-10 「NOZOMI WATANABE URUSHI WORKS EXHIBITION —漆と156㎡の空間—」

場所:大丸藤井セントラル(札幌市中央区南1西3)・7Fスカイホールギャラリー

 市内在住の「漆」を素材とした使う造形家、渡邊希(わたなべのぞみ)の初めての個展が開催された。
 麻の上に漆を重ねて塗ったオリジナルのオブジェを制作。食器などに使用される「漆」の一般的なイメージとは異なるスタイリッシュな空間が作られていた▼

U1 ▲入って右手の会場風景。天井から吊るすスタイルの展示がメインなのがユニーク。漆の質感とは独特のものだと感じる。
U2 ▲吊るされている作品の中で正面から観ると真っ平らに見えるのに横から見ると隆起している部分があるのがわかる。これには驚く。
U3
▲壁面に展示されていた円形の作品。現代的でありながら、漆の質感のためかどこか和風な印象も受ける。 U5
▲これは自宅で椅子がわりに使っているという作品。ポップな印象が楽しい。 U6

▲ 網の目が印象的な立体作品。網の目を通して見える内部にある漆の質感が個性を出している。

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08.8.1-8.10「オリジナルポストカード展 +P3」

会場:4プラホール

 市内のクリエイティブ・グループ。ドラマチッククリエイション&エンターテイメント企画による、オリジナルポストカード展「+P」シリーズの第3回目。札幌から九州まで138チームのクリエイターによる1,380点のポストカードが展示・販売された。▼


Pa ▲会場全景。奥までの全壁面を使用してポストカードの展示が行われていた。
P2 ▲びっしりと展示されているポストカード。
P3 ▲ポストカード展示の拡大。多種多様な作風のポストカードが集まっている。選ぶのは楽しい。好みが必ずあるはず。
P4 ▲ポストカードの他、Tシャツや雑貨も販売されていた。
P5 ▲本展示を応援する色紙のコーナー。主催者いわく「食堂に飾られている色紙のイメージ」とのこと。




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わすれがち。

Red  忘れがちなことなんだけど、コミニュケーションというのは常に客観的なものではないといけないし、そう考えないといけない。主観でコミニュケーションを語るの無意味だし、逆に弊害がある。
 無意味なものになんらかの美意識を見いだすのは好きなんだけど、コミニュケーションについてはそれはNGとしたい。
 なぜなら、無意味なのになぜか意味性を感じてしまうからなのである。「伝えたかったのに、できなかった」というのはある種のロマンチズムを感じさせるが、そこを深読みしてはいけない。あるのは単なるコミニュケーションの失敗であって、ほかに語るべき要素はないし、あってはならない。
 いい変えてみようパソコンでいるなら「ネットワークの接続に失敗しました」ということなのである。それについてなにか語れることはあるだろうか?なにもない。あるとしたら単なる時間のロスだけである。得られる情報は0。与える情報も0。その時点で考えるべきは、再びコミニュケーションを試みて、その成果を出すことなのである。
 失敗したコミニュケーションを取り返すのはツライ作業だし、逃げたくなるし、逃げることも可能だ。でも、そこをなんとか前に進むことを考えていきたい。

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バット・ダンス!

Prince / batman
http://jp.youtube.com/watch?v=VLlQpc8D2Kc

▲注意:再生すると音がでます。
「バットマン」(1989・監督ティム・バートン)

 バットマンの最新作「ダークナイト」を観たらティム・バートンが監督をした「バットマン」が観たくなった、夕御飯を食べながら観た。魚のホイル焼きとごはん。食後にいただきもののチョコレートを食べる。おいしい。生チョコみたいだが賞味期限はまだあるのでゆっくり食べよう と決心した。  

 DVDのパッケージを裏返してみると89年製作。つまり19年前の作品である。そうなると、今20代ぐらい若い人だと観たことのない人もいるかもしれないですね。バットマンの映画というと、ノーラン監督の「バットマン ビギンズ」から観た、という人も多いかも。

 ひさびさにバートンのバットマンを観たけど、やはりおもしろい。封切り当時は「随分、シリアスに作ったものだなぁ」と思ったけど、今観返してみると、キッチリとエンターティメントというか、デートから家族で、お子様から、お父さん、お母さんで観ても十分楽しめる作品となっている。  

 舞台のゴッサム・シティの古いアメリカ都市をベースにしつつ、漫画から抜け出たようなポップな感じで、その街並みは観ているだけでも楽しい。
 バットマン役のマイケル・キートンの変人ぶりも、ユーモラスで人間味がある。また、ヒロインとのラブ・ロマンスもパターンだけど、わかりやすくていい。
 悪役ジョーカーのジャック・ニコソンは金・権力・女が大好きな古典的な悪人なんだけど、エキセントリックで芝居がかったシーンが多くて楽しませてくれる。ジョーカーのバトンを回しながら美術館を無意味に荒らしまくる場面好き。バットマンのワイヤーを使ったアクション、乗り物バット・モービルの秘密メカ的な活躍もワクワクさせる。 
 バートンは、さまざまなシーンで、ケレン味やユーモアを忘れない。そこがポイントだなぁ。

 映像はテーマ曲を担当したPrinceのヴィデオ・クリップ。 バットマンというより、ジョーカーの世界から影響を受けたような感じだけど、楽しく合っていると思う。でも「ダークナイト」にはあわないかも。「ダークナイト」を観て、興味のわいた人はバートンの「バットマン」も観て欲しい。同じ悪役ジョーカーが登場する話だけど、作品の違いを味わうのも楽しいことだと思う。

 

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オチよりドラマですよ!

Hp 「ハプニング」

 シャマラン監督というと、僕は「シックスセンス」より「アンブレイカブル」しか観てないのです。後者のほうが好きなんですよね。

 「シックスセンス」の大ヒットのおかげで「オチ」ばかり期待される監督になっているようで残念。でも「シックセンス」がなければ、続々とハリウッドで映画が撮れなかったかもしれないので監督としては悩みどころだと思う。

 なんというか、今のハリウッドで活躍する監督の中で不思議な印象の映像を撮る監督ですよね。いかにもアート的なカッコ良さ、独特の構図はないのだけど、ドキュメント・タッチの映像の中で、ドライにサクサク場面が展開していくのが印象に残ります。映像はあんまりウェットな感じがしないです。

 本作は「シックスセンス」のような、スッキリとした驚きはあまりない。オチを楽しむ映画というより「ハプニング」に遭遇した、主人公らの出会う出来事によるドラマになにかを感じていく感じ。そこに注目してみるのがいいと思います。

 主人公も含めて、登場するキャラクターがどこか抜けたような人物ばかり、というのもおもしろい。そこを楽しめるかどうかが、ひとつのポイントなのではないのだろうか。
 強力なリーダーも、プランもなく、それになんとなく流されるまま、人はバタバタと死んでいく。実際のパニックもこんなものかもしれない。
 オチよりドラマ部分に注目してみてください。おもしさはそこにあります。




 

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ダークナイトというタイトル

Dn 「ダークナイト」

 バットマンの新作。「バットマン ビギンズ」の続編。あえて、バットマンとタイトルに入れず「ダークナイト」としているのが新鮮でカッコいいし、本作を最後まで観ると、そこに強い意味があるのがわかる。

 僕はバットマンの映画というとティム・バートン監督の「バットマン2」がベスト。その立場で「バットマン ビギンズ」を観た時は少々物足りなかった。
 「ビギンズ」はそのタイトル通りバットマン誕生、というプロセスから描いている。正直、僕はあまり楽しめなかったのだけどノーラン監督がバートン監督が作ってきたバットマンのシリーズとは異なる流れを表明するには必要なことだったのだろう。

 でも、わかりづらく、面白味に欠けるアクションシーン、渡辺謙のミスマッチな印象等。バートンのバットマンを越えているとは思えなかった。でも、少なくてもバートン版とは違う世界観は確立はできていたと思う。

 違う成り立ちを見せたところで、いよいよ次作である本作「ダークナイト」は勝負の作品だったに違いない。バートン支持の僕はやっぱりバートンの「バットマン2」が良かった!と言う予定で先行上映行ってみました。

 結論からいうと、おもしろかった!バートン版とは違うけどおもしろかった。つまり、ノーランは成功した作品を作りだしたと思う。

 バートン版が、ちょっとオタク的な視点で、マイケル・キートンというヒーローにはむかないようなクセのある俳優を起用して、そこに人物のリアルさを出して成功したり、
 舞台の架空の都市「ゴッサム・シティ」も少々非現実的なファンタジー的な雰囲気で、当然そこで活躍する悪役ジョーカーはじめその手下たちも毒々しいおもちゃのようなキャラクターとなっていた。バット・モービル(バットマンの車)は、秘密機能が楽しい「夢の車」という感じだった

 対して、ノーマンの描くゴッサムシティは、僕たちの住む現代社会とほぼ同じ世界である。登場する悪役達もジョーカーをのぞけば、普通の刑事アクション映画に出てきそう悪役な顔ぶれ。そして、バッド・モービルは、現実の軍隊配備されていそうな武骨でリアルな「特殊車両」という感じを出している。

 この2人の監督の作品の「車」の扱いの違いはなかなか象徴的だと思う。

 ノーマンは「バットマン」と「ジョーカー」の存在を除いては、徹底したリアリズムで作品を描いていく。いつも、唐突に表れるバットマンは、正義の味方というより「不審人物」という感じで、市民そんなに愛されている訳でもない。その違和感は作品のテーマを意味していて、対するジョーカーも「犯罪のために犯罪を行う」いうティストレスな悪役。もう更正不可能な人物で出口なし。

 ヒリヒリした世界感は、観る側にもびっしりと伝わってきて見事なんだけど、ここまで追いつめられていると、次作はどうなるのだろうか?と心配になった。でも、130分という長さを感じさせない良作であることは間違いない。

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08.08.05-10 「NOZOMI WATANABE URUSHI WORKS EXHIBITION —漆と156㎡の空間—」

日時:2008年8月5日(火)〜10(日)/ 10:00〜19:00(最終日16:00まで)/場所:大丸藤井セントラル(札幌市中央区南1西3)・7Fスカイホールギャラリー

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 漆というと、お椀などの食器につかわれる素材、という限られたイメージがあるが、この素材の可能性は決してそれだけではない。
 市内の造形家、渡邊希(わたなべのぞみ)は漆を使って、さまざまな立体的な表現を行っている。

   麻の布に漆をのせた曲線的な作品等を制作しており、漆の伝統的な美しさに加えてスタイリッシュにも感じられる現代的なものだ。そして、渡邊希は漆を使った「空間作り」に強い興味を持つ。今回、市内中心部のギャラリーにて個展を開催。「漆」の新しい表現を体験してみて欲しい。






 

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08.7.29.〜8.01 「アイサミット2008」(Repo4)

会場:札幌コンベンションセンター

 アイミットとは、インターネット、デジタルカルチャーの世界会議。世界で持ち回りで開催され、今回アジアでは初めて札幌で開催された。その様子を今回数回に分けて紹介していこうと思います。

今回で最後。そのほか、印象に残ったシーンを紹介▼

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▲1Fのエントランス付近で実施されたライブペインティングワークショップ。市内のアーティストと、誰でもペインティングに参加できる。みんな自由に描いていました。人の作品の上に加えてもOKなんです。

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▲ワンセグのチャンネルを12チャンネル増やして、改良を加えた携帯電話で受信可能にする技術「マルチワンセグ」の紹介。イベントなど、特定のスペースで力を発揮しそうだ。

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▲会場に設置された琴の実演。デジタル・カルチャーというテーマの本サミットの中でも、ホッとする良さがあり、外国の方にも目を惹いていました。

Is4d ▲私どもが発行するフリーペーパー「マグネット」のブース。アートやカルチャーに興味の高い方々が集まっているイベントなので、初日の午前中になくなってしまって。急いで補給しました。

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08.7.29.〜8.01 「アイサミット2008」(Repo3)

会場:札幌コンベンションセンター

アイミットとは、インターネット、デジタルカルチャーの世界会議。世界で持ち回りで開催されている。その様子を数回に分けて紹介。

今回は、アイサミットに開催を記念して、本サイミットの主催のひとつデジタルガレージが、7月31日20時よりススキノのジャスマックホールザナドゥでおこなった「SPICAL DANCE PARTY」について紹介します。今、世界的活動を行なっているアイヌの楽器トンコリを使ってルーツを感じさせながらも現代的なサウンドを作り出すOKI DUB AINU BANDがライブで登場。会場を盛り上げていました。▼


Sd1 ▲フライヤーです。


Db1_2 ▲エントランスの様子です。入場無料ですが、事前予約制のイベントだったので、確認作業が忙しそうでした。 Db2_2

▲パークホテルで行われていたアイサミットのレセプション・パーティから来られた方もいたようです。スーツを来た方から、Tシャツの姿の人までいろいろな方が来ていました。

Db33 ▲OKI DUB AINU BAND登場。バックの映像も演出としてかなりいい感じでした
Db44 ▲OKI DUB AINU BANDのサウンドは、トンコリというアイヌの伝統楽器を使いつつも、サウンドは現代的なダンスグルーブで、進行形の音楽だと感じます。

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▲MAREWREW登場。北海道各地域の伝承歌(ウポポ)や踊り(リムセ)を披露する、女性4名によるユニット。OKI DUB AINU BANDと共演しました。

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08.7.29.〜8.01 「アイサミット2008」(Repo2)

会場:札幌コンベンションセンター

アイミットとは、インターネット、デジタルカルチャーの世界会議。世界で持ち回りで開催されている。その様子を数回に分けて紹介。

今回は、多数行われたワークショップのうち、札幌のクリエイター紹介サイトの運営を行なっているモスリンケージによる30日に行われた「CULTIVATE WORK SHOP」 の様子を紹介。その内容は市内のデザイン・チーム、ハモニカビルを講師に迎え「お腹」をモチーフに参加者がバッグを制作するというものでした。▼

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▲ワークショップのサインボード。


Is2b ▲会場全景。各テーブルで作業をしていく。モスリンケージが進行、各テーブルをハモニカビルのメンバーが監修しながら進んでいった。他のワークショップに比べて年齢層が若い人たちが集まっていました。

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▲参加者がデザインするための素材。講師ハモニカビルが用意したもの。これらを切り張りして自分の作品を作っていきます。

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▲完成に近いデザイン。「お腹の中」を作っていく、というコンセプトがとてもユニーク。

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▲完成したデザインを会場にあるスキャナーを使ってアイロンプリント用に出力。手作業で転写します。これがなかなか難しい作業のようでした。

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▲完成!したところを撮影させてもらいました。

参加者が熱心にデザイン作業をしていたことが印象的でした。その理由はコンセプトがありきたりではなく、「お腹」をモチーフというデザイン性の高く気の利いたものであり、提供された素材も豊富で自由度が高い。この2点によって参加者を夢中にさせていたと思います。それがバッグになって持って帰れるのも楽しいおみやげになっていましたね。

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