「地味」という言葉が好きだ。「地味可愛い」なんて最高。悶えてしまう。もし畳の部屋で和風の生活なら、考えただけで畳の端から端までゴロゴロ転がってしまうことだろう。端までいったら、またそこから別の端にターンする。人間の永久機関である。昔、小学校の頃、学校図書館で読んでいた「子供の科学」という本にはよく読者投稿による「僕が考えた永久機関」という投稿が乗っていった。当然、編集部のコメントは「これは永久ではありません」というバッサリなものだった。それはあんまりではないか。一見関係なさそうな話をインサートしたけど、「学校図書館で子供の科学を読む」というのも立派な「地味」行為である。自分の価値観の中で、「地味」はキーワードのひとつである。
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大晦日。カフェにでも行こうかと、いつもの感じで外出してもほとんどクローズしている。当たり前か。「ウブスナカフェ」に行って、キャラメルナッツ・パフェを注文する。13時ころ、外は寒いけど日差しは明るい。店内には、女性の一人客とサラリーマンの上司と部下ふうの人がいた。なんとなく雰囲気が寂しい。毎年、大晦日の街で感じることだ。詩と批評の雑誌「ユリイカ」が、ブログの特集を行ったらしい。中は読んでいないのでわからないのだけど、「ブログ」というのが、ネットの中で文化的な意味のある存在だからだろう。なんて、今さら書いても遅いですね(笑)。個人がなんらかの情報を発信していくについて、ブログというフォーマットは大変便利だと思う。無料のサービスも多く、ガイドも多く、ブログそのものが、立ち上げるについて難しいことは少ない、というハードル低さ。更新作業の容易さとカスタマイズの自由度とのバランスの良さ。ブログというと、「日記」というイメージがあるけど、それにとらわれる必要はないと思う。アーティストが作品を発表する場でも良いし、さまざまなニュースの提供の場であっても良い、企画や取材を立てて凝ったコンテンツの場であっても良い。ブログが「立ち上げ、更新作業」という部分をあまり意識せずに、進められるのは本当に良いことだと思う。
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複雑な世の中。そのため、ひとつの問題点に取り組むにも、いろいろな方向から考える必要ある。同じ解決策なら、もっとも効果のあがる方法がベスト。といっても、それはあまり時間がかかりすぎる方法なら、また再検討する必要もある。「効果のある解決策」は大切だけど、「適切なタイミングとスピード」も僕は大切だと思っている。「効果のある解決策」もタイミングを逃すと効果が弱まる。また、予想される効果は多角的で、検討事項も多くても、行動を起すモチベーションはシンプルに考えたい。複雑な世の中に対するシンプルさが大事だと思う。複雑に対して自分も複雑に対処しようとすると、どうもいけない。
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長嶋一茂と反町隆史の演技が良い。ランチ後、どうしようかなと思う。「男たちの大和/YAMATO」を観に行くことにする。WW2もの好きなんです。大丸で前売りを買って、ファクトリーのユナイテッドシネマに向かう。18時45分の上映まで時間があり、フランフランなどを見て時間を潰す。昨年、買った3ヶ月表示の卓上カレンダーが今年も欲しかったのだけど、残念ながら見つからず。去年より、カレンダーの種類が少なくなった気がした。ほどなく劇場に入る。どうしても、過去の作品「連合艦隊」(1981)と比べてしまう。「連合艦隊」は、「上層部の意思決定」や、「ナレーションによる歴史的説明」、「最前線の兵士」、という3つの視点で進行したのに比べて、「男たちの大和/YAMATO」では、メインを思いきって大和に乗った新兵と下士官という「最前線の兵士」だけに絞ったドラマになっている。そのためわかりやすく間口の広い作品になったと思う。反面、その他の観点を欲しかった人には、物足りないかも。どちらがいいというより、「男たちの大和/YAMATO」に興味を持ち、未見ならDVDで「連合艦隊」を観るといいと思う。映画館を出ると雪が降っていた。
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新生銀行札幌店のあるビルの地下。丸井近くのスターバックスとカフェクロワッサンがあるあたり。この地下は昔からレストラン街。しかし、ここ数年は「GIGI」を除いて、クローズをしている寂しい状況だった。「GIGI」は、カフェぽい雰囲気のお店で、雑誌がたくさんあり、料理も洋風のリーズナブルで昔よく行っていました。手書きのメニューが可愛らしい。最近、フロア全体が大リニューアル。華やかなレストラン街になった。ランチに行ってみる。階段を降りてすぐ、右にある日本料理のお店に。夜に入ると普通に高そう。「高級」という感じではなくて、カジュアルな雰囲気もある入りやすいお店だと思った。中は個室メインで、テーブルは堀ごたつ仕様。ランチメニューは1000円前後。松花堂弁当的なものがメイン。メニューの漢字が読めない。オーダー時、「読めない字をなんとなくぼかして発音」作戦で対応したが、バレバレだったと思う。恥ずかしかった(笑)。最初の時点、外のお手洗い用のスリッパで中を歩いていて優しく注意されたという前科もあり、ああ、もうダメな感じ。料理はていねいに作っている感じで、クセもなくおいしかったです。他店舗はそれぞれ、まったく他ジャンルのお店で構成されたレストラン街になってます。一度、覗いてみてはいかがでしょう。
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仕事納め。3つほど予定があったのだけど、ふたつがキャンセル。ドタバタしたくなかったので、残念な反面良かったような気もする。中島公園付近で少々贅沢なごはんを食べる。その後、モダンなんだけど和風な「green tea cafe 茶蔵」でお茶を飲もうかと思ったのだけど、前にいってみるともう閉店。残念。帰宅コースでとりあえず地下鉄に乗って大通へ。時間は21時すぎ。パルコ周辺、行きたいカフェが思いつかない。スターバックスでもいいのだけど、タバコが吸えないし、ドトールは意外と閉店時間が早い。考えてアルタ2階の宮越屋系の「バディ」にした。暗めの店内に入って、窓際に座る。窓から日産が見える。ココアと、あたたかいサンドイッチをオーダー。フードはほとんどない宮越だけど、結構うまい。チーズトーストは、厚切りのトーストにピザ味のようなチーズがのっているだけなんだけど、うまい。あたたかいサンドイッチはトーストでチーズとハムをはさんだものだけど、おいしい。飲みながら、食べながら、「CUT」を読む。スターウォーズ特集。エピソード4・5・6のボックスが欲しくなる。「anan」は収納特集。最近はHな特集はヤメたのかな~と思う。ココアを飲みきったら眠くなってきた。22時すぎ店を出る。
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東急ハンズに行ってみた。1Fにいきなりソファとかテーブルとかが置いてある。なにかと思えば、ユーズド・アメリカ家具の特設。値段はなかなかリーズナブル。そこで目を引いたのはスタディチェア。ええと、アメリカ映画で小さな教室でみんなよく座っているイスですよ。簡単なモノ書きのためのちいさなテーブルがついているのが特徴。昔から欲しかったんですよね。椅子の座るところの下には、バッグなどの荷物を置くカゴがついていてホント、機能的で可愛いらしい。クッションの部分はシンプルすぎず、クッション感があるようなもので6500円は安いなぁ、と思う。問題は置く場所なんだよな。そんなことを考えながら、上の階で本来の目的のものを買って、一旦ハンズを出る。ビームスの下のチロリン村で、スクランブルエッグと焼きタラコを食べながら、買おうかな、と考える。その後、他の用事をすましてハンズに行ってみた。ああ、ありませんでした。売れてしまったのね。結局のところ、買っても自宅に良い置き場所はないと思う。良い家具を買っても良い置き場所がない、というのもなかなかストレスだ。そういう意味では少しホッとした。
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すきやきは好き。宴会の席など、鍋ものが出ることが多いけど、それがスキヤキであることはほどんどない。しゃぶしゃぶは焼肉と違い、あんまり身近にお店に感じることもないので、なかなか食べるチャンスがなかった。「すきやき食べたい!」と思っても、お店が思いつかない。本日機会があり、伏見にあるお店、「鬼はそと福はうち」に行く。スキヤキのお店でありながら、お昼はカレーうどんが名物だそうだ。僕の家庭で食べるしゃぶしゃぶは割り下をたくさん使って、「スキヤキ鍋」という感じ。でも、このお店ではよく話に聞く、割り下は最小限で、ホント、「焼いて食べる」という感じ。肉の質が高いこともあって、うまい。なるほど、これがすきやきか、と感心する。最後のほうで、ザルうどんが出てきたのだけど、これがまた麺がうまい。これは、お昼の「カレーうどん」もおいしいのだろなぁと予感させた。24時少し前に帰宅する。
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PROVO presents banquet of holynight "Villancico"
2005年12月25日(日)@ king xmhu 20:00-
札幌のクリエィティヴな飲食スペース「PROVO」のオーガナイズのクリスマス・イベント。ライブ、DJ,VJアーティストの他に、ライブ・ペイントやパワーストーンのブースがあり、いろいろ楽しめるイベント。クールというより、ハードでもナチュラルな味わいとサウンドが良い雰囲気を作っていた。
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今、キングムーであった25日(日)クリスマスのPROVOがオーガナイズしたイベント「Villancico」より帰ってきた。夕方よりソファでウトウトしておりまして、21時30分ぐらいに起きて、準備をしてススキノへ。歩いているうちに目も覚めてくる。師走なのにススキノが静かに感じたのはそういえば、本日は日曜日。クリスマスといってもお店は休日なのだろう。重要なのはイブでしょう。よくわかりませんが。呼び込みを避けながら、ムーへ。今回は普通に客で入っているのだけど、このブログのSNAPというコンテンツのため、撮影の許可もいただいたので、いろいろ撮る。本イベントは、ライブ、DJ、VJのほかにも、ライブ・ドローイングや、パワーストーンの販売など、他のイベントもなかなか楽しい。DJでガンガンやっているフロアのすぐ近くでライブ・ペインティングがはじまったのは良い感じ。何人かの知人に会い挨拶をする。エビアンを飲みながら、上のフロア、下のフロアを行き来しながら楽しむ。2時間半ぐらい居て、明日も仕事なので失礼する。帰りにセイコマートで、オーザックを買い、自宅でネットに向かいながら食べてます。
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NUMERO DEUX のBLOG、NUMERO DEUX expressはじめてみました。このBLOGに日記やニュース関係のコンテンツをメインサイトのNUMERO DEUX より移行しようかな、と考えております。よろしくおねがいいたします。
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ノボテル札幌(旧ホテルーアーサー)の上階にある和食のお店日本料理「和乃八窓庵」にランチに行く。3500円のコースで、なかなか昼間っから贅沢をしてしまったけどイブの夜は予定ゼロだからいいでしょう。このお店はおいしいと思う。コースで何品目もあると、必ずひとつか、ふたつは、「それほど、たいしたものではない」という料理があるけど、このコースではハズレなく、すべてがおいしかったといえる。デザートが十種類あり、希望ならすべて食べることも可能。僕は3つ選びましたした。帰宅して昼寝。夕食は簡単にすまして、後はウェブログをやっておりました。
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三連休の初日。ふと、カーディガンが欲しくなって駅前に行く。先週ステラのトランスコンチネンツで良さそうなものがあったのを思い出す。2つ試着をして、少々迷って、シンプルなほうを買う。試着中、「たくさん着てますね」と女性の店員さんにいわれて、少し恥ずかしい。「寒がりなんです」と答える。こういう時気の利いたレスをしてみたい。その後、紀伊国屋書店に行って、「岡本一宣の東京デザイン」を買う。判型はそれほどでないが、厚さが電話帳なみの本。それだけ内容は充実。思い存分、岡本氏の仕事が楽しめる。ファンです。基本的なアイディアと日本語フォントの取り扱いが本当に素晴らしく、一見シンプルなんだけど、実に考え抜いて制作されているのがわかる。良いデザインは、いくら眺めていても飽きない。アートディレクターの意図をいろいろ想像してみるのが楽しい。自分が作ったもの、こういうふうにいろいろデザインについて考えてもらえれば最高だな、と思う。
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12月22日(木)
2〜3日前よりポストカードを作っている。ディレクションだけではなくて、オペレーションから入稿まで。自分用なので自分でラフを切って、イラストレーターを立ち上げて操作。デザイナーという仕事は大変だな作業をしながら、と思う。ふだん僕はMTGなどで「デザインは意味性とディテイール」と大変偉そうなことをいっている訳ですが、自分がやると大変さと自分の未熟さ具合を感じる。入稿後もドキドキで、印刷会社より「入稿データーに問題はありませんでした」という連絡をもらってホッとする。角マル加工のあがりが楽しみ。
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夕方、東急ハンズの2階へ。このフロアでは、近ごろコーヒーの豆屋さんが、煎りたての豆を売ってるるので、時々買っている。自宅は、もう1年ぐらい前だろうか、コーヒーメーカーが壊れて以来、自分でお湯をペーパードリップをいれている。僕は一度に何杯も飲まないので、この原始的な方法でもいいのだけど、味的な部分が、どうもいまひとつな感じがしている。それによく途中で忘れてしまって冷めたコーヒーを飲むことになる…そんなことを考えていると、クリスマス・ギフトのためか、ふだんより売り場のコーヒーメーカーの種類が増えている。その中に、以前から欲しいなぁ、と思った「deviceSTYLE」のメーカーがあり「クリスマス自分用」で買うことに。レジでは当然、「贈りものですか?」と聞かれる。「自宅用です」と答える。この敗北感。1万円を切るリーズナブルなモデルで、ポッドではなく、落としてたらそのまま飲める保温性のある大きな金属製のカップに落ちるしくみ。落とし終わると自動的に電源が落ちるのも僕的に凄く好き。自宅で早速いれてみて飲んでみると、同じペーパードリップでも、味が違う。うまい。やはりお湯の落ち方によって味が変るのでしょうね。パーマネントフィルターというのが付属していて、これは洗えば何回でも使えるフィルター。紅茶にも対応しているそうだ。ああ、これで結婚式の引き出物でいただいた紅茶も楽しめて嬉しい。
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19時30分にRIVAで待ち合わせ。知人が作っているフリーペーパーの協力のお話。お店に行く前、時間があったので、ピヴォで習慣のようにエレベーターで一気に8階まであがり、左に方向に進んで試聴コーナーをチェック。ほぼ自動化された流れ(笑)。ジャズ・オルガンものの新譜に良い感じのがあって、少し迷って、やめることにする。DVDコーナーに行きゴダールのところだけ見る。エスカレーターで下がって7階へ。それほど見る気もなかったので、日本のクラブもののコーナーだけチェックする。さらに下がって、PIVOブックセンターで、PENやリラックスのバックナンバーコーナーを見る。その他、主要カルチャー系雑誌のBNが地味に充実している。僕は実際のところ、今こういう雑誌はほとんど見ない。好きなんだけど、どうもそこから無意識に影響されるのが、なんとなく嫌なのだ。カルチャー雑誌はリアルタイムのものを見るより、古本屋で昔のものを読んでほうが、ためになることが多い。ソニープラザで卓上カレンダーでも見ようかな、エスカレーターで下がってみると、今日、会う知人と遭遇。もうひとりいるのだけど、とりあえずRIVAにいきましょうか、ということになり、ふたりでPIVOからRIVAへ。エレベーターを乗ると途中の階の風月の匂いがする。奥の4人席に座り、アイスティーを頼んで、「インテル・マック」の話などをする。ほどなくもうひとりが来て、そのまま3人で雑談。本題については前日にメールしていてほぼそれでカヴァーできるみたいだ。22時すぎ店を出る。別れ際にトヨタのオーディオ・プレイヤーの話をする。
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お昼ごはんは円山にあるカフェ「日々是好日」に行くことにする。11時30分ころ、地下鉄円山公園駅に着いて、そこから徒歩。ドニチカ切符を買えば良かったかな、と思う。そこから、外に出て5〜6分歩く。このカフェは、外見の感じとかも好き。窓が多いので夜に外から撮影したら凄く映える気がする。店内は木目調の落ち着いたオシャレな感じ。4人席の片方がソファのような椅子で座り心地が良い。このお店の食事のメインはスープカレー。最近、さほどスープカレーには興味のなさそうな知人がおいしかったといっていたので、オーダーしてみることに。メニューはいくつかあるけど、一番普通なチキンをオーダーする。それと、紅茶も。
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「SOSOCAFE」で行っているこのイベントも今年は最後の回となった。特にテーマのないクリエイティヴに興味のある方々の交流会。こういう拘束感のない雰囲気も良いと思う。意味の少ないところに大きな意味を持っているような感じがする。来る人が少なくても気にする必要がなく、逆に少数だから可能なコミニュケーションもあるのではないか。21時でお店のクローズだったので、その後はお約束の隣の「養老の滝」へ。今回は「編集会議」で行っている、エディター、ライター講座を受講していた方が来ていて、いろいろお話をさせてもらう。そういったスクールって結構興味がある。エディター講座とか受けてみたいな〜と時々考える。編集とはなにか?とゼロから教えるのはなかなか難しい。僕は体系的に学んだ訳でもなく、雑誌編集の現場から、その流れを見て身に付けたという感じだ。そこに自分のアイディアと、失敗から身につけた反省(笑)なので、自分の方法論に自信がある訳ではない。だから、聞かれると間違ったことを教えるのではないかなとドキドキする。なにか手ごろな編集についての書籍があればいいのだけど。帰りの精算時に思うのは本当に養老の滝は安いということ。
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月に一度金曜日の西区のコミニュティFMの出演日。生録で23時より。22時30分ころパーソナリティに車に迎えに来てもらって局に向かう。本日は今年最後の出演。といっても、特別なことをする訳でもなく、いつもどおり出演少し前にパーソナリティと打ち合わせたことをテーマについて楽しく話すだけ。ほぼ同世代なので、共通の話題も多く話もしやすい。出演が終わると、タバコで一服一休み。雑談をする。その時に局の忘年会のお知らせをいただく。そういうお誘いの思い出が3回はあるから、もう3年も関係しているのかな、と思う。3年という時間は長いようにも思えるし、短いような気がする。自分の生活全般について、ある局面ではいろいろなこともあったし、ある面では変化はなかった。時間についても人は主観的であり得るのだろうか。たしかに、「まだ1日ある」と「もう1日しかない」という両方の時がある。極めて数字的な時間の世界も平等で絶対的なものではなく、個人の主観力で差がつくものなのだろうか。帰り、近所のセイコーマートまで送ってもらう。
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「金魚楼」で飲み会。実はこのお店行くのは初めて。行ったことがある、という知人はたくさんいるけど。僕を誘えよ(笑)。エントランスが凝っていて、個室中心に店内が構成されている。個室というのはなかなか良いと思う。すぐむかいにいかにもコンパという感じの集まりがあった。男女が完全に分かれて向かい合わせに座っている。その図だけで、コンパに無縁な僕には結構インパクトのある構図。まだ、スタート前なのか、全体的にみんな黙っていて、それを観て僕は緊張。関係ないのに(笑)。アルコールが入って場がほぐれてくるまで、ぎこちない会話が続くのだろうか。それとも乾杯するとみんなコンパ特有のノリにすぐにノリノリになるのだろうか。残念ながら、それを見届けることはできなかったが、コミニュケーション理論というものを考えた、というのは嘘(笑)。
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知人の車でカフェめぐり。1件目は中央区役所に近くに最近オープンした「ドミンゴ」というカフェ。もともと函館でお店をやっていた人が夫婦ではじめたお店だということ。内装はシックでモダンな感じかな。店主と少し話をするとそのうちモーニング・サービスをやりたいとのこと。こういったカフェでモーニングをやるお店は大変珍しいのでやって欲しい気がする。僕は土日しか行けない思うけど。タコライスを食べる。僕はタコライスは好きだ。ロコモコも好き。その後もうひとつ目当てのカフェは残念ながらオフ。その代りに「ミクロコスモ」のカフェに行ってみたけど、ここもオフ。では、という感じで「アフタートーク」へ。サロンはいつのまにか顧客専用になっていて、入るとカルテをお願いされる。このカルテは、好きな映画とか音楽とかの質問が結構難しい(笑)。ココアを飲む。
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円山のカフェ、「デスティル」でイベントの打ち合わせ2回目。前回はアウトラインだったので、今回から細分にも話がおよぶ。イベントというには、なかなか大変な部分もあるし、細部を気に出したらキリがない。そのあたりはフリーペーパー作りと似てはいる。最大の違いはもう二度とないある日時の出来事という「生もの」であること。この「生もの」(=ライブ)感こそ、イベントの最大のおもしろさであり、難しさだと思う。僕も過去にいくつかイベントの企画を行なっている。やった後はいつも反省点が山積みだ。一番後悔するのは、「時間不足でできなかった」こと。これが一番反省しなければならない。時間さえあればできたということは、それで良くなるならやるべきなのである。逆に「時間があってもできないこと」はあんまり考えないことにしている。
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東急ハンズに来年の手帳を買いに行く。手帳は手放さない体質。記憶にほとんど自信がなく、いや、ほとんど人生全体に自信がなく、といって対外的には自信無い感じを出す訳もいかず、時にはハッタリも。生きている実感も希薄な自分は手帳に書いているスケジュールやアクションリストを見て、「やらなきゃ」と思う。僕はどうも自分の意思でやっていることも実感がない。たとえば「マグネット」は完全に自分の仕切りで発行しているけど、なぜかそういう気はなく。誰かのオーダーを受けて、やっているような気がする。それは見えざる読者のために、といったシャレたものではなくて、おっかない上司がいて「よく考えてサッサとやりたまえ」と言われて、「は、はい」と冷や汗かいて作っているような感覚。これは一種の歪んだ自主性の欠如だろうか。まぁ、あんまり考えるのはやめよう。話を戻そう。手帳選びね。システム手帳は、買ったらこんどリフィルの構成を考えるのは面倒だし、結局自分の仕事のスタイルだと、ある一定以上の情報になると、HDの中や、サーバーにファイルを置くので、手帳はシンプルでいい。綴手帳で十分なようだ。結局、今年はクオデバイスのスクエアの形のものにする。決め手はスクエアの感じかな。それだけかも。あと、色は本に「ヤル気が出る色」とあったので赤にした(笑)。
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昨日、結構出歩いたので仕事がたまり5時くらいに起きて19時くらいまでずーっとワークタイム。さすがに、夜になるとお腹もすくし、外に少しは出たくなった。マグネットでも取材したONJOの大友良英の「OUT TO LUNCH」を買いに行くことにする。狸小路を歩いていって、レーベルから直接取り扱っている「weird-meddle record」へ。棚をサラリと見るとONJOの作品はすぐみつかった。ついでに、もう1枚ぐらい買おうと思って海外盤の棚を見る。今日は、気分でジャケ買い。女性のひとり弾きっぽいジュディ・シルというアーティストのファーストを買う。僕はシンガー/ソングライター系の「ギター1本で勝負!」というスタイルもメロディのセンスが合えば好き。デビッド・シルヴィアンは、凝った楽曲を作るけどシングルB面曲のギター一本の曲が凄く良かったり、ポール・ウェラーも海外のファンジンに付録でついていたギター一本のデモ・トラックのラフさ加減が、完成ヴァージョンより良かったりする。
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4時ぐらいに起きてお昼まで机にむかう。13時ころ、生徒に配布してもらうマグネットを納品に造形に行く。そして地下鉄でロフトに買物へ。15時ころ一旦自宅に帰って一休み。17時にファブで、来年予定しているイベントの打ち合わせ。そのままのメンツで、シンクガーデンの新オフィスの入っている場所のオープニングパーティに行く。カムカムのとなりのあたりで立地も良い感じ。となりのクリーニング屋に良く行ってます(笑)。ふたつのフロアに分かれており、下のフロアはカフェ&フリースペースで、イベントも予定されているとのこと。たくさんのお客さんで賑わっていた。1時間ぐらいいて、後にする。その後、閉店直前の4プラの「華/アグラ」でオーナーと少々お話。そして、「飯でも食べていきませんか」ということになり、近いしパルコ上(シェリフ?)にしょうかな、と思いながらやめて「アースフォールカフェ」にしようと歩いていって、ドタン場で「シナーカフェ」にする。この流れにあんまり意味はありません(笑)。ひさびさにシナーのごはんものが食べたくなったのであります。お店でエッグライスと紅茶を頼む。シナーから「アフタートーク」まで歩くと何分ぐらいかな、といつも考える。
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西18丁目駅から少し歩いたところにある「くう」というお店でテルミンのコンサートがあり、行ってみた。本格的なテルミン・コンサートであり、ギターやピアノも加わっている。この楽器、コーネリアスとか使っていたから「オシャレ楽器」として、そういった若者がたくさんくるのかな、と思ったら、年齢層は高く30代僕でも普通な感じ。みんなテルミンのファン歴10年とか、そういった人たちなのかなぁ、と思う。女性のテルミン奏者で、2〜3曲ごとに、テルミンについての説明のMCが入る。そこで、いろいろ知識も得ることができた。品がありながら、気取らない親しみやすいお話をする方で楽しい。テルミンが音階を表現できて、きちんとメロディーを奏でることができるのを、恥ずかしながら知らなかった。効果音的な使い方しかできないと思っておりました。曲目はオリジナルより、クラシックの曲が多く、エリック・サティの曲なども。2部のトップは「ミッションイッポッシブル」のテーマでスタート。こういうサービスにちよっとびっくり。ステージ近くの床面にテープは貼ってあって、「すいませんが、演奏中このテープを越えると演奏に影響が出るのでご遠慮ください」とアナウス。テルミンらしい注意事項。22時すぎにコンサート終了。その後、
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アルタ2Fの宮越系のお店「バディ」で、知人が始めたウェブマガジンの取材を受ける。このお店は、アルタというテナントにありながら、落ち着いた感じの夜を感じさせるお店。たしか24時ぐらいまでやっている。パルコ周辺で夜までやってる(&喫煙可能)なカフェ。僕も好きなお店。オリジナルメニューの中では、「フローズンラテ」という、デザートのようなお茶のようなメニューが好き。インタビュアーは主宰者である知人自身で、雑談のような感じで楽に話をさせてもらった。ICレコーダーをまわしていて、彼は2時間はまわすという。「2時間も録ると、後で起すの大変じゃない?」といってしまう。「それぐらいしないとおもしろい話は聞けませんから」。なるほど。それはまったく正しい。少々反省。取材後ふたりで帰り道、パルコ前の派手なイルミネーションを通るとドリカムが流れていた。「ドリカム嫌いじゃないけど、こういう状態で聴くのは腹が立ちますね」という発言に笑う。それはそうだな。大学のころだったかな「決戦は金曜日」とか流行ったのは。その頃もフリーペーパー作ってたなぁ。
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「オリゾンテ」にピザを食べに行く。二人でピザ3枚食べれるかな、と思ったが、止めが入って3枚目のオーダーをヤメる。適切なアシストであった。無理だったと思います。たしかに、宅配ピザ1枚(M)だって、残して翌朝食べたりしてるのに、2人だからといって3枚食べれる訳がない。なぜ、そんな簡単な計算ができないのか。小学生の時に通った公文式も、今のところ効果なしである。要するに僕はピザが好きなのである。ペリエをボトルでオーダーして、「クーラーをお使いになりますか?」と聞かれて、「は、はい」とあまり意味なく返事をする。すると、ワイン・クーラーに、ペリエが置いて出てくる。クーラーって、ゴージャスな雰囲気だなぁ、と思う。僕はアルコールを飲まないので、そういうのにドキドキするのです。ところで、「オリゾンテ」ができる前、このビルの1Fには何があったかが思い出せない。ピザの後、「RIVA」でカフェオレを飲む。
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結論なんて、みんなわかっているんだ。それをただそのまま何百回、何千回、誰かに言っても、書いても冷笑しか生まれない。結論のワンフレーズに説得力を持たせるのが「表現」だと僕は思っている。シアターキノにゴダールの新作「アワーミュージック」を観に行く。入場まで映画チラシのあるコーナーなどを観て時間を潰す。カウンター付近に、パンフやその他、グッズかあるのが見えた。「アワーミュージック」は、非常に明瞭な作品で観やすい。世界中で起きる戦争・テロの惨事。それに対して、劇中の主演女優のセリフにもある「人間として、話をしたい」このたった一言(ワンフレーズ)に説得力をもたせるために、ゴダールはこの作品を撮ったのである。その映像があるから、僕はそのワン・フレーズに感動できた。上映後、パンフレットを買う。良い作品を観た後のレイトショーからの帰り道は、気持ちが良い。
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ART MEETS
北海道新聞の主催のアートイベント「ART MEETS」。午後より西武ロフトの赤レンガホールで行われた。会場はデパートの中にある傾斜座席のイベントホール。そのため入口の外がすぐに普通の売場なのが、なんとなく新鮮。出演はバッファロー、OKIにVJがCAD.石田、スケルツォ、後で、[SNAP]にレポをアップしたい。
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夕方、マグネットの配布についての打ち合わせをファブカフェで行う。18時すぎにはパタパタと終わる。週末の夜だが特に予定もなく、ファブで支払いをしながら、夕食をどうしょうか、と考える。週末に特に予定がない、というのも結構好き。こういう時こそ、買っておいた本やDVDをコーヒーでも飲みながらひとり楽しむ。ワクワクもする。そう決めたら、さっさと自宅に帰る。夕食は宅配ピザ。その後はコーヒーを用意して読書。バラードの「ハイライズ」と、「ノンデザイナーズ ハンドブック」を読む。そして、寝てしまう。
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